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2016年6月 3日 (金)

ランニングホーム【ステージタイガー】160602

2016年06月02日 シアトリカル應典院 (100分)

様々な人間ドラマを描きながら、それが交錯する群像劇の中で、色々なことを抱えながらも走り続けて生きる人間を賛歌するような話でしょうか。
今、自分がしたいこと、手に入れたいこと、守りたいことは何なのかを見詰め、そのために懸命に走る。
それが本当に正しいことなのかは分からない。でも、決して否定されることでもないし、これから先の自分を形作る大事なことになることは確かなのでしょう。
今の自分がいい表情が出来ているか。今の自分を否定したりしていないか。自分の大切にしないといけないことが見えているか。
自分に問いかけながら、悩みながらも、必死に走る。
その先に、自分のこれからがある。
それが人の生き方であり、成長であると思わせられるような作品でした。

<以下、ネタバレしますので、公演終了まで白字にします。公演は月曜日まで>

坂美市。都会でもなく、田舎でもない田舎以上都会未満。
この市で毎年恒例となっているシティマラソン。
今年も市役所職員の中川が、市の財政事情が厳しい中、持ち前の真摯な頑張りを見せて、皆の協力を得ながら何とか開催までこぎつけた。
今年はコスプレも歓迎ということで、スーツ姿の中川をはじめ、市民たちは皆、いつもの働く素の姿で走るようだ。学校の先生、ラーメン屋、パン屋、新聞記者、ユーチューバー・・・
10年連続優勝している、この市で劇団を主催している堀内。今年はそれが危ぶまれている。
それは広瀬というこの市出身の芸能人が参加しているから。
広瀬は最近、女性問題を起こしているみたいで、芸能記者の高井が、地方新聞記者に化けて、厳戒態勢をくぐり抜けてゴシップ記事を狙っている。高井もこの市出身で、色々な縁を利用したのか、うまく潜り込めた模様。連れているカメラマンの土屋は、よく状況を把握していないみたいで、とりあえず、一緒に走ることに。
スタートの号砲が鳴らされる。
堀内と広瀬の勝負が始まる。

3週間前。
堀内が主催する劇団鉄拳ストレート。名前の通り、関西のどこかの劇団のごとく、バリバリの体育会系みたいで、その稽古は厳しい。
次回公演は昔の作品の再演、サイボーグアニキという演目。兄貴分を悪い奴らに殺された男が、フリーザなみに強い悪の親玉と戦う作品みたい。
イライラが募る堀内の厳しいダメ出し。
劇団員のラーメン屋の岩上、パン屋の智未、フリーターの大田は、はむかって喧嘩になりそうになったり、なだめすかしたりして、何とかやっているみたい。
そんな稽古中に中川と、なぜかくっついてきたユーチューバーの上野がやって来る。
今の若いネット民にはウケているらしいが、現実世界ではあやしく、人をイライラさせる独特な上野の空気に皆、翻弄されながら、中川が本題を切り出す。
シティマラソンの参加を依頼。過疎化の影響か参加者が少なく枠が空いているらしい。皆はまあやってもいいかといった感じだが、堀内はいい顔をしていない。
それは広瀬が出場するから。
広瀬は昔、この劇団の役者だった。見限って東京へ進出し、そこそこの芸能人となった。ただ、最近は落ちぶれて、女性問題も起こして厳しい状況にいる。
そんな裏切者を、自分に黙って出場要請した中川に腹を立ててすねたようになってしまっている堀内。
本当は分かっている。市の大きなイベントである、このシティマラソンを何としても盛り上げたい中川の気持ちを。
でも、未だ定職にも就かず、かといって人生を全力で注いでいる劇団はなかなか花開かず。そんな自分への苛立ちが、安定した職に就いている、広瀬と同じく劇団旗揚げのメンバーであった中川への非難の言葉を生み出してしまう。お前も裏切り者だ。
嫉妬や恨み。友達の活躍を素直に喜べず、友達が選んだ人生を応援してあげることもできず、友達が苦しんでいる時に手を差し伸べることも出来ない自分。
情けないが、今は不安でいっぱいなんだ。
学校の先生をしている愛する妻、晴菜。彼女もまた、元劇団員だ。その彼女の様子が最近、おかしい。食欲も無いみたいだし、ずっと考え事をしているのか、家の中でもボーっとしている。
堀内は、何をしても優秀だった広瀬には叶わなかった。ただ、走ることだけは負けなかった。そして、もう一つ勝ったこと。それが、この晴菜。でも、もし、あの時、広瀬がここを出て行かなかったらどうなっていただろうか。自分は、晴菜と今、一緒だったのだろうか。
そんな広瀬が、坂美市に戻って来る。

