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2013年11月

2013年11月30日 (土)

ゴシップ【劇団レトルト内閣】131129

2013年11月29日 HEP HALL

気味の悪い作品だ。
閉塞された村の雰囲気を醸す舞台セット、照明と音響によるスピーディーなシーンの切り替え、狂気性を潜ませる登場人物たち。
どれをとっても、心がざわつき、不安感が煽られる。
作品名のとおり、偽りなのか真実なのかが交錯してあやふやになっていく中で、何か重大なことを秘めながら進んでいく話の展開。
最後まで観終えても、そんなもやもやは結局、解消されることなく、どこか不安と恐怖を感じたまま、劇場を後にさせられる。
迷走心理サスペンスと謳っているが、まさにその通りだと言えるだろう。

<かなり謎めいた話なので、劇団HPに裏サイトがあって、そこにこの作品の詳細な解説が書かれています。そちらを観ると、理解はかなり深まります。ただ、観劇前に見るのか、観劇後に見るのかは個人の考えですので、何とも言えません。私は観劇後に見ましたが、もし裏サイトの存在をあらかじめ知っていたら、多分、見ていたと思います。キーワード入力が必要ですが、そのキーワードは別にブログとかに書いてもいいようなので、ここに記しておきます。「nana」
裏サイトに関することはあまり書いていませんが、自分が観て思ったことの一部がネタバレにはなっていますので、以下、ご注意ください。白字にはしていません。公演は月曜日まで>

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2013年11月29日 (金)

帝国【劇団有馬九丁目】131129

2013年11月29日 OVAL THEATER

高校を舞台に、戦うということへの現実を鋭く見つめたような作品だろうか。
学生運動のような形になっているが、社会全体の縮図としても捉えられるような感覚である。
支配に抵抗する者。それはテロやら英雄やら救世主やら、憧れとしても見られるし、蔑まれて見られることもある。どうであろうと、そんな戦いの中には、大義が薄れ、小さな憎しみ、恨みの塊が飛び交ってしまうだけになるようなことを伝えているように感じる。
大切なことは、何なのか。
それは相手を包み込むかのように分かり合うという強い覚悟を持つということのように思った。

いつものごとく、熱量のある芝居で魅せるが、同時に狂おしいほどの熱のこもった心情表現にも魅せられる。
役者さんがぶつかり合った力溢れる作品に仕上がっている。

<以下、若干ネタバレしていますが、許容範囲と判断して白字にはしていませんので、ご注意ください。公演は日曜日まで>

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Re:空続きの〆切【勝手にユニットBOYCOTT】131128

2013年11月28日 京都市東山青少年センター 2F 創造活動室

ある女性の脳内を描いたような話。
個性的な脳内キャラ、マイムパフォーマンスなどを組み込んで、その独特の世界の雰囲気を醸し出している。
演劇作品らしい、閉鎖的な世界に留まり、歩みを進めないでいる人の自己脱却までを描く。
そこに素朴で深く真摯な愛が伝わる、切なくも温かみのある話に仕上がっているようだ。

ただ、初日ということもあってか、少し流れがぎごちないような印象を受ける。話とパフォーマンスが分離してしまっているというか。後半は、自然な流れで心情が大きく膨らんでいくので役者さんの熱量豊富な演技で嫌がおうにも盛り上がるが、淡々とした前半に得意とするパフォーマンスと話の融合を巧妙にして、もっと引き込ませて欲しいような気がする。
ごく普通の等身大のカップルの大切な絆を信じて、共に苦難を乗り越えていこうとするところが、描かれる厳しい現実の中で垣間見られる、暗闇に光差し込むような話かな。

<以下、ネタバレしますので公演終了まで白字にします。公演は日曜日まで>

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2013年11月26日 (火)

しみったれたおまえらには愛をやろう2013【演劇集団あしたかぜ】131125

2013年11月25日 ウィングフィールド

とてもいい作品だった。
作品名どおり、愛だった。
愛される、愛する。そんな愛に感謝をする尊い気持ちが、離れた二人でも繋げ合ったみたいな感じの話かな。
静かに人を見詰める中で、その人を想う気持ちが溢れてくるような、とても幸せな感覚を得る。

