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2016年2月19日 (金)

水底平家【劇団コケオドシ】160218

2016年02月18日 道頓堀ZAZA (100分)

源平合戦の平家に焦点を当て、その時代に生きて、死ぬ者たちの姿から、今の自分、時代を見詰めてみるような話か。
その死、一つ一つに触れ合うことで、その人だけの人生が浮き上がる。その生は尊く、生、本来の喜びが見えてくるように感じる。
死を真摯に見詰めることで、生の意味合いを導き出す。演劇作品にはよくあるパターン。
そこには、自分の人生の道は、自分だけのものであるが、そこには多くの周囲の者たちとの触れ合いがあり、それが自分が歩くための駆動力になっていたりする。
自分とは違う他人。互いに相容れないことがあっても、そこで、線引きして争うよりも、交じり合い、より良く生きて死ぬ道を互いに歩むことが出来る日が来れば。
そんな祈りが、若い方々のエネルギーで強く感じさせられ、その熱演により、命の尊さを深く想わせる作品でした。

小学生のミカオは、浜辺でリコーダーを吹く。浜辺の歌。
おばあちゃんに叱られる。海で笛を吹いたらダメだといつも言われている。海に引きずり込まれるのだとか。そんな笛なんか持たず、買ってあげた木刀を振り回して遊べ、そうしたらケンカにだって負けない、ばあちゃんもこの日の丸の旗を掲げて応援してやるのにと随分と野蛮なことを言う。ミカオは、そんなことより、この浜辺で落ち着いてリコーダーを吹くのが大好きなのだ。
おばあちゃんは、また、いつものように昔話をしてくる。
三種の神器の話はもう何度も聞いている。
だったらと、今日は新しい話。三種の神器や海で笛を吹くなということにも繋がっているのだとか。
おばあちゃんは語り出す。

世は平家の時代。
平清盛の下、平家は源氏を打ち破り、赤い旗をはためかせ、勝利を祝う。
清盛の側近、平通盛は戦下手。ちょっと抜けたところがあるが、いわゆるいい人だ。下手なのは、戦だけでなく、女の扱いも。宮中一の美女、小宰相に恋するものの、どうしたらいいか分からない。優秀な弟、教経の計らいもあって、この時代の恋文である和歌のやり取りを通じて、見事に小宰相の心を惹き寄せる。祝いだ、祝いだ。いつも祝いの歌を歌うのはこの通盛の役。
しかし、その祝杯ムードはいつまでも続かない。
源氏は再び兵を挙げて、清盛が討ち取られる。
まだ幼き帝、安徳天皇とその証である三種の神器を手にして、都落ちする平家。
その後、平家は復興を目指すものの、帝と共に、今、ミカオの目の前に広がる海で滅んだのだとか。
戦いが繰り広げられていた時代。そんな時代でも恋をするんだ。安徳天皇と自分は同じ年ぐらい。都を離れて不安で寂しくなかったのだろうか。ミカオは、きっとこの海の底深くに沈んでいる多くの平家の人たちのことを思いながらリコーダーを吹く。
おばあちゃんにまた叱られて、もう帰ろうと言われる。
はい、分かった。そう返事をしたものの、足が動かない。何かに足を掴まれている。そして、海に引き込まれてしまう。

気付くと、ミカオは帝と呼ばれていた。
皆、口々に海に沈んだ時はどうしようかと思ったが助かってよかったと言っている。海には確かに落ちてしまったが、何のことかさっぱり分からない。
それに、皆、ミカオのことを知っているようだが、見たことのない人たちばかりだ。
徳子という、母を名乗る人もいるが、そんな人は自分の母親ではない。
その中に知っている人がいた。おばあちゃん。
声をかけるが、すぐには分かってもらえなかった。特殊メイクに衣装で、すっかり姿が変わってしまっているみたいだ。
おばあちゃん曰く、これは大河ドラマの撮影らしい。どうりで、皆、古めかしい格好をしているわけだ。おばあちゃんは、二位の尼という、役を授かったらしい。二位は徳子の母。つまりは、帝であるミカオのおばあちゃん。素人だから、現実と同じ配役にしてくれたのだろうか。
自分の帝の姿はいかがなものか。髪までいつの間にやら伸ばされたようで。
鏡を持って来てと頼むと、周囲がどよめく。
見たいから早くとせがむと、渋々と鏡を持って来てくれる。どうか慎重にお取り扱いをと仰々しい物言い。大袈裟な。たかだか鏡、八咫鏡でもあるまいし。古めかしくて、綺麗に映らないが確かに帝のような格好になっている。
何か汚らしい鏡だな。おばあちゃんは、それを取り上げ、ポイッと投げ捨ててしまう。
二位の尼様、ご乱心。たちまち取り押さえられ、どこかに連れて行かれてしまった。
ミカオは、敦盛と名乗る男と一緒にこの場を去る。