1週間前。
中川はラーメン屋の岩上の下へ。
予算が厳しい。スポンサーになってもらえないかと依頼。
岩上はラーメンを提供することぐらいなら出来ると快諾。
中川は喜ぶ。これで給水スポットにラーメンを置くことが出来る。広瀬出場に加えて、イベントの目玉がまた一つ出来た。
祝杯といきたいところだが、まだ仕事が残っているので自粛。
それに、岩上の表情が何か曇っている。
聞けば、妹と結婚したいと挨拶に来た男がいるのだとか。
そいつがとんでもない男らしい。岩上はお前も見たら分かるよと、うんざりした顔をしている。
男がトイレから出て来た。
上野。あの空気を乱す、人をイライラさせるユーチューバーだ。
稽古中にやって来た時のこともあるし、岩上は元々ネットというものが嫌いだ。以前にラーメン評論家気取りの奴にブログで酷評されたことがあるから。
出て行けと怒鳴る岩上に、ねばる上野。
岩上はその偉そうな評論家気取りの男の悪口をTwitterで書いているらしい。それは逆効果になる。ネットに詳しい上野は専門用語を交えて、岩上にアドバイスを始める。
岩上が8割がた理解できないことを一通り話し終えて、上野は岩上と分かり合えたと満足して帰ってしまった。
そんな中、中川に一本の電話がかかってくる。広瀬からだ。

中川は深夜バスに乗り込む。
妻と息子と一緒に行く予定だった動物園。仕事が出来てしまったといつものごとく謝りの電話を入れる。
仕方が無い。緊急事態だ。
広瀬が怪我をして、シティマラソンに出場できないというのだ。
様子を見に行かなくては。
その頃、広瀬は新卒の若いマネージャーと揉めていた。
東京に出てきて、そこそこ活躍する芸能人になった広瀬。でも、それは長くは続かない。そのうち、出演するドラマの視聴率も落ち、仕事も減ってきた。いわゆる落ちぶれたってやつだ。
そこに今回の女性問題。六股疑惑にLINE流出。とどめをさされた感じだ。
事務所は一からやり直しをさせるつもりでいる。
まずは生まれ故郷の市のイベントに参加。そこから、地方の小さな仕事をこなしていく謝罪行脚を始める。次の仕事はもう決まっていて、体型を活かしてマッチ棒の役が待っている。
こんな状況に広瀬は反発している。
シティマラソンも勝手に怪我をしたと嘘をついてキャンセルしてしまったらしい。
そんな広瀬をマネージャーは厳しく責める。キツイ性格なのか、言いたいことをはっきり言ってしまうようで、これがまた広瀬をイライラさせているみたい。
中川がやって来る。
今回の件を謝罪して、絶対に参加させるからと頭を下げるマネージャーに席を外してもらい、中川は広瀬と二人っきりで話をする。
懐かしい。
昔は一緒に舞台で頑張っていた。劇団鉄拳ストレートの次回作は、二人も昔、出演したサイボーグアニキ。
広瀬は死んだ兄貴分の仇を討つために悪者と戦う主役。中川はその悪の手先の一人だった。広瀬は悪者たちを倒し、ついに親玉と対決。しかし、そこには死んだはずの兄貴がサイボーグとなって現れる。広瀬に攻撃を仕掛けてくる兄貴。どうしてなんだ、兄貴。目を覚ましてくれ、兄貴。叫ぶ広瀬の名演技。
きっと、今でも堀内は広瀬を一番の役者だと思っているはずだと中川は言う。
皆がまた集まるいい機会になると思う。だから、坂美市に来て欲しいと改めてお願いする中川。
やっぱり出場は出来ない。坂美市には戻れない。また、いつかそんな日も来るだろうと。
そんな広瀬に中川は土下座。
いつかは無いんだ。シティマラソンは今年で終わる。市の財政はそこまで厳しい。
みんなが集まれる最後のチャンス。
でも、いつか復活させたい。そのために最高の盛り上がりで終わりにしたい。これからのための最後のチャンスなんだ。
その中川の真剣な言葉を前に、広瀬は出場を決める。
これから。これは、きっと自分のこれからのための最後のチャンスでもあるのかもしれない。
安堵の表情を浮かべる中川に一本の電話がかかってくる。

