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2016年1月24日 (日)

アップ・ダディ・ダウン【SHASEN×ステージタイガー×淀川工科高等学校演劇部】160124

2016年01月24日 近鉄アート館 (105分)

親子、兄弟、夫婦、友達、恋人、ご近所さん・・・
生きていると、自分の周囲には人がいっぱいいることに気付かされます。
そんな人たちから、けなされたり、憎まれたり、妬まれたりするけど、同時にそれ以上に助けられたり、救われたり、思いやられたり、寄り添われたりもする。
その想いは繋がっていく。歳を重ねて成長していくと同時に、その想いを膨らませていく。
恥ずかしくない、かっこ悪くない、卑怯じゃない生き方ってどんなものだろうか。
ある小さな町の大人がいる商店街とその子供たちが過ごす中学校、多くの世代の者たちがたくさんいる巨大なハルカスを舞台に、どんな世代の人、どんな環境にいる人でも、この社会で豊かに誇りを持って生きていく姿を見せようとしている作品だったように感じます。

<以下、ネタバレしますので公演終了まで白字にします。公演は本日、日曜日まで。17:00の千秋楽はまだ席があるのだとか>

あべのハルカスから少し離れたところにある原田商店街。
打たれても打たれてもひるまず、最後に溜めた、相手を一発KOさせる伝説のカウンターパンチで知る人ぞ知る元ボクサー、降谷昇。
今は引退し、妻を事故で亡くして、中学生の息子、宙との二人暮らし。
幸い、妻の弟は今でもよく訪ねてくれて、もうそろそろいい人見つけたらいいのではと向こうの両親が言ってくださっていることをよく聞く。
商店街の皆も優しく、色々と助けてくれるし、宙にも親や兄弟のように接してくれる。自分と違って厳しいお父さん、いつも料理を作ってくれるお母さん、悩みを相談できるお兄さんのような存在の人が宙にはたくさんいる。
今は同期の男が社長をする工務店でお世話になっている。先日、カンニングしたとかで一緒に呼び出されたが、カンニングしたのは社長の息子で、宙はされた方だった。汚いことが大嫌いな社長は息子さんをボコボコに。夫と息子さんを溺愛している、ちょっと変わった奥さんはオロオロされてた。社長は勝手に息子に校庭の草むしりを罰にして、剽軽な先生を困らせる。その時、宙は、自分も手伝ってくると後を追っていった。
まだまだ子供だとはいえ、周囲の方々のおかげでなかなか立派な息子に育ったと思っている。
最近、その宙とうまくいっていない。反抗期を迎えたのか、避けられているようだ。
だけど、まさかあんなことを考えているとは。
先生から手渡された将来の夢の作文には、宙は中学を卒業したら、東京でダンサーを目指すと書いていた。それに、近日開催されるダンス大会への出場も友達と考えているらしい。
血だろうか。かつて、家を飛び出し、ボクサーを目指した昔の自分を思い出す。
昔からケンカっ早かった。近所の番長と対決。今でもそいつとはライバル同士だ。
そのたびに市会議員の親父にボコボコにされた。気迫のこもったでかい声に、容赦なく繰り出される拳。大嫌いだった。それからボクサーになるために飛び出し、それ以後は全く連絡を取らなかった。あの日までは。