休憩、休憩。
ミカオは撮影の休憩中も役を崩さない敦盛を不思議に思う。こんな年下の自分にまでまだ敬語を使っている。すいぶんと堅苦しい人だ。すぐに腹切ろうとするし。
僕はミカオ。あなたの名前は。敦盛と答える敦盛役の人。本名なんだ。盛が付く名前なんか珍しい。
でも、そんなこともないらしい。
さっきいた、ちょっとがさつな感じだが、皆を率いているようなリーダー格の男は知盛、頼りなさそうだけど、人がいい感じがする男も通盛と言うのだとか。
ちなみに、その通盛の面倒見役みたいな感じの人が教経。二人は兄弟らしい。頼りない方が兄だ。
知盛に厳しい態度で接せられていた人が知章。こちらは親子らしい。
まあ、そんなことどうでもいい。刀、かっこいい。
帝である自分の言うことを何でも聞くと言う敦盛に、刀を触らせてとねだる。
これだけはお許しくださいと頭を地面につけて許しを請う敦盛に、ちょっとふざけて、ならぬ、許さんと無理やり刀を奪って斬りかかる。必死に逃げ惑う敦盛。
面白いので調子に乗って遊んでいたら、知章が飛び込んでくる。
帝に何をして、こんなにお怒りにさせてしまったのかとひどく敦盛を叱りつけている。そして、二人して土下座。
いや、冗談だから。
刀を鞘におさめるミカオ。指に刃が触れる。痛っ。これは本物だ。

そんな中、源氏を名乗る男が襲い掛かってくる。狙いはミカオみたい。
知章と敦盛は、ミカオを守るために剣を構える。
そこに背後から突然現れたおばあちゃんがバッサリとその男を斬り付ける。
卑怯だと言いながら男は倒れる。
武士の役もやらせて欲しいとねだったのだとか。
かっこよく決まったので、ずいぶんとテンションあがって喜んでいる。
倒れる男に知章はとどめを刺し、また、二位の尼様、ご乱心と叫びながら、おばあちゃんはまたどこかへ連れて行かれる。
今は何年なの。
ミカオの質問に、敦盛はよく知らない元号と年数で答える。
タイムトリップ。
自分は今、源氏と平家が戦い合っていた時代にいる。
一応、歴史は勉強している。
自分が、今、帝ならば、この人たちを助けてあげられる。
ミカオは、敦盛に、自分はここの人たちのために頑張ると言う。敦盛はその言葉に痛み入る。
ミカオは命の恩人だと敦盛に褒美をとらせようとする。
いや、帝を救ったのは知章。私は剣よりも笛を吹いている方が好きな未熟者なのでと敦盛。
笛。それなら、これだと、ミカオはリコーダーを渡す。
ミカオの時代なら100均で売っているような代物だが、敦盛にとっては見たこともない笛。もったいないとひれ伏して断るが、ミカオは敦盛に笛を吹かせる。
素敵な音色。
この時代にも、自分と同じ笛の音が好きな者がいるのだと心を通じ合わせる。

