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2016年11月21日 (月)

降月~月降り姫のお話~【しろみそ企画】161120

2016年11月20日 芸術創造館 (120分)

よかったなあ。
分かりやすく流れるように展開する素敵な話に虜になる。
衣装も凝っていて見栄えするし、けっこう殺陣とかも豊富で動き回って興奮するし、軽い小ボケや憎めない可愛らしい面白キャラもいて楽しいし、女王とか王妃とか姫とか綺麗で目の保養になるし、渋い漢を魅せたり、純粋な男を魅せたり、男のかっこよさも堪能できるし。親子愛、特に母の愛をベースに、家族や友達、仲間たちとの想いで繋がる絆を描いて、感動するし。
あと、何かあるかな。
そう、何といっても主役の枷の、役の設定上、表情で心情表現を全てする技。心締めつけられるような切なさから、心が温かくポカポカするような喜びまで。完全に魅入ってしまう素敵なお姿でした。
ここはもう、私の中では、魅せて楽しませるエンタメ舞台の最高峰まで到達したな。
素晴らしかったです。

ある新月の夜。
オオツマ國を治める国王、ことぬしと王妃、ちとせの間に娘が産まれる。しかし、その子は喋ることが出来ない忌子であった。
オオツマ國では、体が不自由で産まれた子を祀り巫女とする風習がある。
祀り巫女は、その特別な力から、通常、綺麗な服を着て、国王たちと共に住み、大切に扱われる。しかし、その子は枷と名付けられて、囚人たちと共に牢屋で過ごす。国王の子供が忌子であるというその秘密を隠し、新しく迎えた養女である神楽に近づけないように。
枷は囚人たちに喋られないことから疎まれる。そして、自分にしか見えない謀りという男を生み出し、話し相手として、日々を過ごす。
隣国、ビゼ國では、民からの信望が熱い女帝、絃が國を治める。
心優しく誠実な皇子、繭夜はまだ若い。そのため、絃は言霊を使い、刻印を打たれた奴隷を思いのままに操る力を持つ言霊師、桃源郷を側近としている。
桃源郷は、國のため、オオツマ國に度々、攻め入り、支配しようと考えている。奴隷を人と思わない横暴さで、戦地に送り込む。その中でも刹那は腕が立ち、従順で桃源郷にとっては優れた奴隷。逆らえば、家族に災いが及ぶことを恐れて、刹那も桃源郷のために全力を尽くす。傀儡は貧しさから家族を失い、天涯孤独の身。故郷を出て、ここで奴隷になった。しかし、桃源郷のあまりにも横暴な考えに嫌気がさして、この國を出て行こうと考えているが、刻印がある限り、桃源郷から逃れることは出来ない。
桃源郷の横暴を絃は認めている。その優しき姿は偽り。自分は繭夜や民から信頼される優しき女帝。汚れたことは全て、桃源郷が引き受けるという形で國を統べる。
しかし、桃源郷の策略は上手く進まない。
一つは腕の立つ、オオツマ國一番の剣の使い手、皀莢の存在。そして、もう一つはオオツマ國の祀り巫女の存在。戦いの最中、祀り巫女の舞う姿は美しく、戦士たちに風のように勇気を吹き込むらしい。
とりわけ、枷の舞は強大な力を発揮し、桃源郷は何度も撤退を余儀なくされている。

そんな枷の美しい舞に魅せられた灼崇。谷底の集落から逃げ出して、彷徨う中、ある洞窟で一人の女性に出会う。イシスという月詠み。
オオツマ國では、満月に盛大な月織りの宴をひらく。その際に、月の女王の力により災いが起こらないように生贄を差し出す。代々、生贄は祀り巫女から選ばれる。イシスはその月の信託を聞き、生贄を選ぶ仕事をしている。
谷底の集落で、洪水から集落を守るために水神に差し出される生贄を逃した罪で追われていた灼崇は、そんなイシスに興味を惹かれ、弟子となった。
宴の日が近づく。灼崇は、枷が選ばれるのではないかと心配する。イシスに、本当に生贄は必要なのか。月になんて生贄は行っておらず、巨大なナマズに食べられれしまっているだけなのではないかと、こんな風習の是非を問う。イシスは何も答えない。