商店街の集まり。
いつものように、恋愛に一喜一憂するマスターのおかげで店の雰囲気が来るたびに変わる喫茶店で。
昇はもちろん、工務店の社長、お調子者の社員、奥様も手伝いに。工務店は今、景気がいい。プチリフォームブームだから。でも、何もせずに仕事が入ってくるはずもなく。昇たちが、必死に笑顔でペコペコ頭を下げて町中を営業で回っている賜物である。
大阪らしいコテコテの服ばかり売るから、あまり人気が無いブティック。店の人もその服に合わせてコテコテだ。
最近、やって来た美容室は、これまでに無い洗練された雰囲気が受けている。客に年寄りが多い商店街だが、若い人たちを引き込むための新しい風となりそうだ。その店の雰囲気に合わせて、店の人はちょっと綺麗な方。喫茶店のマスターも想いを寄せている。でも、彼女の視線の先には昇しかいない。かつて、一緒に働いていた昇の亡き妻。仲のいい友達同士だった。同じ人を好きになって、告白できないでいるといつの間にか、昇とその友達がくっついてしまった。それに耐えられず、自分は逃げた。それからは会うことも無く。だから、友達が亡くなったことも知らなかった。この商店街の店を任されたことは偶然だとは思えないでいる。
せんべい屋はこの時代だから苦労続き。亡くなった両親から店を継ぎ、弟が必死に切り盛りをしている。最近、東京から戻って来た兄。ろくに仕事もせずに自由気ままに生きているいい加減な男。クソがつくぐらいの真面目な弟とは似ても似つかない。まあ、そんなこともあるだろう。血は繋がっていないから。でも、互いにどこか求め合い、頼り合っているよう。きっと、ずっとそうして生きてきたからだろう。
この日の集まりは、商店街をどう盛り上げるかだ。
クーポンや美化活動など色々な意見が飛び交う中で、ちょっと面白いものが。近日開催されるダンス大会。これは宙が出場しようとしているやつではないか。
せんべい屋の兄はすぐに動き始める。そして、勝手に商店街メンバーでの出場を決めてしまう。ポスターも作った。もう後には引けない。
練習が始まると思ったよりきつい。弟は辞めるべきだと言い出すが、兄はまあ何とかなると。そんないい加減なことばかり。みんな頑張っている。自分も頑張っている。頑張っていないやつに何でそんなことが言えるんだ。弟は兄に厳しい言葉をぶつける。
それでも、みんなでまあ何とか頑張ってみようということになり、兄弟は亀裂を残したものの、出場を目指して進み始める。

宙の学校生活。
狭い町だ。宙の父がペコペコ頭を下げている姿を同級生たちに見られる。お前の親父、かっこ悪い。そんなことを平気で言う者もいる。そんな弱い父が大嫌い。でも、商店街の人たちは、父は強いと言う。そんなの昔の話だ。
転校してきた向井君とは何か気が合う。彼のつてで今回のダンス大会のメンバーにも入れてもらった。ダンスをしていると楽しい。
向井君はグラフィティを薦めてくる。躊躇して、自分は向井君がするのを見ているだけだったが、美容室の女性に見つかる。父に近づこうとしている女だ。二人で歩いている姿を同級生に見られて、この前もからかわれた。
女は昔の父のこと、逃げた自分のことを語る。そして、宙のことを卑怯だと言ってくる。
かっこ悪い、恥ずかしい。そんなこと分かっている。でも、お前は母親じゃない。たとえ父とそんな関係だったとしても、本当の母親とは同じ匂いがしない。でも、もうグラフィティは辞めようとは思った。だから向井君とももう会わない。
ダンスの練習も忙しいが、文化祭実行委員になったからそちらの活動もしないといけない。休むわけにはいかない。だって、そこには演劇部の成宮さんがいるから。なかなか委員が決まらなかったので立候補した。成宮さんはとても喜んでくれた。成宮さんの笑顔が見られて、一緒の時間が少しでも作れるなら、少々の大変さは厭わない。
締め付けられる心。こういう時に相談できる相手。せんべい屋の働かない兄ちゃんに相談。相談した相手が悪かったか、兄ちゃんは文化祭当日、学校に乗り込んできた。自分の好きな子を見るために。先生に見つかり追い出されると思いきや、同期だったらしく、あの頃に戻って二人ではしゃぎまくっている。そのうち、若い子にどう接していいのか悩んでいると泣き出す先生と一緒に屋上へと消えていった。あんな飄々としている先生でも悩んでいるのか。
演劇を見る。終わって成宮さんのところへ向かおうとしたら、成宮さんは先輩と手を握り交わし、軽くキスをしていた。あれだけ、頑張ったのに。どこにもぶつかれらない思いが宙を支配する。
文化祭には向井君も来ていたらしい。宙と会いたいと必死になって探していたのだとか。連れて来ると言う同級生に宙は会わないと断りの返事をする。
翌日、向井君の学校の荷物は全部無くなっていた。引っ越しらしい。いや、夜逃げだ。サヨナラ出来なかった。自分が彼を拒絶したから。
宙はハルカスに登る。
色々な想いを全部、グラフィティにぶつける。