敦盛が帝から笛の褒美をいただいた噂はすぐに広まる。
この時代から、リコーダーへの男の憧れはあったらしく、知盛はじめ、男どもは吹かせろと取り合いに。
と、そんな馬鹿なことをしている場合ではない。
平家には源氏の大将、頼朝から書状が届いている。
三種の神器と帝を返せ。そうすれば、平家を滅ぼさずに、事を済ませると。
和解すべきだ。通盛はそんな意見を出す。小宰相という国以上に守りたい存在が出来たからだろうか。
でも、清盛亡き後、大将の知盛は戦いは避けられないと答える。
源氏は必ず裏切る。親や兄弟を殺し、地位を得た者もたくさんいる源氏。同じ源氏の身の者すら斬るのに、平家に手を出さないはずがない。
それに帝を返せば、帝は間違いなく殺される。新しい帝を擁立して、新しい世を作るに違いないと。

ミカオがやって来る。
敦盛にリコーダーを吹かせる。浜辺の歌。その歌詞は、今、この浜辺で都を想う自分たちそのもの。ミカオは、この歌を国家にすればいいと言う。
そして、さらに日の丸国旗を取り出す。赤の平家を中心に、白の源氏を従わせる象徴。ミカオはそれを国旗にすればいいと言う。
自分は未来からやって来た。その先の世の元号は平成。平家が成る。この戦いに勝利した暁には、この平成を元号にしようと意気込む皆。
しかし、ミカオは、大切なことを皆に告げる。
戦いは中止。だって、戦えば、平家は負けるから。死んだらダメだから。
ミカオは必死に、戦いを辞めるように進言するが、その意見は聞き入れられない。たとえ、帝のお言葉であっても。
死ぬことが分かっていれば、人は生きるのを辞められますか。
知盛のその言葉にミカオは答える術が無かった。

決戦前夜。通盛は小宰相と時を過ごす。
弟の教経と異なり、自分は負け戦ばかり。それでも、逃げ延びてきた自分。数々の仲間たちの死を思うと心が揺れる。
もし、自分が死んだら。そんな通盛の言葉に小宰相は新しい命が授かったことを伝える。
生きる。
自分は生きなくてはいけない。

源氏の義経は家臣の熊谷を連れて、戦いの準備を進めていた。
清盛法要の日。この日は平家は戦わない。その日に夜襲を仕掛ける。
火を放ち、断崖絶壁を駆け下りて、平家本陣に突入する。一の谷の逆落とし。
勝つために手段を選ばない鬼のような義経の戦略に、熊谷は反対するものの、新しい道を切り開くという義経の信念に屈服するしかなかった。
奇襲を仕掛けられ、平家の軍勢は劣勢に。
知章と家臣の堅物は、知盛の身を守るために源氏の軍勢に真っ向から対抗。父のためではない。平家のために、自分はこの身を砦として、これからの平家の世を作るために必要な知盛を守る。きっと、清盛なら、そう命じたはず。源氏の大群が二人に襲い掛かる。
敦盛は、熊谷と一騎打ちに。敗れた敦盛は、最期に帝からいただいたリコーダーを吹く。熊谷はその音色を美しいと心を揺さぶられながら、敦盛にとどめを刺し、その立派な最期に涙する。
通盛は、教経の家臣、滝口と共にいた。生きなければいけない兄を助けろと指示されたらしい。通盛は、その滝口にこの戦いで名を残せと言う。二人の前に義経が現れる。
通盛は義経と剣を交え、倒れる。そして、滝口に生きろと。最初から命令したはず、名を残せと。生きて、その名を残して欲しい。通盛は湊川で力尽きた。