灼崇が恐れていたとおり、枷が生贄に選ばれる。
ことぬし、ちとせは悲しみの表情を浮かべる。神楽はなぜ、両親が枷のことばかり気にするのか理解できず、嫉妬の心を露わにする。
また、同じ祀り巫女であり、耳が聞こえず、人の口の動きで言葉を読み取る椛は、枷がなぜ、他の祀り巫女と違って牢屋で過ごしているのか疑問を抱き、また、枷の強大な力に嫉妬している。枷が生贄になることで、自分が筆頭の祀り巫女となる複雑な心境。
枷は月織りの入り江に手枷の鎖で捕えられる。満月に満潮を迎え、生贄が月へと送られると信じられている。
灼崇は枷を助け出そうとする。イシスに見つかり、咎められるが、彼女は斧をわざと落とす。灼崇はその斧で鎖を斬る。枷は手枷をしたまま、灼崇と共に逃げる。
枷が逃げた。その知らせを受けて、ことぬしとちとせはすぐに探し出すように指示を出すが、その表情には安堵と喜びが浮かんでいる。神楽はその表情にさらに枷への嫉妬、両親への不信を高める。

ビゼ國では侵略の計画が桃源郷の手によって進められていた。
造船所を造るために一つの村を襲撃。そこは傀儡の生まれ故郷だった。
傀儡は我慢できず、國を飛び出す。桃源郷は刹那に追いかけて始末するように指令。
そんな桃源郷の数々の横暴に繭夜は反発するが、絃は何も言わない。
灼崇と枷はイシスと出会った洞窟にたどり着く。そこに、月の光によって、道を導き出してくれる道具がある。それで、森を抜けて、國を出ようと考えている。
その洞窟に一人の女性が現れる。佳月。枷を迎えにやって来たら、約束の場所にいない。急いで後を追ってきたらしい。どうやら、月へ送る生贄の話は本当だったようだ。
月には朧月夜という女王がいる。月の女王の子供は人間が新月に忌子として産む。そして、満月に月に帰るらしい。こうしている今も、月の女王は枷の帰りを待っている。遅れでもしたら、どれだけのお叱りを受けることか。きっと自分よりも優秀でお気に入りの幻月と話しながら、自分のミスにお怒りなことだろう。佳月は急いで、枷を連れて行きたいところだが、今、オオツマ國に戻れば枷は処刑されてしまう。仕方なく、一緒に逃げることに。
森を彷徨う中、刹那に追われる傀儡と出会う。枷は舞い始め、刹那を退けて傀儡を助ける。
傀儡は刹那に一緒に逃げようと言うが、刹那には家族がいる。家族を守るためには桃源郷に仕えるしかない。生きろと傀儡に言葉を残して、去って行く。

灼崇たちは、自分の故郷の谷底の集落までたどり着く。
ふと、オオツマ國の方に目を向けると、火があがっている。
ビゼ國の襲撃を受けているようだ。
灼崇たちは、ほっておけず、急いでオオツマ國へと戻ることに。
オオツマ國では、ことぬし、ちとせ、神楽、椛と皆、牢屋に捕えられる。ことぬしとちとせは思う。牢屋の小窓から見える月。枷もいつもそんな月を見ていたのだろう。こんなことになったが、枷が生きていてくれるなら、それ以上の喜びは無いと。
繭夜はこれは侵略だと桃源郷に激しく反発。しかし、繭夜も牢屋に入れられてしまう。
絃も何も言わない。
非礼を詫びる繭夜。女王の絃は決して悪い人では無い。そんな繭夜の言葉に、神楽は、我が子を牢屋に入れるような人が國を治められるのかと責める。その言葉は、ことぬしとちとせにも響く。
灼崇たちは、皀莢と出会う。ビゼ國に奇襲を仕掛けるため。でも、そんな策略は全て桃源郷に読まれていた。傀儡の刻印が、場所を教えてくれるみたいだ。
自分を置いていけと言う傀儡に、皆は答える。仲間は置いていけない。
抵抗むなしく、刹那率いる追手に皆は捕まる。

