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2015年4月

2015年4月30日 (木)

ゲシュタルトの肌【meyou】150429

2015年04月29日 コモンカフェ (65分)

リーディングとコンテンポラリーが融合したみたいな作品。
正直、難しい。
ゲシュタルトぐらいは一応調べて観に伺った。
何となくは分かるが・・・
今、ここにある自分に気付く。人間をバラバラの個ではなく、一つのまとまった全体像として認識する。ゲシュタルト心理学の概念らしい。
すべてはあるがままにみたいな感じなのかな。何かの個に対して、自分が存在しているのではなく、自分は自分でこの世界に存在している。
何か、宇宙の中の運動し続ける粒子みたいな感じか。ぶつかり合う粒子もあるだろうし、永遠にぶつかることの無い粒子もあるだろう。ぶつかって融合したり、弾け合ったりも。でも、そんな粒子たちが宇宙を創造しているみたいな感覚。
そんな感覚をイメージすると、どこか心が軽くなる気もする。
自分の心の中の声。それを身体に、肌に聞いてみる。意外に自分のことは自分では気づいていないのかもしれない。悲しみや喜びの心の声を、今いる自分の周囲の人たちと一緒に絡み合いながら耳を傾けているみたいな作品だろうか。

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2015年4月29日 (水)

火曜日のゲキジョウ【Micro to Macro×トランスパンダ】150428

2015年04月28日 インディペンデントシアター1st (35分+30分 休憩5分)

お題があるわけではないのですが、共通テーマは自分自身の卒業みたいな感じでしょうか。両作品とも、一人ぼっちで自信が無く、道を知らずうちに彷徨ってしまっている人が、その彷徨いから、自分自身を見詰め、さらにはその周囲に自分を想う人がいることに気付き、新たな道に踏み出すような話だったように思います。
そんな話を、生演奏を交えて熱く優しく描くミクマク色、不条理設定の中で切なく苦しみの葛藤から光を見出すトラパンというか、上田耽美色っぽい感じで、描かれていました。

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2015年4月27日 (月)

~ゲキゲキ短編集Vol.2~【劇団「劇団」】150426

2015年04月26日 京都スペース・イサン 
                (30分、35分、35分 冒頭、間にストーリーテリング各5分)

2年くらい前に拝見した劇団。
http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/121116-6405.html
この時、なかなか巧妙に作られた作品が面白かったので、ちょっと時間が空いたこともあり、短編集とやらを観に伺う。

30分程度の作品が3つ。
エンタメを基盤に、色が全く異なる作品を集めたようです。
それでも、共通テーマみたいなものが感じられるけど。人の心の奥深くに潜んでしまっている気持ちを掘り起こそうとしてるような。
恐らく、人の心を描くという、エンタメと同じく、この劇団の基盤となっているものなのでしょう。

感想は、好みの問題もあるでしょう。
詳細は下記しますが、ドタバタで拒絶感、切なくも湧いてくる前へ進む勇気、伝えたい想いを通じ合わせる感動といったところでしょうか。

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タイムズ【極東退屈道場】

2015年04月25日 アイホール (105分)

久しぶりの3本はしご観劇。
昔はよくやっていましたが、今は体力が持たなくなって。
今回はわざとそうしたようなところがあります。
この作品、初演を観れず。
色々な人の感想を拝見すると、とにかく情報量が膨大で、一度観て内容を把握することが不可能だそうで。そもそも、その内容を把握するのではなく、感性でそのまま見て、何かを感じ取るのがいいようです。
私の苦手な観劇パターンです。筋を追ったり、いちいち、そのシーンを理解しないと置いてけぼりを喰らった感じで不安になり焦ってしまったりするので。
そこで、考えたのが、もう頭をいっぱいいっぱいにして、これ以上考えられないくらいにして観たらいいんじゃないのかと。
幸い、2本も観たら、その内容をブログに書くために覚えておくだけで私の頭はキャパオーバーになってくれます。
この状態で、この作品を観たら、何も考えずに素直に楽しめるんじゃないかなと。

