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2014年3月22日 (土)

MONO DRAMA【彗星マジック 米山真理一人芝居】140322

2014年03月22日 PLACEBO (65分 休憩10分)

二本立ての米山真理さんの一人芝居公演。

昨年の劇団本公演で拝見した作品「チムニースイープ・ラララ」。
http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-4.html
一つ目は、その後をDJとして生きる主人公の純粋な少女ラララが、その作品での話を振り返ると同時に、これからを描いた話として新たに創られたような作品。

そして、もう一つは、昨年のINDEPENDENT:13と称する一人芝居フェスティバルで予選を突破し、本選での公演を勝ち得た名作「シロとクロ」
http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/independent13-1.html
今回は、石川晃さん(PLACEBO演主)が、その公演を観て、この作品のためにご自分が創った音楽にあわせて演じる新しい作品となっています。

特に多くを語る必要は無いでしょう。
素直に米山真理さんの可愛らしい表情、軽快な楽しくなる動き、心情こもった演技・・・に魅了されるだけの公演です。

・チムニースイープ・ラララ

冒頭から、本公演でのシーンが思い起こされ、懐かしい気持ちで、その語りを見守る。
確か、結局、敗戦国となり、国の存続すら厳しい状況になった中で、ラララという少女の純粋な笑顔が、希望の光を感じさせるようなラストだったよな。
それは、本当に現実となって、この国の力となったみたいです。
ただ、現実は決して、この国にとって甘いものではなく、まだまだこれからといった厳しさも語られます。
それでも、きっと、これから、また、この国は前を見据えて進んでいくのでしょう。
そんなことを思わせるような話です。
そして、そんな語りを聞いていると、心地よくなって・・・
そう、寝ました。
反省はしていますが、仕方なかったのです。別に面白くなかったわけでもなく、何で寝たのかよく分かりません。
あんなに気持ちいい空間を創り出したのも悪いとちょっと逆ギレをしてごまかしておきます。
申し訳ない。

・シロとクロ

予選も含めて、今回で4回目の観劇。
この作品は、上記した米山さんの魅力が最大限に味わえるようなものです。
今回、新たに感じたのは、より強く、シロの成長と、これからの彼女の未来が感じられるようなところでしょうか。
石川さんが創られた音楽を生演奏していますので、彼女の動きを見詰めながら、絶妙に動きに合わせて奏でられています。そんなところが、シロにより焦点を当てたような感覚になっているのかもしれません。
クロは、バイバイ、シロ、楽しかったよ。といった感じでしょう。これが本来は切なさを感じさせます。でも、今回はそれをあまり強くは感じません。
それよりも、シロも、バイバイ、クロ、楽しかったよなんですが、シロはまだこれからを生きる人です。だから、そのクロとの思い出を大切にこれからを、今まで以上に楽しく頑張っていくよといったシロの気持ちが伝わってくるようです。
残されて生きる者は、これからの時がある。その時間は、時を止めることになってしまった共に同じ時間を過ごした者への感謝と慈愛の精神の下に築き上げられるように感じます。

両作品を通じて感じるのは、共にこれからを歩む者の姿が浮き上がるようなところでしょうか。
かつての楽しいこと、悲しいことも全部受け止めて、先へと繋げていく。
これが人の成長を意味しているように思います。

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