女子がほぼ裸のチラシに釣ラレテ見に来たんだがもうダメ限界【百々目色学園御戯レ部】140307
2014年03月07日 MOVE FACTORY (95分)
本当に作品名どおりの感覚で足を運んでいるので、どんな話なのかとかは事前に全く把握せず。
ナカバシマリナさんが主宰で、可愛い女優さんを集めたプロデュース公演らしい。
今回は笹倉ととさん、ばんち。さん(斬撃☆ニトロ)、木村友香さん(劇団暇だけどステキ)、吉沢ナチさん、西田美咲さん(劇的☆ジャンク堂/ぺんぺん種)。
こんな女優さん方が、ある話の設定の中で、様々なパフォーマンスで客を魅了する。
大変、ありがたい公演形式で、これが単なるイベントだったら、足を運んでいない。いや、運びたいけど、何か気恥ずかしくて運びにくいのだ。
こうした演劇公演ならば、何となく観に行きやすい。
おかげで、すっかり楽しめてしまった。本当に可愛いからね。
そして、実は主宰のナカバシさんもかなりお綺麗な人。面接官という役どころの前田ひとみさんも不思議な色気がある魅力的な方だ。
このお二人もパフォーマンスに参加され、5人の可愛い女優さんとはまた違った形で魅惑する。
今回は、実は前田さんが、パフォーマンスだけでなく、面接官としての数々の掛け合いで非常に力を発揮されており、一番の敢闘賞であろう。
さらには、面白い踊れるイケメンお兄さんとして北山貴晴(2014.03.11訂正:貴靖、優しくも厳しいご先輩の方から指摘を受けました。たかと打ったら、自動でこれが出てきたので過去の感想ブログでも間違ってるかも。申し訳ありません)さん(劇団ペーさん's13)も、ちょこっと出演される。
残念ながら、パフォーマンスを観ることは出来なかったが、女性たちにやり込められる三枚目の面白い姿は拝見できる。
楽しい時間が過ごせること、間違いなしの公演であろう。
(以下、パフォーマンスがネタバレするのでご注意ください。公演終了まで白字にします。公演は日曜日まで)
後藤町という田舎町で、町興しとして企画されたアイドルグループの追加オーディション。
元々、おんせん娘。というアイドルグループがいるらしいが、その新規メンバー募集ということらしい。
ちなみに、おんせん娘。の正体はぽぴぽという実在するアイドルユニットだ。
町長代理とその部下の女性が5人の応募者を面接して新規メンバーを決定する。
経歴や特技、あとなぜかトイレでのあれこれを聞き出す個人面接、町の名産品をどう売り出すかを集団で議論させる集団面接を経て、最終的に各人のパファーマンスの観客投票で決めるシステムである。
もちろん、休憩中の控室の様子なども舞台で映し出されるので、その人物の裏の部分も目の当たりにすることとなる。
5名の応募者。
小北沙耶。
お嬢様風の可愛らしい衣装で、誰にでも平気で話しかける天然っぽい明るさを醸す。
おばあちゃんが大好きといった、ちょっとあざとい、いい子キャラをしっかり出しながら自分をPR。
特技はたくさんあるみたいだが、中でもお得意のシンクロナイズドスイミングを披露。
可愛さと美しさ、誰からも好かれるような明るさが大きな武器か。
パフォーマンスでは、直視できない恰好で大胆な弾けた動きを魅せる。
高原椿。
東京で活躍する現役アイドル。と言っても、あまり活躍は出来ていないみたい。
歳は詐称している様子。
厳しいアイドル界にいるためか、その勝ち抜きが生半可ではダメなことを一番知っており、時折、敵対心剥き出しの裏表の激しい巧妙さを醸しながら、ポイントを積み上げていく。
清楚な服装にダテ眼鏡といった正統派アイドルっぽい様相。
パフォーマンスでは、まさにこれぞ王道アイドルといった雰囲気を醸す。
村瀬しずる。
眼帯にセーラー服。そして何やら黒魔術を扱うという奇抜キャラを作り上げて勝負をかける。
本当は控え目な性格なので、こうでもしないと勝ちあがれないという考えた結果らしい。一発にかけるお笑い芸人みたいな発想か。
の割には、特技が可愛らしい動物の物真似という、ちょっと気になってしまう巧さがある。
パフォーマンスは、まさにそんな計算された魅力を存分に出し、黒魔術キャラと明るく元気なチアリーダーみたいな可愛さを魅せる。
藤沢朱音。
金髪でボーイッシュなキャラ。
緊張しやすいみたいで、他のメンバーに比べたら、どこかオドオドして前に出る感が少ない。
といって、何かネタをさせたら、これがなかなかの鉄のハートで周囲の引きをものおじせずにこなす。
さらには、特技のダンスではこれまでのおとなしさが嘘のように自分を完璧にPR。
パフォーマンスでは、男受けする格好で色気まで振りまいて、魅了する。
伊東理莉亜。
キラキラネームが物語るように、かなり弾けた今どきの若い子。
どこで買ってきたのかと思うような服装を着こなし、小さな体を活かして可愛らしさをアピール。
ものおじせず、誰にでもガツガツ食いついていき、周りを自分のペースに引きこむ力を発揮。
パフォーマンスでは、おかしな着ぐるみの外観からは想像しがたい、蹴りやパンチの空手のような組手を見せ、迫力ある声で周囲を威圧する。
こんな5人のアイドル決定戦。
勝者は、この日は小北沙耶。
ちなみに私が投票したのは、1番に藤沢朱音。キレのあるダンスに、男心をくすぐるあの恰好にやられてしまった。
2番に高原椿。ちょっと、普通に可愛かった。
最後は、優勝者がぽぴぽに混じって、残りはバックダンサーとして歌を披露。
最後まで楽しめる公演だった。
| 固定リンク
「演劇」カテゴリの記事
- 【決定】2016年 観劇作品ベスト10 その3(2016.12.31)
- 2016年度 観劇作品ベスト10 その2(2016.12.30)
- 2016年度 観劇作品ベスト10 その1(2016.12.30)
- メビウス【劇団ショウダウン】161209(2016.12.09)
- イヤホンマン【ピンク地底人】161130(2016.12.01)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
SAISEIさま
ご来場ありがとうございました!
楽しんでいただけたならほんとうにうれしいです!!
それから、敢闘賞、ほんとうにほんとうにありがとうございます。うれしいです。励みになります。
投稿: まえだ | 2014年3月 8日 (土) 04時55分
>まえださん
公演中のお忙しい中、コメントありがとうございます。
これまで拝見した印象では、役どころのためか、消えて無くなってしまいそうな不安定な繊細な存在みたいな感覚が強いのですが、今回はどうやっても消えないような貫録の存在感(゚▽゚*)
5人を引き立たせ、かつご自分の魅力もアピールする素晴らしい魅力溢れるお姿でした。
残りの公演もご活躍ください。
投稿: SAISEI | 2014年3月 8日 (土) 10時36分
どんなチラシだったのか?気になります(*´∀`*)ノ
投稿: まこと | 2014年3月 8日 (土) 16時18分
>まことさん
まことさんって、私の知ってるあのまことさん?
ご無沙汰ですね。
また、お会いした時にでも見せますよ(゚▽゚*)
投稿: SAISEI | 2014年3月10日 (月) 12時22分