晴菜は、同僚の先生、桃子と話をしている。
桃子はもうすぐ結婚する予定。
ユーチューバーという訳の分からない仕事をしている男を、あの頑固な兄貴が認めてくれるのか。
桃子の気苦労は大きい。
結婚したらしたで、また悩みもたくさんあるよと先輩として冗談めいてアドバイスする晴菜。
そんな和気あいあいとした会話の中、桃子は真面目な表情をして、晴菜に問いかける。
不妊治療の状況はどうなのか。
多分、本格的にしないといけないのではないのか。そうなったら、今の先生の仕事は続けられないだろう。非常勤になって、負担を減らしてもらっても、生活費の問題もある。堀内に働いてもらうしかないのではないのか。劇団を辞めて、正社員となってもらわないと。
一度、きちんと話し合いをした方がいい。
それは分かっている。でも、どうしたらいいのか、分からないでいる晴菜。
桃子が仕事に戻り、一人たたずむ晴菜。シャッター音がする。カメラマン、土屋。いい表情をしているので、撮らせてもらいました。
土屋はスポーツ担当のカメラマン。スポーツをする人たちの写真を撮るのが仕事だ。
この市の人たちはみんないい表情をしている。
グラウンドを走る陸上部の子たちも、忙しそうに駆け回る市役所職員も、頑固そうなラーメン屋の店主も、明るく元気そうなパン屋も、携帯片手に怪しげな行動をしている男も。そして、あなたも。
たくさんの人の写真を撮ってきた土屋。気付いたことがある。人が走っている時の表情は普段と変わらない。だから、きっとみんな普段から走っているのだと。
みんな走っている。きっと私も。あの人も。
晴菜は自分とも堀内とも向き合おうと思う。

中川は東京から坂美市にとんぼ帰り。
堀内がケンカで捕まる。
聞けば、大田が東京に行きたいから劇団を辞めると言ってきたらしい。
ケンカになり、仲裁に入った上野が巻き込まれ、助けてと叫んだために警察が来てしまったようだ。
大事にならないように、中川は手を回す。
迎えに来た、智未と晴菜。
堀内は智未に、お前も東京に行きたいならいつでも行けばいいと悪態をつく。私はこの劇団が好きだし、ここにいないといけないから大丈夫だと答える智未。
晴菜は堀内を連れて帰る。
智未がお兄さんが出て行ってしまって、病気の親の面倒を見ながら頑張っていることを知っているはず。なのに、あんな言葉は酷いと思うと堀内を諫める晴菜。
シティマラソンで優勝したいと焦ってイライラしているのは分かるけど。
そんな晴菜の言葉に、堀内は違うと言う。
自分が大事なのはマラソンなんかじゃない。
広瀬には何もかもかなわなかった。でも、マラソンだけは負けなかった。
でも、そんなことはどうでもいい。本当に負けなかった、勝てて嬉しかった、だから大事に思っているのは晴菜なんだと。

シティマラソン当日。
広瀬もマネージャーと一緒に到着。
マネージャーは中川に挨拶。何かは分からないが、とにかく広瀬は絶対に勝つと燃えているらしい。
看板設置は晴菜と桃子がやってくれた。他のもろもろも気を利かせて、晴菜がやってくれたみたい。
まだ終わっていない。でも、皆の協力に涙が出てくる中川。
泣いている場合ではない。家族のためにも、頑張らないと。中川の携帯の待ち受けには息子の写真。もうすぐ、二人目も授かるみたい。
そんな中川に最後まで頑張ってと元気づける晴菜。
一緒に走って取材するカメラマンも到着。土屋と晴菜は思わぬ再会に驚く。
市のみんながスタート地点に集まる。もちろん、広瀬と堀内の姿も。
スタートの号砲が鳴らされる。

コースは市の名前どおり坂も多く、なかなか厳しいみたいだ。
高井から、広瀬の密着取材を命じられていた土屋は早々に脱落。それぐらい、広瀬はハイスピードで飛ばしている。そして、それにぴったりと堀内がくっ付いている。
高井はゴール前で待ち構えることに。広瀬が昔、付き合っていた女がいるはず。これをゴシップ記事にするつもりだ。
土屋がゴール。と思いきや、棄権してタクシーで来たみたい。土屋は高井の思惑を知らず、広瀬の感動のゴールでもおさめようと思っているみたいだ。
いよいよゴールが近づく。
広瀬と堀内の激しいデッドヒート。
制したのは広瀬。
広瀬は何も言わず、遅れてゴールしたマネージャーと一緒に去って行く。
負けて悔しい堀内の下に晴菜が笑顔で駆け寄る。
負けたのにどうしてそんな表情なんだと荒々しい口調で言う堀内に晴菜は答える。幸せだから。
次々にみんながゴール。
走り切った人たちの表情は土屋のカメラにおさめられていく。
それをただ見守る高井。
智未がゴール。
お兄ちゃん、おかえり。
家を飛び出し、長く帰っていなかった高井。智未は久しぶりに実家に顔を出してと言う。
今さらどんな顔をして帰れるのか。親にもどんな顔をすればいいのか。それに、仲間をネタにしようとしていた自分。
躊躇する高井に智未は声を掛ける。でも、ずっと頑張っていたんでしょ。
そう、頑張っていた。ずっと走っていた。明日も仕事だ。ちょっとしか家にはいられないけど、帰ろう。返事をしていなかった。高井はただいまと智未に。