結果はよく分かりませんが、この作品、そんないらないことをせずとも、普通に楽しめるんじゃないでしょうかね。
確かに情報量は膨大で、ここまでされたら、それを頭に入れることは必然的に拒絶してしまうくらいのレベル。自然に感性でしか見れない状態にしてくれるようです。
そして、一シーンが一つの話のようになっており、何かで繋がった短編オムニバスと割り切ってしまえば、かなりの話が面白いものとなっています。
全体を通して、そこにあるのであろう作品の本質まで感じ取れれば、より楽しいのでしょうが、それは残念ながら無理。単発で各々を楽しむところに留まりました。
それでも、何か日常を過ごすちっぽけな自分と、壮大な宇宙、時間の中で存在する自分という姿が見えてきたような気もします。

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2015年4月26日 (日)

ハローハローハロー【TheStoneAgeヘンドリックス】150425

2015年04月25日 トリイホール (100分)

ネタバレなので、ここでは書きませんが、あっと驚く展開。
でも、この展開が、いつも以上に、互いの心に触れる時の人の優しさや温かさを醸しているように感じます。
想いが通じ合っていく。それが互いの身体の中を流れていく。
そんな姿が、本当の分かち合い、家族としての絆であることを考えさせてくれる作品でした。

<以下、ネタバレしますので、公演終了まで白字にします。公演は水曜日まで>

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さらば、ロミオ【劇団ぎぶあっぷ】150425

2015年04月25日 芸術創造館 (100分)

めちゃくちゃ面白いし、巧い。
見事な喜劇。でも、悲劇でもある。色々な意味で。
舞台の表裏を切り替えながら、片や喜劇、片やミステリーといった同時進行で話を展開。
そして、最後には、客を楽しませて帰らせるという劇団のポリシーが浮かび上がる仕組み。
巧妙な作品にとても満足。

<以下、ネタバレしますので、公演終了まで白字にします。公演は、日曜日まで>

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2015年4月24日 (金)

親愛なる凸と凹へ【浪花グランドロマン】150424

2015年04月24日 シアトリカル應典院 (100分)

この劇団として、初めて浦部喜行さん以外の方が演出をされた作品らしいです。
浦部さんは直接、お会いしたことはありませんが、かなり年季の入った演劇人だということで名前を存じ上げております。
そんな方に代わって演出されたのが、25歳の細原愛美さんという方。今作品にもご出演されていますし、これまでも、舞台で可愛らしいお姿を拝見したことがあります。
そんな若手演出デビューを前面に押し出しているからでしょうか。
どんな違いが出るのかをどうしても注目して観てしまいました。

確かに若いという感覚はあります。そして、女の子が描いた作品だという感覚も。
ラストなんて、久しぶりに心がキューっとなる甘酸っぱさがあり、心地いいやら、気恥ずかしいやらで。
ものすごく、純粋に人や現実を見詰め、そこに若い人たちが夢だなんてものを背負って生きていくことへの悩みが露骨に隠れず噴き出しているようでした。
今の自分は何者なのか、どこに由来があるのか、進もうとしている道の原点を自分は分かっているのか・・・など、未知のこれからを生きる不安を漂わせながらも、自分のこれまでを見詰め、そこから自信と勇気を得ようとしているような感じでしょうか。
今まで経験してきたことや、出会った人たちから得たことは、自分が本当に進みたいと思っている道、夢という言葉で置き換えていいと思いますが、そんな夢を自分が掴み、実現へと向かって進む大切なものであったことを思い起こすような感謝と覚悟の想いが感じられるような話だったように思います。
ただ、同時に古臭い感覚も残ります。
来週に唐組の大阪公演があるから、そう感じたのかもしれませんが、ちょっと昭和色やアングラ色も滲んでいるなあと。
無茶苦茶にシュールだったりするシーンの雰囲気が、妙にそんなアングラ芝居を観る時に感じる空気と似ているような気がします。
若い女性が描く甘酸っぱい乙女心を含め、ファンタジーとアングラを融合したような、新たなジャンルとして考えてもいいような新感覚な作品だったように思います。

<以下、ネタバレしますので、公演終了まで白字にします。公演は日曜日まで>

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2015年4月22日 (水)

火曜日のゲキジョウ【男前ファクトリー×ステージタイガー】150421

2015年04月21日 インディペンデントシアター1st (30分+30分 休憩10分)