平家の生き残りは、知盛、教経、滝口だけ。
滝口の通盛討ち死にの知らせを受けて、小宰相は、後を追って、今、目の前で亡骸となって横たわっている。
通盛は強い。だって、これまでの戦いでいくら負けても死ななかったのだから。だから今回だってきっと生きて帰って来る。そう言って、不安の中にいる小宰相を励ましていた女官はその死に、声にならない泣き声をあげている。徳子もまた、その滅亡近づく平家への悲しみ、この時代の女の悲しみを小宰相の死に見ているようだ。
教経は滝口に通盛最期の時のことを聞く。敵大将、義経相手にひるまぬ立派な最期。嘘偽りなど全く無い。教経は兄の強さ、無念に自らの最期を覚悟する。湿っぽい空気なんかうんざり。今こそ、平家の祝いの歌を。しかし、いつもその歌を歌っていた通盛は、湊川に沈んでいる。
源氏の熊谷から、リコーダーが届けられた。正々堂々と自分と剣を交え、最期は動じることなく、笛を吹き立派な姿だったという言葉を添えて。そのリコーダーはミカオの下に戻ってきた。
知章は、平家のために立派な最期を遂げた。それを見届けて、今、この場にいる知盛。一人の平家の武士として立派な男だった。
立派、立派って、何なの。最期って、死んだらダメじゃないか。生きていないと。死ぬのにいいも悪いもない。戦いなんて辞めよう。ミカオは声をあげる。
平成の世には、戦は無くなっているのか。
知盛の問いに、ミカオは答えるのを躊躇する。
戦はある。色々な国同士が戦い合っている。
滅びると分かっているのに戦う国。その国はいったいどこへと向かうのだろうか。
そう知盛は言って、最後の決戦、壇ノ浦へと向かう。

義経は武士ではなく、船の水夫を狙う。
動きを失った平家は次々と源氏に倒されていく。
平家は滅びる。西国の平家は戦いで死ぬ者たちを弔う。東国の源氏はそれを踏み越えて道を作る。
平家が滅びるのは必定。
知盛は、その最期、自らは平家が滅びる姿を見届けることだと言い残し、自刃する。その血は海を真っ赤に染める。

ミカオは気付くとおばあちゃんの膝に頭をのせて寝ている。
夢。いや、おばあちゃんは大層な剣をくすねてきたと手にしている。草薙の太刀。
ミカオはその剣を海に放り込む。返さないと。
ミカオは自分の手に戻ってきたリコーダーを吹く。
海にまた引き込まれるぞと叱るおばあちゃん。
だったら、僕の足を掴んでいて。
おばあちゃんはそうだなと笑顔を見せて、ミカオの笛の音を聞く。
そして、語り出す。
西東、赤白、右左・・・線引きしてずっと戦ってきた自分たち。
その行きつく先は、水底。流されずに、地に立て。そこから、飛び立て。
全てを見渡せる鳥になれ。トキ。ニッポニアニッポン。それがこの国の名前だ・・・

今の時代でも、戦いは無くならない。
私たちにとって、生きることが、その戦うことにあるのならば、いずれたどり着く死という水底に至るまで、どのような生の時間を過ごせばいいのか。
天に召されましたなんて、普通は死んだら天へと飛び立っていってしまうようなイメージだが、この作品では暗い水底に沈むことで死を描いている。
むしろ、生きている時にこそ、天に飛び立ち、そこからこの源平の戦いをはじめ過去の人たちや今の時代にある生死を見詰めなさいと言っているように感じる。傷つき失われる命を弔い、私たちの生きている喜びを感じ取る。
そこにあった死の一つ一つを真摯に見詰めることで、生きるということの意味合いが分かってくるような感覚。
そして、やがて死が迎えに来たなら、それをこれからを生きる者の生へと繋げるために、この地の奥深くに刻み込まれればいい。
生きた証と、その死は、これからの繰り返される生死へと永遠に繋り続け、人がよりよく生き、死ぬ、正しき希望ある未来へと導いてくれるのだろう。

戦いを見詰めることで、今、ある平和に思いを馳せることもできるだろうか。
戦わなければいけない。そこに見える自分が愛し、また同時にいつも自分を見守ってくれている人。その幸せ。
線引きされた分けられた者同士の戦いは、交じり合うこともなく、傷つけ傷つけられ、人の生を奪い取る。生きることは戦い。でも、その戦いはこのような争いをすることでは決して無い。私たちが戦うべきものは、流されずに地に足つけて、空高く舞い上がって、今、生きる時代を見詰めることで分かるのかもしれない。
赤と白を融合させた日の丸、朱鷺色や、桜のピンク。
分かたれた者たちの戦いの歴史の中で、生を失い、水底に眠るたくさんの死を、私たちは見詰め、いつかそんな争いごとの戦いではなく、人が本当に生きるために戦い、そして本当に立派な死を遂げる日が来ることへの想いが、わが国、日本の象徴として祈られているのかもしれないと気付かされる。

