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2016年11月16日 (水)

メガネニカナウ2【iPpei】161114

2016年11月14日 インディペンデントシアター1st (45分、50分、50分、冒頭・間にMC10分)

昨年に続いて観劇。
http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/ippei151025-274.html
前回のショートオムニバスから、ややショートはとれて、よりしっかりしたプロデュース公演となっている。
そのぶん、3作品全部観ると長丁場になって大変。でも、それも色々な形で楽しい観劇を目指している主宰、上杉逸平さんの心意気、おもてなしを感じさせられるところが多々あり、とても好印象が残る。
前回同じく、冒頭、幕間の山本香織さんの作品以上に頭に残る一人芝居もそんな魅力の一つだろう。

一枚の無くなった婚姻届けを巡って、次々に明らかにされていく謎を追いながら、パズルを組み立てるかのような犯人探しの会話劇。
ノスタルジックな風景を頭に描きながら、友情と初恋のホロっとする温かみを感じさせて、自分の道を生きることを考えるハートフル作品。
お笑い芸人たちの理想と現実の中でもがきながらも、必死に自分たちの道を歩む姿を描く青春熱血物語。
3作品観て、何となく浮き上がる共通テーマは、自分の好きなように、思うがままに生きることだろうか。
どうしようも無いことや、厳しい現実、不条理と生きていれば様々なことが降りかかってくる。でも、何かを決めて前へ進まないとしょうがないし、立ち止まっていても仕方がない。妥協や打算で決めた道で自分を騙す道を歩くのも嫌だ。
だから、自分は、思う道を行く。
そこには、不安を抱えながらも、これからの未来に希望を見て、頑張って歩く自分を見守ってくれている周囲の人たちがいる。

・無言探偵 ~あとは珈琲を飲むだけさ~

犯人はこの中にいます。
カッコつけて、渋く言う練習をかなりしたらしく、バッチリと決めた赤いメガネの中年探偵。
役目を果たしきったかのように、珈琲をいれる。でも、その珈琲を飲むこともなく、それ以後、一切喋らないし、何を聞いてもすっとぼけた表情や仕草を繰り返し、まともなコミュニケーションが取れず、単なる狂った気持ち悪いおじさんに成り下がる。
俺らの中に犯人がいるわけが無い。何度もその言葉を繰り返し、皆に同調を求め、急にお喋りになりだすカトウ。そのわざとらしさから、ガタイはでかいが気の弱そうなクサノがお前が犯人なんじゃないのかと喰ってかかる。そんなクサノに同意を示す、何でも言いたいことをズケズケ言ってしまうような女性のキダ。
カトウはどこかナカニシという女性をかばっているかのような仕草を示す。それが自分をカトウが犯人扱いしていると捉え、騒ぎ出し、少々、情緒不安定になっている様子のナカニシ。
そんな皆の姿を冷めた目で、いら立ちを隠せない様子で見ている女性のイナダ。
カトウとナカニシの結婚が決まった。その報告、そして婚姻届に証人の署名をしてもらうために集まった皆。クサノとキダが証人の署名をして、完成した婚姻届。それが無くなってしまった。誰が犯人なのか。犯人はこの中にいると中年探偵は言う。
誰もそんなことをするはずがない。だって、みんな仲間なんだから。
でも、話しているうちに、色々なことが綻び露わになってくる。
結婚を悩みながらも決意したカトウとナカニシ。
付き合っているクサノとキダ。
キダと浮気をしていたカトウ。
ナカニシに未練があるクサノ。
男性恐怖症で、女性を性的に愛すナカニシ。
その相手のイナダ。
浮気と自分の性嗜好から、結婚に不安を覚えているナカニシ。
ナカニシは不安になり、机の上にあった婚姻届をトイレに隠した。でも、すぐに戻したと言う。
クサノはナカニシを略奪したい悪魔を心に宿し、婚姻届を2階に隠した。でも、やはり同じくすぐに戻したと言う。でも、その2階にあった婚姻届を戻したのは自分だとカトウは主張する。さらにはイナダも自分が戻したと言う
机の上の婚姻届を持ち出し、ハサミを持って来て、切り刻んでトイレに流したと言うキダ。
全てを暴露した皆だが、証言と時系列がうまく噛み合わない。嘘もついていないようだ。でも、どう考えても、婚姻届が複数枚、存在することになる。
イナダが口を開く。
単なる紙っきれ。そんな一枚を大切にして生きようとするナカニシが許せなかった。私は結婚したくても出来ないのに、そんな紙っきれを大事にして。だから、コピーしてばら撒いた。そう、私たちのこの舞台の目の前の人たちに・・・

