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2014年12月

2014年12月23日 (火)

【番外編】2014年 観劇作品ベスト10

最後のおまけ。
絞り込みで外したはいいけど、まだなんかしっくりこずに悔いが残っている作品たちを簡単に紹介。

よしっ、これで今年はとりあえず終わり。
12時間以上、作品たちと向き合って疲れました。
でもなあ、こうしている今だって、火ゲキやってるし、本当なら観に行っていたのだろうなあ。年末だって、観に伺うのを恒例にしている劇団だってあったし・・・
まあ、来年は最初の方は観劇をお休みしますが、また復帰したら、たくさんの作品と出会って、楽しませてもらおうと思っています。

ちょっと早いけど、今年も観劇を通じて、いい一年を過ごせました。
ありがとうございました。

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【決定】2014年度 観劇作品ベスト10 その3

残った57本の作品たち。
本当にどれを見ても素晴らしい。私の今年の誇りです。
一つ一つが宝石みたいなもので、ジャラジャラと手にして、今年もこんなにいい物が集まったわいと高笑い。
その中から、厳選の10個を選ぶと言うのですから、そりゃあ悩むのが当たり前というものです。
そして、毎年のことですが、これまでに身を引いていただいた作品たちを見直すと、どうして外してしまったんだと思う作品が必ずあります。
前へ出る力の弱さでしょうかね。ひっそりと輝いているから、気付かず捨ててしまったみたいです。
この点数化をして決めること自体に無理があるのでしょうね。でも、感覚だけで選ぶのには数が多過ぎるので仕方ないです。
もう、今さらやり直す気力もありませんから、そのまま、おとなしく眠ってもらいます。
でも、そんな作品を含め、今年出会えた数々の作品たちのことは、本当に大切に思っていますからね。外してしまった作品たちも、各々の魅力をきちんと輝かせていることはちゃんと感じ取っています。

と、そんなさよならした作品たちにも改めて敬意を表した上で、ベスト10を決めましょう。
あとは、一つ一つを見ていき、30本ぐらいにまで、まず絞る。
その後、20本まで、10本まで絞り、最後の10本を明確に順位付けします。

これまでの点数はリセット。全て、私の頭の中で感動した記憶をたどりながら、無理矢理に順位付けをしています。
ここはもっともっと活躍して欲しい気持ちが大きいからなるべく上位にとか、ここの役者さんはいつも会ったら挨拶してくださるから外すのは後ろめたいなあとか、ずっと応援している劇団や役者さんだからなあとか、お気に入りの役者さんがご出演しているからとか・・・、思いっきり私情を入れ込みながら。

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2014年 観劇作品ベスト10 その2

一つ一つの作品をじっくり考えられるレベルの50本程度に絞りたいところです。
ただ、もう作品の出来自体についてどうこう言えるレベルを超えた作品たちなので、公演という点で評価したいと思います。

・チラシ、Twitter、ブログなどで公演関係者の方が上演時間告知をしていない場合に-3点します。
逆に、かなり積極的に告知をしている印象を受けた劇団には+2点します。
一応、減点対象になった劇団に関しては、作品名+上演時間で検索をかけて、私の知らないところで告知をしていなかったかは確認しています。

・受付の対応などに難がある場合、-2点します。今年は4件。その全てが最初の絞り込みを抜けてきました。

・上演中に私の中での常識を超えるお喋りがあった場合、-5点します。あくまで、お喋りです。大きな笑いや、面白すぎて役者さんのセリフを思わず繰り返して喋ってしまうなんてものは対象にはなりません。あと、少しぐらいはお友達と凄いねとか喋りたい気持ちは分かるので、その程度はもちろん減点対象にはしません。
今年は11件。うち8件が最初の絞り込みを抜けてきています。ただし、前説でお喋りに関する注意があった1件は除きます。それと、2件はご出演の役者さんのお知り合いであることが分かってしまいましたので、これは減点ではなく、候補から外します。

・私のTwitter、ブログに役者さんはじめ、公演関係者の方々からコメントをいただいた場合、+2点します。

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2014年度 観劇作品ベスト10 その1

まだまだ、年末に向けて魅力的な公演が続いていますが、私は12/12を最後にいったん観劇を辞めたので、少々早いですが例年のごとく。
何とも尻切れトンボみたいな形になってしまいましたが、今年は302本の中からベスト10を決めたいと思います。

例年、構成、エンタメ性、芸術性などの項目ごとに点数を付けていましたが、素人がかっこつけてこれをすると、自分の好きな作品がなぜか評価されないことがはっきりしたので、今年は単純にします。