昇が事故に。
作業中に転落したらしい。
命に別状は無いが、だいぶ怪我はしているようだ。美容室の女性が付き添っている。
社長は焦りまくって、死んだと方々に連絡してしまい、張り合った元番長は香典片手にやって来る。
宙も駆け付けてきた。美容室の女性は宙に、父がグラフィティを消そうと作業をしていた時に転落したことを告げる。
これまでだってずっと、消していた。仕事で疲れた体を休めることもなく、ずっと。
昇の父が元気にやって来る。あのバカが、また人様に迷惑をかけやがってとお怒りだ。
落ち込んでいる宙。宙は自分が悪いのだと昇の父に言う。父は優しく立派な人だったと。
昇の父は、その言葉を聞いて、笑いながら、あいつはそんな立派な男じゃない。勝手に家を出て行って、勝手にボクサーになって、勝手に結婚して。何も連絡もせずに。あいつはダメな奴だ。そう答える。ただ、それはお前が生まれるまでの話だ。
妻が亡くなり、一人でまだよちよち歩きの宙を育てないといけなくなった昇。その時、ボクサーを辞めて、必死に働く決意をした。そして、昇は父に頭を下げた。助けてください。
妻が亡くなり、母を求めて泣きわめく宙を自分は殴ってしまった。もう、あんなことを二度としたくない。だから、助けてくれと。
昇の父は続ける。あいつはダメな奴だ。でも、いい奥さんに恵まれた。周囲の皆さんのおかげでここまで生きてこれた。家を出て行って、どんな人生を送ったのかは知らない。でも、昇はあいつなりにずっと頑張ったのだろうと思っている。それは、今こうして成長した宙の姿を見ればすぐに分かる。
昇の父は、早く起き上がれと怒鳴りながら病室に向かう。
病室では昇、社長、元番長と話をしている。
子供が一番になるんだ。父になると。
父となった昇、社長にしか分からない話をされて、独り者の元番長は悔しそうだ。

ダンス大会。
昇は出場は出来そうだが、きつい踊りは無理。
色々と変えるには時間が足りない。
兄は上手く言って辞退することをほのめかす。
でも、弟はやろうと言う。昇たちの姿を見て、自分たちの父親のことを思い出したらしい。そして、ここで辞めることは出来ないと決断したようだ。
大会が始まる。
会場には成宮さんと彼氏、向井君の姿も。
最初は原田商店街チーム。技術は無くとも、大人たちの懸命なパワーを魅せる。
宙の所属するダンスチームの出番。宙は舞台で父と手をかわす。父の頑張りを、このまま自分が繋げる。
洗練された、これからの未来への躍進を輝いて魅せるようなダンス。
優勝は逃すものの2位の座を射止める。
商店街チームはもちろん最下位だ。

せんべい屋の兄は東京に戻るらしい。
色々と相談にのってもらった兄の門出を宙は祝う。もっとも、向こうでも特に仕事をする気は無いみたいだが。根っからのプー太郎気質なのだろう。でも、何かに押されるように旅立とうとしているみたい。
みんな、前を向いて何かをしようという活気が出始めた気がする。そう言えば、喫茶店の音楽も明るいものに変わった。商店街の面々も美化運動を始め、商店街に盛り上がりが見え始めている。
昇は相変わらず、不器用な笑顔と真摯で丁寧な挨拶で営業回り。
元番長に見つかる。怪我はすっかり良くなったみたいだな、我がライバルよ。
元番長から繰り出されるパンチ。昇はあの伝説のカウンターパンチを・・・

こういう作品を観ると、父親になっていない自分が何となく恨めしくなる時がありますね。
結婚もしていないし、親も亡くなってしまったし。
自分が一番じゃなくなる。誰か大切な人を一番にする人生。それは、どんなにその人を思いやり、心に寄り添うのだろうか。そして、そのことがどれだけ自分を強くして、成長させるのだろうか。
そんなことを思います。
でも、無いものねだりしていても仕方がない。自分は自分でどう生きていくのかを考えないといけないのでしょう。日に日に年はとり、体には色々な変調が見えてきます。それと同時に心にも変調が無いといけないのでしょうね。