見事やなってなる作品。
キレのある軽快なリズムでの会話の掛け合いから、じわじわと皆の奥に潜むものが見えてくる。と書きたいところだけど、実際はじわじわと見えそうになって、分かりそうだぞと思った瞬間辺りに、一瞬でその秘密を惜しげもなく露わにしてしまう。自分の頭の中で、楽しく笑いながらも張った糸をあっさりと切られてしまったかのような快感。緩急の巧みさだろうか。
二転三転とし過ぎる話は基本的に数回目で飽きて嫌気がさしてしまうので好きではないのだが、そんな展開も、数々の技が駆使されているのか、全く気になることも無く、むしろ、喰いつき気味に観ていたように思う。
また、キャラの際立たせ方が非常に良く感じる。どのキャラもおいしく、見どころを持ち、皆が犯人という主のポジションでしっかりと立たれている感じだ。特に変わっているキャラではなく、ごく自然に存在する、だけど、舞台という上で際立って注視される存在となる。
そして、最後はやっぱり、作・演が福谷圭祐さん(匿名劇壇)なら、そうなるのかと、これまた趣向を凝らしたメタ。
クレバーな一級品。

・六番目のリョウ

夕暮れのオレンジ色に染まった風景。そんな風景を見た時、人は大切な好きな人に会いたくなるのかもしれない。そんなことを考えながら、ノートを手にして、自分の創る小説に想いを馳せる黒メガネの冴えない男、リョウ。
ふと、メガネ橋の方に目を向けると、自分のような冴えない黒メガネの中年男が飛び降りようとしている。リョウは駆け出し、それを止めようとするが、一緒に墜落。
目を覚ますとリョウの体は半透明になっていた。そして、目の前に悪魔のような天使がいる。
天使曰く、今、生と死の狭間にいるらしい。
天使はエンジェルカーを呼び出し、リョウを連れて、猛スピードで飛ばしてどこかへ向かう。これから6人のリョウに会うらしい。
最初は同級生の女の子。リョウのことが好きな、少々、気味悪い子。サヨナラを告げると、この悪魔のような天使に何かをされたのだろうと、天使に攻撃を仕掛けてくる。天使は気絶させて、急いで、その場を脱出。でも、女の子は走って追いかけてくる。
車を走らす途中、助けた中年男が現れる。自分の人生を変えた責任を取れと、助けたのに逆恨み。そのまま振り切り、向かった先は従姉のところ。
従姉はものおじしない度胸の据わった女性。リョウが半透明でもさほど気にする様子もなく。これぐらいじゃないと、映画の業界では生きていけないのかも。今はカメラマンだが、いずれは映画監督を目指しているみたいだ。
今、撮影しているのはリョウチン監督の、ある女優のドキュメンタリー作品。リョウはそれを聞き興奮を隠せない。リョウチン監督は自分が最も敬愛する監督。いつか、自分の書いた脚本を見てもらいたいと思っている。そして、もう一つ驚いたことが。主演女優の女の子。昔、告白された。でも、あの時は素直になれず、それに気になることもあり。リョウは夕暮れの風景を思い出す。
車を走らす。リョウは思う。いつまでこんなことを続けないといけないのか。自分の会いたい人のところへは行けないのだろうか。もし、会えるなら自分はサエバくんに会いたい。一緒に漫才コンビを組もうとしたり、仲良しだった親友。まあ、無理な話なのだが。だって、サエバくんは死んでしまったから。
中年男は、リョウに振り切られて、彷徨ううちに映画の撮影現場に出くわす。驚きを隠せない。自分の敬愛するリョウチン監督。カメラを持っているのは、従姉だ。そして、主演女優はあの子じゃないか。
そうか、分かった。中年男は監督に必死に語り掛ける。この作品は脚本が弱い。だから、この脚本を使って欲しいと。それは、一緒に飛び降りた時に拾ったリョウが手にしていたノート。監督は軽く目を通すが、その良さをすぐに感じ取る。
主演女優は、これで女優を辞めると言っている。違うんだ。中年男は女優に語りかける。この作品を機に女優の道が開け始める。色々と男性問題を起こしたりもするが、最後は主演女優賞を手にするぐらいの名女優になれるんだ。
未来でもよめるの。そんな言葉を中年男に投げ掛けながらも笑みを浮かべ、素直に励ましの言葉として受け取る女優。空はオレンジ色。好きな人に会いたい。目の前の中年男が知っている子に少し似ているような気がする。
中年男は走り出す。リョウの下へ。
リョウと天使の車に乗り込み、天使の制止を振り切って、車を撮影現場に向かわせる。中年男は叫ぶ。リョウ、自分の今、会いたい人のところへ行くんだ。
撮影現場。犬の散歩コースなのか、クソまみれ。まるで人生みたいだ。でも、この夕暮れのオレンジ色に照らされた風景は美しい。
監督、カメラマン、そして女優は心に思う。大切な好きな人に会いたい。
一台の車が猛スピードで突っ込んで来る。その願いを叶えるために。
中年男は天使に声をかける。サエバくん。途中から気付いたけど、びっくりした。同じように年をとるんだ。まさか、中年になったサエバくんに会えるとは。
いつもいつも、人に気ばかり使って、人のことばかり考えやがって。もっと、自分のことを想え。好きな人には好きだと言え。天使はリョウに自分の想いを伝える。
中年男は戻る。どうなってしまうんだろうか。神様のお許しが得られるのかな。でも、自分は生きるために未来に戻る。
映画作品の発表会。監督は従姉。主演女優はもちろん、あの子。自分が女優の道を真剣に進む決意をさせてくれた大事な作品の再演。当時、リュウチン監督により大盛況だった作品だ。
そして、その主演女優の横には脚本家のリョウがいる。
天使のサエバくん、そして、リュウチン監督も天使の姿となって、見守っている。
インタビューが始まる。
マイクは主演女優と脚本家に向けられる。
今回、夫婦で映画作品を創られることになったわけですが・・・