処刑。
傀儡、皀莢、枷、灼崇、佳月。
剣が振り降ろされようとする。叫び声が聞こえる。ことぬしとちとせの。枷はそれが自分の親であることを悟る。振り向け。自分の心の中の謀りが語り掛けてくる。でも、枷は振り向くことは出来なかった。
処刑に扮していたイシス。皆を助け、大乱闘に。
灼崇が斬られるのをかばって、枷が斬られる。意識が薄れる中、灼崇の枷への想いを聞く。イシスは皆に言う。傷ついた枷を入り江まで運ぶ。満月。今なら月へ送り返してあげられる。
傀儡が皆の盾となり、追手を阻む。
枷は生死の狭間の中で、謀りとお別れする。この世界で自分が寂しさから生み出した幻影。月へ帰れば、もういなくなる。それに、灼崇が自分を想ってくれていたことを知った。一人じゃなかった。この世界の日々も楽しかった。
イシスは枷を月へと送る。ただ、灼崇、皀莢、椛も一緒に紛れ込んでしまう。

月の女王はお怒りだ。
大切な我が子、枷を人間は殺したのだから。
月の女王は枷に命を吹き込み、生き返らせる。
灼崇は喜び、枷の手を握る。その時、初めて枷の声を聞く。
まあ、遅れはしたが、無事に戻って来た。これで全てを不問にする。
ここは月の国。枷はここでこれから、母と一緒に暮らす。
月の女王はそう言って、灼崇たちを元の世界に送り返す。

枷はやり残したことがある。
両親に、そして灼崇に会って、自分の気持ちを伝えたい。
しかし、月の女王はそれを許さない。
月で過ごし始めれば、元の世界での記憶は消える。どうせ消えてしまう記憶のために、戻る必要は無い。それに、枷の本当の母は私なのだと。
そう言って、月の女王は枷の記憶を全て消してしまおうとする。
佳月は、枷を連れて逃げ、元の世界に連れて行く。
月の女王は激怒し、世界を滅ぼそうとする。そして、幻月に追って、連れ戻すように指令。

枷は元の世界に戻って来た。お別れしたはずの謀りもそこにいた。
元の世界では、月の女王の怒りにより、至る所で轟音が響いて、破壊されていく。
幻月は桃源郷に、枷を捕まえるように指令。その代わり、褒美として、この国を平穏に保つという約束をする。
枷は追われる中、誘導されるように皆の下へとたどり着く。
月の女王が現れ、枷を連れ戻そうとする。
ことぬしとちとせがやって来る。枷を見て、ちとせは叫ぶ。私が産んだ大切な子。あなたのことを愛している想いを枷に必死に伝える。
イシスが、月の女王に語り掛ける。イシスもまた、月の女王の子供。今は、まだ、この世界でやるべきことがあると、月には帰っていない。だからと言って、母のことを忘れはしない。私はあなたの子供であり、あなたは私の母です。だから、安心して欲しいと。その言葉に枷もうなづく。
月の女王は、入り江で待つと言い残して、立ち去る。

枷とことぬし、ちとせは抱き合い、再会を喜ぶ。切り離すことなど、忘れることなど決して出来ない親子の情。神楽はその姿を見て、自分も本当の親の情を受けたいと思う。でも、今、この親から受けている愛情も本物。私はそれを受け止めたい。神楽は枷と両親の輪の中に入り、家族となる。
絃も自分の想いを繭夜に告げる。國を守るという使命の中、過ちを犯した。でも、あなたへの愛は決して捨てていない。
刹那は家族を守り、友として傀儡も守ろうとした。その想いを傀儡も受け止めている。
何よりも強い人と人の絆。それは言霊で操られた、たやすく切れる糸とは違う。
枷は月に戻る。
灼崇に想いを告げたい。でも、この世界では喋ることが出来ない。
必死に声を出そうとする。椛がその口の動きを読み取り、声にする。
この世界では、足りないもの、欠けたものを、ただ忌みたりしない。互いに補い合い、そこから通じ合い、繋がった絆を生み出す。
今、枷もそんな絆をみんなと一緒に生み出している。
一人じゃない。だから、本当に、今度こそ本当に謀りとお別れ。
感謝とお別れ、そして、灼崇への愛を告げて、枷は月へと旅立つ。
忘れない。いつまでも。灼崇は枷に想いを伝える。

月から、見降ろすと、どこかの世界が見える。
どんな世界なのだろうか。こんな素敵な月の世界で幸せに楽しく過ごしているから想像も出来ない。
枷はふと、自分の右手の手枷を見る。
あの世界に行ってみたいなあ。
そんな気持ちが心の中から溢れてくる・・・