数日後、最後のシティマラソンが終わり、また各々が、自分の道を走り出す。
また、戻って来た時に、違った自分でいるために。成長した自分がそこにいるように。
自分と周囲の人たちの人生ドラマの幕が切って落とされる。何度も、何度も。
広瀬も仕事だ。
マッチ棒の着ぐるみに身を包み、舞台で歌って踊る。その表情はきっとあの走る姿に負けないくらいのいい表情だ・・・

様々な人の人生ドラマを描き、交錯させながら、どうあっても走り続ける人間の生き方を賛美するような話かな。
実際は、時系列を不連続にしたり、焦点を当てる人を切り替えながら話を展開。それを自分なりに理解するために、勝手に再構成してみたのが上記になっています。
リフレインの手法を使って、同じシーンだけど、少し言葉や動きを加え、徐々にその時の登場人物の心情を深く理解できるようにして、その積み重ねで心響かせているようなところもあるみたい。

悔しさを乗り越え、夢のためにがむしゃらに走っているようで、よくよく見ると自分の不安を打ち消すために走ろうとしているような堀内。
だから、きっと走っておらず、もがいているのかもしれません。
走っている表情はいい表情なのでしょうが、もがいていたらそれは苦悶の表情なのではないでしょうか。
彼を縛り付けているものが何なのかは書くことが難しいですが、簡単に書くなら中途半端な自分への苛立ちのように感じます。
住んでいるところも田舎でもなく、都会でもなくだし、劇団だけでは食べられないので、仕事もしないといけない。晴菜への気持ちも、広瀬の影が付きまとい、真っすぐにぶつけているようには見えません。劇団員たちへの態度もそんなところが感じられます。
でも、それを人は乗り越えて成長していくことを描いているように感じます。
住むところを変えることは出来ても、そこで生まれ育った事実は消えません。それは自分が自分として生まれてきたからには、他の誰にもなれないことと同じだと思います。
そして、熱くやりたいという気持ちを捨ててしまうことも出来ないし、かといって食べるためにはそれだけに全てを注ぎ込むことだって現実は難しい。
今のそんな自分を受け止めて、もがくのではなく、走ってみれば。
そうすれば、本当の自分が見えてくるような気がします。
人間はそんなにスマートには生きられないから、要領悪く、がむしゃらになって、同じところをグルグル回ってしまったりするのかもしれません。劇中にも、マラソンで同じ池を2回周った時の景色の違いを言及しています。
走ったからこそ、2回、その景色を見られるのでしょう。立ち止まってもがいていれば、目の前の景色は変わらない。
2回目の景色を見る自分は、きっと1回目の自分と変わっている。その時、感じたことは、1回目の自分への否定に繋がるかもしれませんが、それでも、それは走ったことで得られた大切なことであり、止まらなかった自分への賞賛と考えられるように思います。

金や地位。やりたい事や仕事。家族、子供や仲間。
人は生きる時間の経過の中で、手に入れたいことや守りたいことは変わっていくのでしょう。
変わっていくことはなかなか勇気がいることですし、自分で変わろうと思っていなくても、周囲の環境がそれを迫ることもあると思います。
広瀬は地位にしがみついている。堀内はやりたい事にしがみついている。
しがみついているではなく、しがみついていたかな。そんな感じがします。
執着し、それに力を注ぎ込むことはとても大切なことだと思いますが、それだけで、そこから走り出さなければ人は成長しないのでしょう。
最後、走った二人は、それぞれ手に入れたいことや守りたいことが変わったように感じます。広瀬は仕事、堀内は家族。
それは、かつてしがみついていたものを否定するのではなく、自分の人生のステージが走ることでまた変わったと捉えればいいのかな。
決して捨て去ってしまったようには思えません。
それは中川の姿を見ると何となくそう感じます。
彼は今、家族を子供を、そして市のみんなを守りたいと思っている。そのことは同時に彼の仕事であり、やりたい事に繋がっている。そして、同時に金や地位でもある。
劇団を辞めて、彼は仕事と同じく、走り回っていることで、きっと二人よりちょっと先を走る豊かな成長を遂げたように思います。
劇団から、また一人若い子が飛び出すようなことも描かれています。彼もまた、成長へ向けてスタートしたかつての大人たちと同じ若者なのでしょう。
残る者たちも、きっとまた何かを走る中で見つけるはずです。
走り続ける中で、その時に自分が見える大切なものを見詰め、それに囚われることなく、大事な経験として自分の身に刻み込んで、これからに繋げていく。
自分のこれまでを否定することも無い。もちろん、それが絶対だったと驕りたかぶっても仕方がない。
走る自分を肯定し、その周囲を見渡して一緒に走っている人たちに敬意を払う。時には手を差し伸べ、時には差し伸べられた手を掴んで助けてもらう。
そんな生き方をして、誇りある自分を信じて、人生を歩もうといった気持ちが芽生えるような
話だったように思います。

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