ちょっと役名を覚えていないので、分かりにくいあらすじになっていますが、リョウゴクやらリョウコやらとみんなリョウ繋がりの名前になっています。
こちらもまた見事やなって作品。
温かく、誰かに本当に会いたくなるような気持ちにしてくれるのは、さすがは石井テル子さん(Micro To Macro)が作・演だけあるなと。
オレンジ色の温かく、心がすがすがしくなるような風景。
これが自分の頭の中に容易に想像され、気持ちのいい空気が体の中を駆け巡ってくれるかのような爽快感を与えてくれる。
こちらも、またキャラの魅力をじっくり、しっかりと魅せる役者さんが揃っている。特に中年男の哀愁は、自分が同世代だからか、心惹かれる。冴えない中年男は、たくさんの悔いを溜め込み、彷徨いながらも、前へ進もうと必死だ。ガツガツと、人を傷つけながらは前へ進めない。この道を進み人が傷つくなら、あえて遠回りしても構わないような考えの持ち主。弱いのかもしれない。でも、私はそうできる優しさを持つ人を強い人だと呼ぶ。そんな生き方を貫いたのが監督ではないだろうか。彼のイメージは優しく強いブレない人だ。
天使も飛び道具的なキャラではあるが、それでも、その表情や仕草からは中年の不器用な優しさを感じる。どうも死んだら、いい人は天使になってしまうようで。男は天使みたいな姿になったら、カッコ悪いみたいになって、あんな悪魔のような、横暴なふりをする幼稚さも垣間見られるような感じ。
いつまでも友達。だから、友達が悩んでたら声をかける。それしか出来ない。でも、それが何よりも力になる。そんな関係に心が震える。