今回の共通テーマは熱さだろうか。
熱さと言っても、色々な表現の仕方があるものだ。
熱情こもる演技力、とにかく駆け回り力で押す・・・
でも、最後に見たいのは、表面的な熱さでは無く、そこに潜む揺るぎない熱意が作品に埋め込まれていること。これが、この作品、熱かったと感じさせてくれる。
両作品とも、その魅せ方に巧さの差は感じられるものの、想いをじっくりと練りこんだ満足感の高いものだった。

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ゆうれいを踏んだ【突劇金魚】150421

2015年04月21日 アトリエS-pace (95分)

話としては、頭に桜の木が生えた女なんて不可思議な設定ではあるが、とても分かりやすく進行。計算された言葉の数々が、絶え間なく、くすりとした笑いを誘う。
ツルコの出会う人たちも、ちょっと不思議な面白い人たちばかり。
そんな表面的に拡がり続ける楽しさとは裏腹に、どこかモヤモヤと不安な気持ちも煽られていく。
多分、これはいいことにはならない。話の終結に向かって、心がずっとざわつく。
そんな気味の悪さがずっとあるんだけど、それが楽しい話の展開で打ち消されたと思えば、露骨に出てきたりと。
嫌だなあと思いながらも、それがまた心地よしといった感じか。

家族とか、絆とかって実はこんなんじゃないのってことをジワジワと知らしめていく。
それはけっこう残酷なこと。
固い絆で結ばれているとか、無条件に愛し合えるのだとか、決してそれを否定はしないけど、逆にそんな綺麗なものじゃないのかもなってことは、歳を重ねたら気付いてしまったりする。
そんな嫌なところを見せつけられたよう。
でも、だからこそ、それを受け入れて、人と付き合っていけばいいのではないか。人や社会に合わせる自分じゃなくて、そのままの自分でいることの正当性も証明されたような気はする。
深く考えることや汚いものを見ることはしんどいから、知らぬ間に避けてしまっているのだと思うけど、それをちょっと思い出させてあげましょうという残虐性が感じられると同時に、そのことでへこますのではなく、少しだけ気が楽になるかもしれないよといった優しさもあるところが、観終えて、何か心ざわつくけど、救われたような安堵も覚えるのかもしれない。

<以下、ネタバレします。白字にはしていませんのでご注意願います。今週末から東京公演があるようです>

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2015年4月19日 (日)

COLLAPSAR【ルドルフ】150419

2015年04月19日 アトリエ劇研 (120分)

今の自分にとって大切だと思っていることが、道を進む制約になっているのかもしれない。
気付かないうちに、それを捨てたら進めないみたいに思っていませんか。
それは本当に、これからも自分にとって大切であり続け、自分をより良き道へと導いてくれますか。
それを壊して、そこから解放されて、新たな自分の道を進んでいる人を見詰めてみませんか。
そして、今、自分が、これまでをさらに積み上げていく道を進むのか、壊して新しい道を創り出すのかを決めてみましょう。
人間と人造人間により築き上げられる架空の国家の姿を見ながら、何か、そんなことを問われているような気になる作品でした。

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2015年4月18日 (土)

追伸【空の驛舎】150418

2015年04月18日 アイホール (110分)

2年前に拝見した作品。
http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/120318-e79c.html

ブログを読み返して思い出しましたが、そうそう、この時大変だったんだ。
夜中に母親が緊急入院して。
それでも、この作品はやはり観たくて、病院から次の日だったかは忘れましたが駆け付けたのでした。
そんな母親も3か月前に亡くなりました。
1/18に亡くなったので、ちょうど月命日ですね。
何かちょうど想いを馳せるのにいい作品でした。
一言で言えば、生死を描いた作品でしょう。

生死の境界を彷徨う人たちを描いた三作品。
死と向き合い、受け止めることで見える自分の生。大切な人を亡くした者は、その死を受け止めて決別しないと前へ進めません。同時に死者も辛い想いで、生と決別しているのかもしれません。
生きている間は触れ合い、温かみを感じ合える。でも、生死で分かたれた者たちにはもうそれは無理です。
伝えたかったこと、してあげたかったこと・・・
そんな想いを追伸として残し、悲しみを償却して、生を全うする人の姿を、日常の一部から真摯に描いているような作品でした。

<以下、ネタバレしますが、再演なので白字にはしていませんのでご注意願います。公演は日曜日まで>

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ELDER STATESMAN'S GARDEN【THE ROB CARLTON】150417

2015年04月17日 HEP HALL(115分)