観終えて数日以内に、これぞ演劇だなあという演劇点と、とにかく話だろうと、踊りだろうと感動したかの感動点を各10点満点で点数付けしています。
これに、今、もう一度、また観てみたい作品かを考えてみて、そうならば+2点します。
これで、半分ぐらいには絞れるはず。

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2014年12月14日 (日)

今年の観劇を振り返る 2014

今年は302本。
通算1702本になりました。
まだ、今年が終わるまで、時間はありますが、これで多分、締めです。

別に300本を超えて力尽きたとか、飽きちゃったとかじゃないんですが、今年は恐らく、もう観劇をしないと思います。
ちょっと・・・

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男なら、やってやれ!!【梅棒】141212

2014年12月12日 ナレッジシアター (100分)

さすがでした。
まあ、正直に書けば、前作ほどの感情移入は無かったのですが、また別の形で魅力を感じさせてくれる作品でした。
多くは書くことが出来ませんね。
観て抱くことになる、高まる感情、湧き上がる楽しさは言葉には出来ません。
舞台で輝く人たちの素敵な姿を目に刻めば、それで十分な公演なのだと思います。

<以下、話の流れを書いているのでネタバレしますので、ご注意願います。白字にはしていません。大阪は本日まで、その後も福岡で公演があります>

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2014年12月 7日 (日)

ウミガメのスープを飲んだ。【大名】141207

2014年12月07日 翔UPファクトリー (70分)

男と女の分かち合い。
愛していますか。そんな質問に対するYESという答えでは、その本当の想いは伝わらない。答えが無いのかもしれない。だから、悩み、あがき、必死に寄り添おうと色々なことをする。それがたとえ無駄なことだと分かっていても。
そんな男と女が本当に分け隔てられるしかない別れの中に追いやられたら。例えば、生と死のような。
自分の想いをどう伝えたらいいのか。想われていることをどう感じ取ればいいのか。
弱いけど優しい人間が出来ること。それは、ただ抱きしめ合うことだけ。
そんなことを感じさせる作品だったように思います。

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蔓延ル緑【空の驛舎】141207

2014年12月07日 カフェ+ギャラリーcan tutku (70分)

田舎町に立った産業廃棄物処理場を巡り、外観の繁栄とは別に崩れていく人の繋がり。
そんなもので、人の繋がりは壊れない。想い合ってきたこれまでがあるから。
大切なものを守るために人が戦わないといけない時、守らないといけないものを考えさせる話のように感じました。
そんな話を、厳しく伝える一方、人が想うことを優しく描いて、温かみを感じる作品となっています。

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2014年12月 6日 (土)

SANTA×CROSS 2014【劇団SE・TSU・NA】141206

2014年12月06日 HEP HALL (85分)

これまでに拝見したこのシリーズの過去の感想。
http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/santacrosssetsu.html

4組の見習いサンタとトナカイ。その間には優しい想い合いが溢れています。
想うこと、想われることの素晴らしさを経験して、その幸せを実感していく。その成長と共に、世界の人々にもそんな幸せが溢れ流れていくような繋がりを感じさせる作品。
きっとあなたの手元にもプレゼントが届く。そんなクリスマスの奇跡に優しい気持ちを抱かされる話でした。

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ロミオ&ジュリエット【劇団空組】141206

2014年12月06日 ABCホール (150分)

初日が終わり、笑って泣けるという感想が私のTwitterのTLを飛び交う。
笑いは、いつもながらの若い女の子らしい、私のようなおじさんにはちょっと付いていけないところがあるけど、まあ面白いことを色々と組み込んで、楽しい舞台になっているのだろうと予想する。
そして、泣けるのが話として泣けるのか、しっかり作り込まれた作品の素晴らしさに感動して泣けるのか、どちらかが分からなかったが、これは後者だろうと思って足を運ぶ。10周年記念公演なので、いつも以上に気合が入っているのだろうなと思っていたから。

笑いの予想は正しかったが、泣ける方はちょっと予想と違った。もちろん、いい方向で。
後者の泣けるもあったのだが、前者の話としても泣けるように仕上がっているように思う。
ロミジュリは、基本的に私は泣けない作品だと思っている。何か悔しい想いが出てきて、泣けるとしても、どうしようもないもどかしさに悲しみの涙を誘われるだけなのだが、この空組スタイルのロミジュリは確かに話として泣ける。感動の涙が浮かぶ。最後に想いを込めたそんな素敵なラストを用意している。
とても素敵なロミジュリだと思う。