・シャンタンスープ

漫才コンビ、シャンタンスープのスギモトとハセガワ。
要領が良くて、社交性もあり、売れるためには漫才に必ずしもこだわらないツッコミのスギモト。ネタを創り、漫才にこだわり、生真面目で堅苦しいボケのハセガワ。
最近、その方向性の違いで、仲違いすることも多くなっている。
マネージャーも少し、そのあたりのことは勘づいているらしく、今日は現場に同行している。
と言っても、芸人と一緒に悩みを分かち合いみたいな感覚は無い。芸人を商品としての品質管理をするのが、自分の仕事だと割り切っている様子。
今日は、裏表の激しい大御所師匠の企画する、ライブハウスでのお笑い祭に声がかかった。
ネタを披露。厳しい言葉を投げ掛けられるが、まあ合格みたいだ。
楽屋に自分たちと同じくらいに若いコンビが入って来る。師匠に挨拶も無い。師匠が激怒して、追い払ってしまう。
ディレクターに進行を確認。テンション高く、空気を読めなさそうな女性。まあ、だから、あんな気難しい師匠と巧くやっているのだろうが。最近、ブッキングがなかなか上手くいかず、特に機嫌が悪いのだとか。
そして、今回もそんなトラブルが。売れっ子芸人、逆境ナイツがドタキャン。代わりにビートニクキスが回されたらしい。でも、このコンビ、ネットで隠れた人気があり、今からでも宣伝すれば、相当な集客を見込めるみたい。マネージャーは早速、お近づきになって取り込もうとでも思っているのか、一緒に買い物に出掛けて行く。
当然、トリはこのコンビで。スギモトはそう師匠に伝えるが、師匠は納得しない。コントだから。漫才がトリを務めることは譲れない様子。
だったら、トーテムポールは。中年男女のコテコテのお下品な微妙な漫才。トリにはふさわしくない。師匠はシャンタンスープにトリは任せることにする。
師匠とスギモトのやり取りに、ハセガワは怒り出す。どうして、トリを譲るような言動をするのか。ハセガワは知っていた。この後、東京のプロデューサーとスギモトが二人っきりで話をすることになっていることを。スギモトはタバコを吸いに外に出る。
マネージャーたちが戻って来る。マネージャーはスギモトに声を掛ける。今後のことを話したい。革命を起こさないか。お前とこのビートニクキスで。そう、コンゴ民主共和国みたいに。スギモトは考えておくとだけ答える。マネージャーとビートニクキスはリハに向かった。
ハセガワが戻って来る。スギモトにお前の好きなようにすればいいと声を掛ける。そして、これが最後なんだろうから、しっかりやろうと。
マネージャーがあるチラシを見つけ、師匠に迫っている。師匠は土下座。年末のお笑い企画。そこにシャンタンスープの名前が勝手に記載されている。おおかた、金だけ集めてとんずらする気だったのだろう。
ネットで調べたらすぐに出てくる。師匠、女芸人、不倫で検索すれば。女芸人に手を出し、その女芸人は傷心で失踪。でも、マネージャーは知っている。実際は、借金を抱えた女芸人に師匠が金を貸して、失踪されたことを。そのことは師匠は黙っている。借金の返済に困っていたのだろう。こんなところではやってられない。芸人の商品価値に傷がつく。マネージャーはそう言って、シャンタンスープとビートニクキスを連れて帰ろうとする。
でも、スギモトは反発。だったら会社を辞めると、出て行く。
マネージャーは残りの者を連れて帰ろうとするが、ハセガワが口を開く。
コンゴ。でも、あの革命は結局、独裁政権になって、必ずしもいい方向には進まなかった。
自分たちはキンシャサの奇跡を起こしたい。ハセガワはスギモトの後を追う。
年末。
シャンタンスープ、ビートニクキス、トーテムポールが揃い踏み。各々の個性的な漫才を披露。そして、恥ずかしげもなく、師匠もその場で落語を。
真っ向勝負でお笑いに立ち向かう、皆の姿に、会場も盛り上がっている様子・・・

前2作で記したのと同じく、見事な作品。
と、私が書くのはちょっと気が引ける。
恐らく、この作品に盛り込まれている様々な仕掛けや言葉遊び、ネタに隠された秘密を半分も理解できていないように思うから。
そんなのを全部とまではいかなくても、ある程度は解析出来ていないとちょっとね。
でも、そんなこと抜きにして、単純に笑いをたっぷり込めて創られている楽しい作品。
登場人物が芸人だけに、キャラも濃く、そこで既に笑わされる。また、そのキャラを活かして、好きなように笑いをとる力と技を持つ役者さん揃いだ。実際のお笑い芸人のごとく、若い方々はちょっとシュールに、ベテランは味ある安定感で実際に、ネタも披露している。
とにかく笑いを生み出して、会場を笑いでいっぱいにする。そのために色々な立場で奮起する人たちの姿が、そのままこの作品の話と同調している。