まだ、この劇団は2回しか公演を拝見していないのだが、シチュエーションコメディーというのか、舞台の幾つかの出入り口を利用したスレ違いや登場人物たちの勘違いを基に、巧妙な話の展開で笑わせながらも、その巧さに凄さを感じさせる作品がとても好き。 (http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2014/02/post-7.html
http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/100-4945.html 

初めて観た時に、あまりにも気に入り、その時の作品は、昨年のベスト10にも入れさせていただいた。
http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/201410-8193.html

恐らく、コメディースタイルでこんなにまで凄いと感動したのは、今は無くなってしまったコメディーユニット磯川家、昔のイッパイアンテナ、今も活躍中の中野劇団ぐらいじゃないだろうか。 これまでは京都公演だっただけに、大阪での公演で、私の知り合いも観に行ってその魅力を味わってもらえるのが嬉しくて。
さっそく初日を拝見しに伺ったが、客席もけっこう入っており、上々のスタートみたい。

スレ違いに勘違い。散りばめられた伏線。
上質な庭での、元老や総理といった日本の政治を担う上級のまともな人たちが、日本の将来を決めるような大きな外交問題に挑む。
そんな本来なら、真剣で真面目な姿までを面白おかしくしてしまう。
そして、たくさんの笑いの後には、巧妙な作りへの賞賛、衝撃が得られ、この庭で生まれた本当の分かち合い、一つの絆に少し涙も滲んでしまうという見事な作品でした。

<以下、ネタバレしますので、公演終了まで白字にします。公演は日曜日まで。笑いだけじゃ嫌。感動もしたいし、演劇作品としてのきちんとした作りも味わいたい。かっこいい人たちも見たい。騒がしいのはあまり好きじゃなくて、上質な雰囲気の中で観劇したい。とそんな贅沢わがままを言われる方がいらっしゃるなら、ここをお薦めできます>

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2015年4月17日 (金)

GOLD BANGBANG!!【壱劇屋】150417

2015年04月17日 インディペンデントシアター2nd (155分 休憩無し)

2009年01月16日。
実家のある大阪に15年ぶりに戻って来て、たまたま観たTAKE IT EASYの千年女優に感動して、この時知った末満健一さん主宰のピースピットの作品も観てみたいと思ってからが、このはまってしまった観劇人生の始まり。
ピースピットを生で拝見したのはSUGARだったか。当時は、その何もかもが新鮮で、過去作品にも触れたいとDVDを通販で購入し、この作品もVHSで拝見している。
http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-d81f.html
この作品をはじめ、三部作のようになっているのか、グルービーデイズ・マリオ、グーグー・ムーチョは、いつの日か、生で観れたらなあなんて思っていた。
それを大好きな壱劇屋が、そして、この6年の観劇人生の間に好きになった数々の役者さん方がご出演される今回の公演。
楽しみで仕方がなく、今、観終えて、興奮収まらずの状態にまでしてくれた。
感謝と感動。
この気持ちをどう伝えればいいものやら。
とにかく、情報としてすぐに、最高だったことをブログの感想としてアップする。
願わくば、一人でも多くの方に、この最高の作品を観てもらいたい気持ちで一杯である。
素晴らしかった。
そして、こんな感動を味わえる演劇に感謝。

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2015年4月11日 (土)

銀河旋律【劇団未踏座】150411

2015年04月11日 龍谷大学深草キャンパス学友会館3階大ホール (55分)

非常に良かったです。
昨年、高校生が演じる同作品を拝見して、随分と、なりふり構わずのどストレートな恋愛を描く話だなあと思っていました。
http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/hpf120730-c730.html

今回も同じような感想は抱くものの、やはり少し大人の大学生が演じているからでしょうか。
自分が発する真っ直ぐな強い好きな気持ちにだけ焦点を当てるのではなく、相手や周囲の視点にふと立ってしまい揺らぐ一瞬、そして改めてまた強くなる気持ちみたいなものも垣間見れたような気がします。
単に人の想いの強さを伝えるのではなく、そこから生まれる想い合うことの素晴らしさを浮き上がらせているような感じでしょうか。
そのことが、時がいくら流れようと、歴史が変わったパラレルワールドみたいな世界がたくさんあったとしても、人の心から生み出された想いは消えないという絶対的な強さを感じさせているように思います。