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2014年12月 5日 (金)

カゾクノカタマリ【日本海】141204

2014年12月04日 元・立誠小学校 音楽室 (70分)

男女10人の役者さん方が、各々描き出すご自分の家族の姿。
自分だって経験した、これから経験するかもみたいな、とりとめのないエピソードが紡がれる。
その空気の中に、自分も一緒に漂う。そこで、自分の家族のことに想いを馳せてみる。
それが出来る公演。
それだけなんだけど、とても心地いい時間が流れ、観終えて、安堵と喜びを得る。

<以下、ネタバレしますので、公演終了まで白字にします。公演は月曜日まで>

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2014年12月 4日 (木)

それでも世界には俺がいた方がいい【テノヒラサイズ】141203

2014年12月03日 道頓堀角座 (35分、50分、35分)

まあ、ここは安定して笑いという面白さと、話としての面白さを共存させた作品を創られるので。
今回もそのままです。

「もう騙さないで」、「テノヒラガエシ」、「お前が十歳になったら熊と戦ってもらおうと思っている」の3本。
以下に感想を書いていて思ったのですが、「もう騙さないで」はテノヒラをカエスようなトリッキーさを使った話、「テノヒラガエシ」は、ある時期に勝負をかけて全く違う世界に戦いに出るような話、「お前が十歳になったら熊と戦ってもらおうと思っている」は、本当にもう騙さないで欲しいと思う話になっています。
連鎖させてるのかなあ。
まあ、3本とも面白いです。
ゾクッとしたり、ウルっとしたり、ビクっとしたり。最後はニヤリか、ニッコリか、ゲラゲラかで笑っていると思います。

<以下、ネタバレしますので公演終了まで白字にします。公演は月曜日まで>

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2014年12月 2日 (火)

火曜日のゲキジョウ【匿名劇壇×ブレザー少女】141202

2014年12月02日 インディペンデントシアター1st (30分+30分 休憩10分)

今回は両劇団とも二人芝居。そして、男女の愛みたいなものを描く。
匿名劇壇は爽やかながらも狂おしく切ない男女愛と親子愛をリーディングのスタイルで魅せる。
ブレザー少女は、素直になれない揺れる男女が本気で向き合い愛を得るまでを描く。
男女の心情の動きに魅入りながら、そこに潜む愛に心地よさと切なさを感じる二つの作品か。全く、表現方法が異なるのだが。

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2014年12月 1日 (月)

プール【夕暮れ社 弱男ユニット】141130

2014年11月30日 京都芸術センターフリースペース (100分)

今から思うと最初から、何か圧迫されるものがあったような気もするが、途中から急にその圧が強くなり、どうしようもない息苦しさを感じる。
それでも、いつかその息苦しさからは解放されるような感覚も得る。
当日チラシの言葉を借りれば、水泳選手がとにかくどうであろうとひたすら水の中を泳ぎ、ゴールした瞬間に結果はどうであれ、顔をあげて息を吸うみたな感じだろうか。
その時の爽快、達成感を知っているから、息が苦しくても泳げる。そして、その泳ぎを見守ってくれている人も実はプールサイドにいる。だから、頑張って泳ぎ続けなさい。そんなことを伝えている作品のように思う。

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秘傘!雨の叢雲~傘を刺す、五月雨~【劇的細胞分裂爆発人間 和田謙二】141130

2014年11月30日 東山青少年活動センター 創造活動室 (115分)

今回、話題になっていた殺陣は、なるほど確かに見応えがある。傘はなかなか万能な剣であると思わせるアイディア豊富な技に魅せられる。
キャラの濃さは、ここではお手の物か。個性的で、様々な背景を持つ登場人物の絡みはなかなか面白い。
正義とは悪とは、復讐の連鎖を断ち切るといったメッセージ性の高い話も、しっかりしている印象が残る。

ただ、全体的な感想としては、どこか手放しで面白かったですとは書けないようなところがある。
説明がくどいのか、設定のボリュームが多過ぎるのか、理解は出来るが、そのうち、理解しようとするのがしんどくなるような話の展開や、ここまで個性的なキャラにするなら、もっとそれを誇張して殺陣などでもそれを活かして欲しい気がする。
後半は復讐に囚われるむなしさ、そんな復讐の連鎖はどこかで終わりにしなければ、そして誰のためでも無い、自分が幸せを掴むために道を進まないといけないといったメッセージを伝えるために、無理やり話を展開しているかのような感があり、正直、しんどかった気持ちが大きく残っている。

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