自分の父親のことを思います。
この作品の昇のように、彼も自分をあまり叱らなかった。口出しをすることもさほど無かったように思います。
でも、いつも自分のことを受け止めてくれていたのだろうなとは今、思っています。何かをしてもらったとかはあんまり無いような気もしますが、宙がどうしようもない想いをぶつけたグラフィティを必死に消していたような昇の行動と近いことはしていたのかなと。
昇は宙のために何かをします。それは父として人として昇を成長させているのだと思います。同時に宙もその想いを受け取ることで、人が人に想いを与えられることを知り、成長するのでしょう。実際、彼は友人を手伝ったり、恋心ありきではありますが、女の子の手伝いを自分を犠牲にして頑張ったりしていました。人に想いを与えることが出来る子に成長しています。だから、寄り添えなかった向井君のことをあんなに悲しめるのだと思います。
受け取った想いから、与える想いへと繋がる。親子だから成せることでしょうか。自分も父親じゃないから分からないとは言っているけど、父の子であるんだから、人には想いがあり、それが自分や周囲の人を成長させることはきちんと知っているはずですね。それを与える側として発揮する場がまだ無いのが寂しいですが。子供じゃなくても、周囲の人に発揮すればいいのでしょうが。
宙はダンス大会の舞台から母の姿を見たようです。父と息子に焦点が当たってますが、やはりそこには、原点は同じだけど、形として異なる母の愛があるように思います。ただただ甘くて温もりがあるような。昇はずっと宙を守り続けていた。だから、母の想いも宙の心から消えることは無かった。人の想いを理解し成長した宙だから、その姿が形として見えたように感じます。
人生だから、様々な年の時代があるから、色々なことが降りかかって来て、その対応が必ずベストを尽くせるはずも無く、悔いが残ったりするけど、あの時があるから、今がある。そして、今は必ずこれからに繋がっていく。いつの時代だって、懸命にその瞬間を過ごし、その想いを繋げて行く。そんな生き方って、凄く素敵やんと伝えているような話だったと思います。

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コメント

こんばんは、今回もご来場、詳しい感想ありがとうございます!
人生初のダンスはきつかったけど楽しかったです。
わたしたちの楽しさが、少しでも届いてくれたらちあなぁ、と思っています。
本当に、ありがとうございました!!

投稿: 今村こころ | 2016年1月25日 (月) 01時48分

>今村こころさん

お疲れ様でした。
コメントありがとうございます。

火ゲキでのご出演作品を観逃していたので、だいぶ久しぶりでした。
いい役もらってたねえ。
冒頭で客を掴まないといけない大事なキャラだったじゃないですか。
父親の不器用な愛に対して、単刀直入の愛し方。あれが母親なんじゃないかとも思います。

ダンスは、最初、一瞬フリが遅れたんじゃないかなんて厳しく見ながらも、楽しそうに笑顔で踊られている姿を微笑ましく見ていました。

ステージタイガーらしい、熱さの中に、本当の温かい人の想いがこもったいい作品でした。
益々のご活躍を。

投稿: SAISEI | 2016年1月25日 (月) 13時39分

この週末前後は

(土)劇団ZTON新年会
(日)gateリターンズ(ソノノチ×ベビー・ピー×劇団短距離男道ミサイル)→座Central river→ステージタイガー×淀川工科高校
(月)THE EDGE

を観劇。
最近、THE EDGEは観られてないんですね。野中さんや辻野さんら役者陣に巧者が揃ってるうえ盛井さんの紡ぐ世界が私の好みに合うようで運営や制作面で多少不満があったりカフェ公演系で3000円超えることに抵抗がありつつも観に行っていますね。

前回の『地下6階の人々』の片岡結衣さんの映像出演での表情が内容とともに大好きでした。

南綾郁さんも2公演連続でしゅ


投稿: KAISEI | 2016年1月29日 (金) 23時23分

SAISEI様

指が太くて押し間違えました汗
(続く)
出演されてますし(笑)

今村こころさんも丁寧な方ですね。

ステタイさんの感想はまた(笑)

投稿: KAISEI | 2016年1月29日 (金) 23時25分

>KAISEIさん

EDGEは、地下何階かで観逃してから、もう観に行くの辞めてしまいました。ダブルバージョンがきついんですよね。日程的に。
味のある役者さんが揃っているので、面白いのでしょうけどね。
今村さんとは話されましたか。
とても丁寧でいい子ですよ。
今回は久しぶりだったけど、ずいぶんと力つけて頑張ってるなあと感じました。

投稿: SAISEI | 2016年1月30日 (土) 22時40分

SAISEI様

昨年4月の火曜日のゲキジョウに出演されていた際にこちらにコメントされてて記事にもお祝儀に点をあげたと書かれてましたよね(笑)

今は観●三●日本橋店におられますよ(笑)