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コメント

SAISEI様

すっかり宗旨変えしたかも(笑)

2月は前半お金を使ったので後半は懐に優しい学生劇団を中心に(笑)

今週の予定は前にコメしましたが、来週末は立命館大学月光斜に同志社小劇場、関西大学万絵巻、全国学生演劇祭を、3月1週目は神戸大学自由劇場を、2週目は関西大学学園座を観に行く予定。

さて『水底平家』、よくできてるストーリーと思ったらオリジナル脚本ではなく雲南市の創作劇なそうな。

小学低学年より『平家物語』や『古事記』に親しんできた某から観ても中々うまく作った作品。

史実通りにすると勢いがなくなるし史実から離れると矛盾が起こる。今回は史実に沿いながらも勢いは殺がれなかった印象。能で『通盛』というのもあるようで。。

小宰相役の方が最初に注目、その後、源義経役の方に惹かれる。元劇団ZTONの土肥嬌也氏の若かりし頃がこんなかんじやったのかな?、と。舞台後に回らはったときには声がやや弱かったですが演技は好き。後半の平知盛役の方の演技も好き。敦盛役の治村さんは昨年のHPFだったかな? 観たときよりも好きでした。

みかおも後半になるにしたがって良かったし、婆ちゃんも(笑)

退屈した場面もないではなかったけど楽しめました。

投稿: KAISEI | 2016年2月20日 (土) 02時00分

>KAISEIさん

卒業公演ラッシュだから、私も出来る限り観に伺いたいのですがね。どうなるかは、まだ不明。

歴史専門だから、きっと史実に厳しいコメントされるだろうと思ってた(^-^;
あれはけっこう忠実なんですね。
私なんか、清盛死んだら、もう平家で知っている人いなくなってしまった・・・

義経役の國枝さんは、大阪大学六風館の方。たしか、彼は出演しませんが、3月のどこかで卒業公演があります。けっこう、じっくり魅せるタイプの劇団で、好きな学生劇団の一つです。
機会あれば。
治村さんとは、初めてお話できました。3年前のHPFで拝見して、ここにコメントくださった方なのです。あの頃からそうだったけど、ずいぶんと大人の凛とした女性になられて。おじさん、嬉しかったです(゚▽゚*)

投稿: SAISEI | 2016年2月21日 (日) 09時49分

SAISEI様

歴史に名を借りたような作品が好きじゃないんですよ(笑)

メチャメチャにするならファンタジーにしろよ、と(笑)

要するに有名人の名前を利用する、だけみたいな作品が好きではないんです。

新撰組らへんは特にそんなのが多いんじゃないかなあ。

それにオリジナル知らないのに改変されたら間違った歴史が身についちゃう(笑)

本でも北方謙三の『三国志』や『水滸伝』は改変してるし好きじゃないんです。『三国志』も途中まで読みましたが文章も好きになれなかったので途中でやめました。でも賞かなんかも取って結構ベストセラーになってるらしい。嘆かわしいことです(笑)

改変するのもありやと思うんですが相当しっかり作り込んでもらわないと。

史実に重きを置くと勢いがなくなるのは劇団天八とかそうかなあ。。

今作品は史実のツボをしっかり押さえてたと思います。

投稿: KAISEI | 2016年2月22日 (月) 01時37分

SAISEI様

仕事柄そう思うのか決まった枠の中だけで面白くするのもプロの仕事かと。

六風館は土曜日の11時~パン組に行きました。チケットの予約が完売していたので前日に問い合わせたところ当日券充分出るとのこと。ただ当日行くとキャンセル待ちと聞いてちょっと不愉快に。結局立ち見になり一番後ろの段の上で私を含めた3人が立ち見。暗闇だと足下が危険だし貧血でも起こして倒れたら尚更危険。広い構内にも関わらず案内も出してない。無料なので多くを要求しては申し訳ないのですがアンケートには以上のようなことを書きました。公演も集中できず。座って観てたらそれなりに良かったとは思うんですが。。終演後、スタッフの男性の方が立ち見客に「すみませんでした」と言ってくらはって。そこは評価できますね。私は無料カンパ制の時は500円カンパしているのですが今回は入れませんでした。