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演劇」カテゴリの記事

コメント

SAISEIさん。
今回もとても丁寧な感想、ありがとうございます。
毎回思うのですが、一回観ただけで物語の理解度というかシーンや台詞の再現率が凄いです。
今回みたいな、1時間近くもあるような話を3つとも・・きっとSAISEIさんが芝居をご覧になりながら、どこか物語とリンクして心に留めて下さってるからなのかなと思います。

依頼して書くということにそんなに慣れてなくて、自分のブログにも書きましたが、プレッシャー半端なかったんですが、やれてよかったと思っています。機会を与えて下さった逸平さん、お客様には感謝しかないです。

観劇、楽しんで頂けてとても嬉しいです。


まだまだ精進せねばと思いました。
またミクロの公演、是非お越し下さい。

本当にありがとうございました。

テル

投稿: teru | 2016年11月17日 (木) 10時45分

SAISEI様

前回よりパワーアップしてる印象でした。とにかく役者さんの魅力がハンパなかった。皆さん魅力的でした。脚本・演出はどなたか大体知ってましたがあまり意識におかず観劇。また相変わらずどなたがどの作品に出演されてるかも上演前に見ずに観劇。

A公演
『無言探偵 ~あとは珈琲を飲むだけさ~』脚本・演出、福谷圭祐さんだったんですね(笑) 確かにそうやな、と思いながら私が思ってる匿名劇壇色はなかった感じですかね。戸田麻依子(表現集団Infinity) さんが中々の存在感(笑) 一瀬尚代(baghdad cafe')さんは最初イマイチと感じましたが途中から良い感じに(笑) もう一人綺麗な方誰やろう? とずっと考えてたのですが終演後確認したら 濱辺緩奈さんと判明(笑) 女性役者の会話バトル大好きですから。西村快人さんの落ち着いた台詞回しがお気に入り。田中之尚さんでかくて人良さそうやな、って(笑) この御二人は初めてかなぁ。上杉逸平さん台詞無しの顔芸中心の演技だったんですよね。コメディ合わはるなって、思います。しっかり研究された演技ですね。今回は3作品で上杉さんの違った魅力が楽しめました。

B公演
『六番目のリョウ』も確かに脚本・演出は石井テル子(Micro To Macro)さん風ですね。過去作品で天使みたいな架空の生物が出てきた作品は観たことがないのでそこが違和感あるくらいかなぁ。学生服の男の子ずっと誰やろう、って思ってたら小谷地希(Micro To Macro) さんだったんですね。オッドテーラーズの『エイプリル・ゲーム』のたにがわさきさんと続いてMicro To Macroの若手役者好感度アップ(笑) 川添公二(テノヒラサイズ)さんは毎回この方どなたやろう? 、っていうところから始まるんですよ(笑) 演技中に気づくという(笑) 浜口望海(STAR☆JACKS)は面白かったですけど個人的にはカッコイイ役が好みなので(笑) まぁインパクトはありましたが(笑) 上杉逸平さんの中国人訛りの日本語上手かったしベレー帽姿がダチョウ倶楽部の上島竜兵ぽかった(笑) 東千紗都(匿名劇壇)さんは今まで観た中では一番綺麗に感じましたかね(笑) 声が低くならはったイメージ。
南羽真里さん、本城咲月(イズム)さんは初めて拝見かな。。南羽さんは観たことあるような。面白い方ですね。上手い方なんだろうな。本城さんも好印象。次拝見するのが楽しみ。