投稿: KAISEI | 2016年1月31日 (日) 01時31分

SAISEI

THE EDGEは私も両バージョン観たのは1度だけですね(笑)

片方だけやと少し惜しいんですがDVDも安いですしね。

また顔を出されてください(笑)

投稿: KAISEI | 2016年1月31日 (日) 01時34分

様抜けた~(泣)

失礼しましたm(__)m

投稿: KAISEI | 2016年1月31日 (日) 01時35分

SAISEI様

実はステージタイガーイマイチ肌に合わないんですよ(笑)

悪くはないんですよ。今回は白井さんのカッコいいとこ観れたし。

いくつか理由があると思うのですが私、SAISEI さんより精神的にやや幼いのが1つの原因かと(笑)

ステージタイガーだけでなくスター☆ジャックスやMouse PieceーreeもSAISEI さんほど上位には来ない。もちろん悪くはないんですよ。

『MATCH』も虎本さんの演技の存在感の大きさに感嘆しましたし。今回も面白かったんですが何か夢中になるものが欠けているようで。

どちらかというともう少し大きいところでやった方がいい舞台やと思うのとやや年配の方が演出されるとテンポが遅いみたいでそこもあるのかもしれませんね。

今村さん、良い方ですよね。私、自分から役者さんには握手を求めないのですがー理由はファンは役者を選べても役者は基本人気商売なのでファンを選べないから。たぶん役者からしたら握手したくない人もいると思うんですよー初めて女性役者から握手をしてもらったのが今公演の今村さんですね(厳密にいうと昨年のプロジェクトうず『PANDORA』の時西田美咲さんでチケットを取ったのですが終演後挨拶に来てくださった時に私が両手を前に出して出迎えたのをたぶん握手を求めたのだと誤解されて握手してくらはりそうなってしばしの後握手をしていただいたのが握手会(←これも説明しなあかんしねw)とか以外での女性役者との初の握手になりますが)。

それでも応援してるなら無理してでも行くんですが来週火曜日のゲキジョウステージタイガー出るの知ってて、当初は行くつもりだったんですが悩んだ末某役者さんに誘われたゲキバトに行くことにしたんです。

ステージタイガーを棄てた理由は1つは虎本さんの客対応ですかね。3回ほどお話しさせてもらってるのですが心がこもっている感じがしなくて。覚えてもいただいていないですし。たぶん。。まあ、長くされているので新しい観客はどうでも良いんでしょう。

あとはたぶんステージタイガーで一番好きな役者は小野さんですが小野さんも2回話しかけてあまり印象良くないんですよ。

合わなかっても応援したい役者がいたら行くんですが。。そうではなく。

すみませんね。こんなコメントばかりで。

サービス業に就いてることもありどうしても客視点や営業視点から見てしまって。

主宰レベルでは虎本さんと本若の平宅さんが話はできたものの心が無かった対応と感じました。

投稿: KAISEI | 2016年2月22日 (月) 00時10分

SAISEI様

ステージタイガーは今後行くとしたら今村さんで100%チケットを予約することになると思います(笑)

投稿: KAISEI | 2016年2月22日 (月) 00時47分

>KAISEIさん

私、まだ握手してもらってない(-ε-)

というのは置いといて。
ステタイは昔の作品の方が好きですね。
つかこうへい色というのでしょうか、かつてのほとばしる熱さが、最近の作品は勢いをじっくり溜め込んで見せるようなスタイルに変わってきているように思っています。
今作は、その好きだった頃の感じに少し戻ったようで、私はとても良かったですけどね。

虎本さん、小野さんねえ。私はかなり親しくならないと、基本、声掛けしないから、何とも分かりませんねえ。
私は舞台できちんと魅せてくれたらそれでいいですけどね。
私自身が人とのコミュニケーションは苦手だったり、一風変わった方と、例えば実験データや論文という媒体で分かち合うようなことも多いので、KAISEIさんの書かれる舞台から離れた役者さんのその姿は特にマイナスには思えないです。
もちろん、そこでも魅力的な人だったら、もっともっと好きになるんでしょうが。
そんなの、普通の世界でもなかなかいないでしょ。この小劇場の世界で求めるのは、多分、なかなか厳しいのだと思いますよ。
舞台でもその外でもお気に入りの方がいる。そのプラスだけで満足しておけばいいんじゃないですかね。

投稿: SAISEI | 2016年2月22日 (月) 15時26分

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