はちの巣座は14時~。100分と言っていた上演時間が120分になったそうで。困るなあ。演目はbaghdad cafeの『サヨナラ』。2012年に感想書かれてますね。

DVD観て研究されたのか一瀬さんがやった役(お姉さん)はソッコー分かりました。台詞回しに声が似すぎてるやろう(笑)

やるの難しい作品ですね。前半全然面白くない。寝落ちしかけました(笑)後半、役者の演技が良くなってから少しは入り込めましたが。無料カンパ制だったので500円カンパしてソッコー移動。

烏丸からタクシーで同志社大学へ。18時~演劇集団Qの公演を。女子3人、男子1人の芝居。まあ面白かったかな。この前のプロデュース公演の方がレベルが高いかな、とは思いますが。こちらは入場料300円。

前にSAISEIさんが仰ったように学生劇団の方がしっかりしてる部分も多いですね。制作は公演前に連絡入れてもちゃんと帰ってくるし。返ってこない劇団や遅い劇団多いですしね。今回は3劇団ともそこは満足でした(はちの巣座には問い合わせてないが私の観劇日の朝に確認と上演時間変更のメールが届いた。少し遅いけどw)。

昨年桃谷高校観られなかったんですね。治村さんの話も以前に当ブログで(笑)

投稿: KAISEI | 2016年2月22日 (月) 02時09分

>KAISEIさん

>それにオリジナル知らないのに改変されたら間違った歴史が身についちゃう

これ、私、そうなってますよ。
三国志はユニット美人とZTONが全て。
歴史じゃないけど、銀河鉄道の夜は原作を読まずに、数々のモチーフにした作品を観ているので、読んだ気になっている。
新鮮組も、どれが本物なのやら、ぐちゃぐちゃですね。
でも、一応、身についたものとして、インプット。
この作品はツボを押さえているんですね。
じゃあ、これで平家物語はクリアか(゚▽゚)

六風館は残念でしたね。
あそこ、ちょっと狭いですものね。

サヨナラは難しい。
私もそんな感じになったのを覚えています。

同志社大学は、ちょっと遠いんでね。
平日に仕事の都合がつかないとなかなか。

投稿: SAISEI | 2016年2月22日 (月) 15時47分

SAISEI様

『水底平家』は一ノ谷の前くらいから描いて熊谷直実が敦盛を討ち取ったところや通盛が戦死したところが実質上のクライマックスで〔屋島の戦いは跳ばして〕壇ノ浦の戦いはつけたしだったのかな。。いくつか記憶が曖昧な所や知らない所は調べましたがほぼ『平家物語』などに沿っています。

敢えて2点言うなら劇中平氏一族の誰かが言った「関東武者は親が死んだら子がその死骸を乗り越え・・・云々」は『平家物語』では斎藤実盛の言葉のはず。

また熊谷直実は低い家柄の武士なので義経と話すような身分ではないですね。

『三国志』は前にも書いたと思いますが昨年12月の方が『三国志』らしくやったことを入れ換えるなどして旨く作っていたと思いますがパロディーはオリジナルがわかってないとね(笑)私は誰とも覇道泰平の話はできない(笑)

新撰組は史書に基本残っていることが少ないのでやりたい放題でいいのでは(笑)

投稿: KAISEI | 2016年2月25日 (木) 23時21分

SAISEI様

六風館さんは普通に観ればいいはずだと思います。次回は広い場所みたいなのでもう一度行きたいです。

アンケートも限られた時間で書かなアカンのでちょっと失礼な書き方になったかもしれないので。。次回は前回分も含めてカンパしたいです。

投稿: KAISEI | 2016年2月25日 (木) 23時24分

SAISEI様

前コメ『三国志』については劇団ZTONについてのことです。『三国志』知らない方今は多いみたいですね。

『銀河鉄道の夜』に限らず宮沢賢治の作品は小学生の頃に代表的なものは大体読みましたが何が言いたいの? 、という感じであまり好きになれず大人になりました(笑)

『銀河鉄道の夜』は未完なのはご存知でしょう?

投稿: KAISEI | 2016年2月26日 (金) 00時55分

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