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啓蒙の最果て、【がっかりアバター】150410

2015年04月10日 道頓堀 ZAZA HOUSE (85分)

う~ん、う~ん。
どうしたらいいのか。正直、観なかったことにしてしまいたいくらいです。
プレビュー公演を拝見しました。だから、普段、アンケートを書かないので、このブログにどうだったかを書く義務があるわけで。
面白かった時は、手放しにおもろかったわあと書けばいいでしょう。そうじゃない時は、いくら個人の感想といえど、せめて理由を述べないとね。
ということで、その理由が漠然とし過ぎて上手く書けないので困っています。
感想は簡単に一言で書けます。
全く面白く感じませんでした。全くと言っては語弊がありますが、諸所のシーンではなく、この作品の全体に関して述べるとそうなります。後半は嫌悪感すら抱いて、ただ時間が経つのをしのいでいました。
まあ、当たり前ですが、個人的な感想です。
足を運ばれて、確かめてください。公演は日曜日まで。

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2015年4月 9日 (木)

わが星【劇団六風館】150409

2015年04月09日 大阪大学豊中キャンパス学生会館二階大集会室 (85分)

昨年の新入生歓迎公演はMORALでしたね。
あの作品も、社会とその時代を生きる家族・個人を、マクロとミクロ視点で交錯させながら展開する話だったように覚えていますが、今年はさらに規模が大きくなって、個人と宇宙を対比させながらの作品のようです。
正直、昨年は劇団としての持ち味は存分に魅せているものの、あんな難解な作品を見せて、新入生に敷居の高さを感じさせないのかなあなんて他人事ながら心配していました。頭をこねくり回してこのブログに感想を書いたのはよく覚えていますから。
今年は、今年で、舞台にあんなに美しい宇宙空間をも創り上げてしまう卓越した力を魅せて、大丈夫なのかなと。まあ、役者さんの輝かしい演技はもちろん、舞台美術や音楽、照明の美しさも感じられる作品だったので、様々な分野でこんな空間を表現する人たちの一員になりたいと足を踏み入れてくれる若き新入生がいることでしょう。
私は、確かに観ながら感じた溢れてくる感情をどう言葉にしたらいいのか、また今年も悩まされていますが。
こんなものは、美しかったとか、今の自分や地球、時に愛おしさを感じたとかしか書けません。

観劇を始めて、今年でもう7年になるのですが、この作品は一度は観ておきたいよなというものでした。
多くの方が感動したと感想を述べられている作品。その理由が確かに分かったことと、どうも自分がどんな作品を観ても感じ取れていないところが何となく浮き上がってきて、いい観劇の勉強になった気がします。
この作品を観て、この劇団に入られるような方々と共に、これからも、観続けることで色々な視点で演劇を楽しむ力を自分もつけていければいいなと思っています。

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火曜日のゲキジョウ【C4 CriticalCreation & ClickClock】150408

2015年04月08日 インディペンデントシアター1st (50分+60分 休憩10分)

両作品とも、舞台にリズム良く散らばる言葉から、その景色が自然に浮き上がる。
この心地よさたるや。
美しい2作品を味わえたように思います。
そして、どちらも生を見詰めるような話になってるようです。
一作目は世界の中にいる一人の自分という姿から、二作目は死という誰にでも必ず訪れる厳しい姿から。
そこから、自分の幸せ、世の幸せはどういうものなのかを考えさせてくれる話だったように思います。

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2015年4月 4日 (土)

7人のテノヒラサイズ【テノヒラサイズ】150403

2015年04月03日 SPACE9 (110分)

繋がっていく話に、回収される伏線。
この巧妙さに最高の心地よさを感じられる作品。
様々な過去を持つ人たち。
各々、境遇は違えど、生まれの問題や不運が重なったりで決して幸せではない。
そんな人生を幸せに出来ないだろうか。どうやってすればいいのか。
過去は当然、変えられない。でも未来も神様に運命を握られているから無理なんじゃないの。これまでだって、ずっと神様に与えられた運命に従って生きてきたんだから。もっと言えば、神様だって無理なのかもしれないし。
いや、そうじゃないだろ。運命を変えるのって誰なんだ。自分の人生の作・演は誰なんだ。
といったような話。
切り開かれるこれからの人生があることに幸せを見出せるような感覚を得る作品でした。

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