INDEPENDENT:3rd Season Selection 大阪公演 160718
2016年07月18日 インディペンデントシアター2nd (30分×3)
他観劇、仕事の都合で、結局、10本中の3本しか観れず。
今回の10本は全て、当時の一人芝居フェスティバルで拝見しており、懐かしい作品もあったのだが。
拝見したのは下記3作品。
米山真理(彗星マジック)×勝山修平(彗星マジック)
「シロとクロ」
(http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/independent13-1.html)
もう何回も拝見しているので、新たな感動はさすがに薄れてきていますが、やはり輝く美しい作品です。観るたびに、シロの年齢がどんどん幼くなっているように感じる純粋さが醸されていて、それだけにクロとの別れ、そして、シロの成長に温かい感動を呼び起こされるようです。
泥谷将(劇団鉛乃文檎)×鈴木友隆(ともにょ企画)×オダタクミ(カラ/フル)
「あのとき」
(http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/independent1313.html)
今ある現実は、いくつもの可能性の先にたどり着いたもの。たまたまかもしれない。だから、良いとか悪いとかは無い。同時に、今ある現実は、いくつもの可能性をまた生み出す。自分を肯定して、信じて、前へ進む人の力強さを、熱く、かつ繊細丁寧に描いている。
中嶋久美子(ムーンビームマシーン)×二朗松田(はちきれることのないブラウスの会)×泉寛介(baghdad cafe)
「次の場所までさようなら」
(http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/independent11-1.html)
今回は、これが観たかった。もう一度。今まで、たくさんの作品を観てきましたが、衝撃的過ぎて、いったいあれは何だったんだろう。幻ではなかったのだろうかと思うような作品が幾つかあります。その中の一本。あの時、感じた、何なんだこれはといった衝撃的な面白さは、やはり現実でした。
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コメント
SAISEI様
中島さんが電車遅れのため最初の方観れなかったのが残念(>_<。) 面白そうだったので最初から観たかった。。
優秀作品ばかりのようですが無理がなく好きなタイプの作品は隈本さんの一人芝居でした。隈本さん流石です。
と思っていたら河口さんの大トリが作品自体も河口さんの演技も魅力的でこれが今回10作品の中では個人的にはベストでしたね。
男と女の特性を語りながら小劇場ネタを入れるという、ある種普遍的なものの中にネタで笑わせるという。いや流石です。30分が唯一早いと感じたかな。秀逸でした。
泥谷さんのは女性役?がちょっと無理があるかな、と思ったり米山さんのもclick clock的な音楽的な芝居で最初はリズムが心地よかったのですがあれはしんどいですね。徐々に声が届かなくなってきて後半ダレてしまいました←こっちが(笑)
投稿: KAISEI | 2016年7月20日 (水) 01時35分
>KAISEIさん
中嶋さん、残念。あのシュールさがね。
隈本さん、河口さんは初演時も、非常に魅力的で、今回も観たかったのですが・・・
特に、河口さんがいいという評判が凄く伝わって来て。
泥谷さんは弾けてて良かったでしょ。
米山さんは、さすがに何回も観ているので、観る側の私もダレが出て来たかもしれないですね。
投稿: SAISEI | 2016年8月 8日 (月) 11時54分
SAISEI様
それぞれに素晴らしい作品だとは思うんですよ。ただ一堂に会すると好みがわかりますね。私の一人芝居初観劇は劇団ショウダウンの『マナナン・マクリルの羅針盤』。
男性が女性は難しいですね。女性が男性、特に少年を演じるのは違和感がないですが。
複数の人物を演じるものより一人の人物を演じているものの方が好きなようです。
投稿: KAISEI | 2016年8月14日 (日) 23時26分