枷をはじめ、繭夜、傀儡、神楽、椛、朧月夜なんかは、想われていない不安のようなものを抱えているみたい。孤独に囚われてしまっているような。
立場や住む世界が違っても、やはり人はそんな風に人を自然に求めて、繋がり合いたいと思うみたいです。
そんな不安を、枷は自分が生み出した謀りで、繭夜は國を守る正義と乱す桃源郷への反発や母への不満で、傀儡はどうしようもない奴隷である生まれや今仕える桃源郷への不満で、神楽は両親への不満と枷への妬みで、椛は自分の力の限界と枷への敵対で、朧月夜は月では無い世界の愚かさに対する怒りで、昇華させようとしているかのように見える。
でも、それは逃げだったり、責任転嫁のようなものだったり、後ろ向きな考え。それでは、自分の中で孤独に苛まれたままで、打ち勝てない。
枷には想ってくれる灼崇をはじめ、両親や周囲の人がいた。繭夜への愛を絃は忘れているわけでは無かった。傀儡には家族と同じくらいに自分を想ってくれる友がいた。神楽は両親に決して愛されていないわけでは無かった。椛はただ何かが欠けている人では無く、人に手を差し伸べてあげることが出来る力を持っていた。朧月夜には、母を想うたくさんの子がいた。
上記した役以外でも、結局はそんな孤独に苛まれ苦しんでいる人たちがいるみたいです。絃も國を守る使命を果たさなければいけない孤独から桃源郷に傾いたのでしょうし、ことぬしだって、悔いを抱えながらも國を守ることに全力を尽くした。
そんな絃やことぬしにも、想ってくれる皇子や部下がたくさんいたはずです。他のキャラもみんな。
一人じゃない。ふと見渡せば、差し伸べられている手があるし、自分自身もそんな人に差し伸べる手を持っている。だったら、その手を握り合い、繋がり合えばいい。自分を苦しめていることが、それで消えてしまうはず。そんなことに気付くことが出来るまでの姿を描いているような作品のように感じます。

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コメント

SAISEI 様

まずは第一弾(笑)

HEPではどうも(笑) あの時しろみそ企画行かれるか聞いたでしょう?(笑) 是非観ていただきたかったんですよ(笑) 行かれると聞いて「良かったですよ」と言いたかったんですがSAISEIさんに先入観を植えつけてはいけないので我慢しました(笑)

良かったでしょう?(笑) 個人的には『秋の夜長の星降る美空』の方が話としての完成度は高いと思いますが今回の方が泣けたかな。。泣けるポイントが多くて。。結局我慢しきりましたが(笑)

「伸びましょうのコーナー」は無い方が良いですって(笑) 『秋の夜長の星降る美空』はそのせいで評価が下がったんですから(笑) 私の中では(笑) でもその後の公演ではされてないはずですよ。なぜ今さら?(笑)

話もいくつかツボがあって。第二弾に続く(笑)

投稿: KAISEI | 2016年11月22日 (火) 03時33分

ご来場頂きまして有難う御座いました!
久々にファンタジー物の物語をさせていただきました。
まだまだ沢山改善点がありましたが、作演出的には一つの形として満足の行く公演になりました。
ブログ記事、有難う御座います。
これからも精進して行きますので機会あれば宜しくお願い致します。

投稿: なかしまひろき | 2016年11月22日 (火) 11時39分

KAISEIさん■
有難う御座います。
伸びましょうのコーナーについては共存出来る形を模索中であります。
いつか、入るべくして入れ込みたい所です。
そしてそして、次の機会があればどうかお声かけ下さい(汗)
出力した美空の台本、持ち込んでおりますので(汗)

投稿: なかしま | 2016年11月22日 (火) 11時42分

>なかしまひろきさん


コメントありがとうございます。

いつものようにボリュームはあり、同じくらいに詰め込んでいらっしゃるのでしょうが、今回は、話のスムーズな展開、登場人物の相関の分かりやすさなどなどで、非常に集中して惹き込まれながら観ることが出来たように感じます。
まあ、一言で素晴らしかったということでいいかな。
来年11月のこのファンタジー系公演も期待していますが、まずは、6月にコメディーで笑わせていただくつもりですので(゚ー゚)