C公演
『シャンタンスープ』は脚本・演出、二朗松田(カヨコの大発明)さんなんですね。最近二朗松田さんの作品が好きなものが幾つかあって。尚且つ人間的にも好きになったところがあって(笑) 原案:細川博司(バンタムクラスステージ)とあるけれどどの程度なんだろう。飯嶋松之助(KING&HEAVY)さん、伊藤駿九郎(KING&HEAVY)さん御二人とも成長著しい。漫才も好きやったな(笑) 存在感が若手じゃない。上田ダイゴ(マーベリックコア)さん最初誰かと思いました(笑) 上手すぎるやろう。河口仁(シアターシンクタンク万化)さんも毎回ステキやしね。有元はるか(カヨコの大発明)さんは唯一重くないキャラで(笑) 上杉逸平さんと南光愛美(劇団猫の森)さんのベテランの味が出てる漫才も良かった、南光さんもすきやなぁ。石畑達哉(匿名劇壇)さんも匿名劇壇の時からオモロイですしね。三好大貴(劇団Patch)は初めて意識して拝見したかな。何やしらん面白い役でした。

個人的MIPは

A公演 西村快人さん

B公演 川添公二さん

C公演 上田ダイゴさん

ですかねぇ。皆さん御世辞抜きで素晴らしかったんですが良く拝見してる方はハードルも上がるし拝見してても新たな魅力を発見した方はまた評価が上がりますしね(笑) 普段女性役者の方が魅力あると感じる、とコメントしてるので意外ですかね?(笑)

西村さんは声と台詞と雰囲気が川添さんはホンマに上手いなぁって毎回思います。前に書きましたが『7人のテノヒラサイズ』の客出しの際に話しかけてその対応に失望してるんですけどね。役者としては好きです。上田ダイゴさんもあまり役者されてないですが役になりきらはりますねぇ。普段の温和な感じのお姿からはわからない魅力を毎回味わってる感じですね。

投稿: KAISEI | 2016年11月17日 (木) 14時32分

SAISEI 様

書き忘れとか訂正とか

濱辺緩奈さんはもう少し大きい印象があったんですよね。意外でした。

南羽真里さんも上演の役によって伸びたり縮まはった印象ですが。。見間違えかなぁ。

浜口望海(STAR☆JACKS)さんだけ「さん」付け忘れた。。浜口望海(STAR☆JACKS)さん、ですね。

TEAM Luna は行かれなかったんですね。御忙しかったのかな?(笑)

投稿: KAISEI | 2016年11月18日 (金) 12時35分

>テルさん

コメントありがとうございます。

とてもいい作品でした。
ミクマク好きなら、これでしょう(゚▽゚*)
大変、満足です。プレッシャーに苦しまれたようですが、拝見できて良かった。
温かく、どこか懐かしく、久しく会っていない人の声を聞いて、今の自分を話したくなるような。
観終えて、自分も人も好きになれる感覚がとても好きです。
小谷地さんも観るたびに、しっかりとした心情描写をされて味のある素敵な役者さんになられているようで。
ミクマクはじめ、皆様のご活躍が、益々楽しみです。

投稿: SAISEI | 2016年11月18日 (金) 16時39分

>KAISEIさん

この週は、うち主催の学会があって、土日は完全につぶれて。
月曜日に運よく公演があって何とか観れました。

3作品とも魅力あるのは、いい作家さん呼ばれているのでまず間違いないのと、その魅力をきちんと表現される素敵な役者さんを見事に揃えてきたなって感じですかね。

私はA:濱辺緩奈さん、B:小谷地希さん、C:飯嶋松之助さんかな。ただ、どの作品も中年ベテラン役者さんの味が浸みていたような気もしますね。

投稿: SAISEI | 2016年11月18日 (金) 16時47分

SAISEI 様

優れた役者さんなら経験年数の長い方の厚みがありかつ深みのある引き出しの多い演技に心引かれるようです(笑)

上杉さんは中堅からベテランの男性役者さんの中では数少ない客対応も良い方ですしこれからも応援し続けたい方です。

ある中堅役者さんに中堅からベテランの男性役者の客対応が悪いわ~、とぼやいてたら「めんどくさくなる頃ですね」みたいなことを仰ってました(苦笑)

結構客出し観察してると面白いんですよ(笑) 女性客にだけ対応の良い〔と感じられる〕男性役者もおられて(笑) 気持ちはわかるんですが。。

TEAM Luna とナルセケはできればまたコメントさせていただきます。

投稿: KAISEI | 2016年11月20日 (日) 13時26分

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