また、お会いしましょう。

投稿: SAISEI | 2016年11月22日 (火) 17時26分

SAISEI様

第二弾。
しろみそ企画は『秋の夜長の星降る美空』で初観劇。これがかなり好みの作品だったんですよね。2014年My Best10には入っているはず。前の日まで他公演とどちらを行くか悩んで選んだ作品だったとを覚えています。

しろみそ企画の良いところ。毎回ファイルに挟み込みチラシを入れてくださっているんですよね。まずこれが嬉しい。またアンケートだけ別にしてバインダーに挟んであるなど細かな気遣いも嬉しい劇団です。そして内容の割に観劇料金が2,000円と安い。その割に舞台美術が凝っていて豪華。

私はその後、『五月雨墓場(さみだれはかば)』→『雪降り姫~雪見堂大合戦。境内は戦場だ~』→『ベリーショート』→『降月-月降り姫のお話-』と観てきていますね。ただ『秋の夜長の星降る美空』が良かったせいかその後の作品はイマイチ。もちろん価格分は観せていただいているんですが盛り込みすぎなのかなあ,と思うことも多かったような気がします。最初が良かったのでハードルも上がっているのでしょうが(笑)

そして今回久しぶりに良かった、と感じました。ただ前コメントに『秋の夜長の星降る美空』の方が完成度は高く感じた、と書きましたが今回も少し盛り込んだ感はありました。ただあまり気にならなかっただけで。そして若干粗いと感じた部分もあったかと思います。とは言えそれらが気にならないくらいうまくストーリーができていたしキャストの皆さんもハマっていたんだと思います。殺陣は若干狭かったんじゃないかな? 出だしそう感じた部分もあって。ABCホールの舞台くらいが広さ的には良かったのかもしれません。

昔障碍者を神として祀った、みたいな民俗学かなぁ、を読んだことがあって。なかしまさんがどの程度意識されていたのかわかりませんがその辺もよくできているなぁ、とか。忌子なんかも歴史好き、昔話好きとしてはツボにはまりましたね。

●役者さんについて 第一弾 顔と名前が一致しているて良く拝見する方から

あかさかさくらさん…しろみそ企画の過去公演の中で一番好きな役だったかもしれません。まず可愛かった。そして面白かった。脚本家の思惑通りに動ける方なんですかねぇ。

中山明菜さん…まぁ、普通に上手い方ですよね。顔も綺麗な方だし。

なかしまひろきさん…男性にしては声が高いんですよね。なのに深い声質。めちゃめちゃ聞こえやすくて。台詞回しが少し素人くさいのですが切羽詰ってる役の時にその高くて深い声質が合うんですよね。

伊与田千世美(劇団Pinocchio)さん…しろみそ企画でのお姿が一番良いかな。。自劇団の公演もがんばっていただきたいです(笑)

岡田由紀さん…初殺陣には吃驚しました。岡田さんも過去に出演されたしろみそ企画の公演の中では一番良かったと感じました。しっかりとした発声と台詞回し。綺麗な身のこなし。良い役者さんです。次はゴサンケで拝見かな?

小出太一(劇団暇だけどステキ)さん…今まで拝見した中では一番好きだったかなぁ。

後藤啓太(ベイビープレイ)さん…小出さんと同じく今まで拝見した中では一番好きだったかなぁ。過去は元気いっぱい過ぎてちょっとやり過ぎ感があってそこまで好きな役者さんではなかったです(身体能力の高い方なのはわかってる)が今回はやや抑えた感じの演技に感じて私はそこが気に入ったようです。

古川智(羽々斬)さん…誠実な役を演じられることが多くD3で初めて拝見(たぶん)した時から好きな男性役者です。殺陣もかっこよかった。

よしひろ(すたんぷ)さん…しっかりした女性を演じられることが多い女性役者ですが今回は可愛らしくて若干我儘な役でした(笑) 違った一面が見られて良かったです。

投稿: KAISEI | 2016年11月29日 (火) 11時49分

>KAISEIさん

今回は盛り込み過ぎもあまり感じず、程よいバランスの良作のように思っています。
役者さんの感想はだいたい同じ感じかな。
後藤さんがいい味出していましたね。

投稿: SAISEI | 2016年12月29日 (木) 13時31分

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