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2013年11月24日 (日)

タイムすリープる【しろみそ企画】131124

2013年11月24日 芸術創造館

これは面白い。
話としては、ある高校生が現実とそれと並行して存在する争いに明け暮れる世界を行き来しながら、人を想う、想われるということを知っていくような成長物語。
そこに笑いや恋愛を絡めながら、楽しく話を展開していくところはこれまでのこの劇団の持ち味を発揮。
それに加え、今回は別世界での異なるキャラを巧みに切り替えて演じる役者さんの魅力と、剣の世界というファンタジーワールドでの殺陣、アクションも存分に楽しめる。
楽しく温かみのある話に、極上のエンタメ。
申し分ない作品だった。

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Jerk!!【匿名劇壇】131123・131124

2013年11月23、24日 カフェ+ギャラリー can tutku

23日:「嘘の限界」(演劇編)、「希望の殴打」(バイト編)
24日:「自白剤を飲み過ぎて」(恋愛編)

フラッシュフィクション公演と称して、数分の作品群が各編で並ぶ。
つながりはあるようで無く、次から次へと異なるキャラとなるために、衣装もどんどん変わる。
こんな変わった公演はなかなか無いだろう。
2日に渡って、全編を観劇。
詳細は下記に示すが、総じて破壊的というか、破滅的というかこの劇団らしい、独特の感性が見える面白い公演でした。

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2013年11月23日 (土)

INDEPENDENT:13 131122

2013年11月21日 インディペンデントシアター2nd

今年も無事、12作品コンプリートです。
2009年からなので、もう5年になりますねえ。
今年も、惚れ惚れするような作品から、分からなくて頭を悩ます作品と色々な魅力ある作品を拝見できました。

<以下、ネタバレしますので公演終了まで白字にします。公演は日曜日まで>

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2013年11月22日 (金)

INDEPENDENT:13 131121

2013年11月21日 インディペンデントシアター2nd

6作品を観劇。
個々の感想は下記しますが、例年のごとく、抜群の作品、まあ普通の作品、表現方法が難しくて付いていけないけど魅力的な作品、面白味が分からない作品といった感じに分かれるでしょうか。
順に2、1、1、2作品となりますでしょうか。
どれがどれに当たるかは、だいたい感想を読んでいただければ、想像できると思います。

<以下、ネタバレしますので公演終了まで白字にします。公演は日曜日まで>

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2013年11月18日 (月)

磯風・エアシップ<弁天町>

世界館でテノヒラサイズの観劇帰り。
(http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-9.html)
チケットを見せると、10%引きになるとのことで、ホテル大阪ベイタワーに入っている和食の店とバーに行ってきました。

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不老不死セレブレーション【テノヒラサイズ】131117

2013年11月17日 世界館

作・演が湯浅崇さん、つなぎの衣装じゃないとか、ちょっとこれまでのこの劇団とは変わった公演。
でも、いつもどおりの安定した楽しい作品でした。そして、ちょっと温かい気持ちにさせられるラストであるところも。
非常に巧妙に計算された話です。
これは、今までの作品もそうでしたが、輪をかけて、その騙し具合がパワーアップしています。
時間軸をズラしたようなミスリードさせられたり、拍子抜けするような裏をかかれたりと、騙され続けた100分間。
好き放題に散りばめられた伏線が、全て回収されていく爽快感。
笑えて、感動。

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2013年11月17日 (日)

病は病は気からから【AI・HALL 自主企画 演劇ラボラトリー 上田一軒プロジェクト】131117

2013年11月17日 アイホール

iakuの横山拓也さんが脚本で、スクエアの上田一軒さんが演出された作品。
このパターンはiakuと同じだけど、公演企画に上田さんの名前が入っているように、そちらの影響をより濃く入れ込んだ作品に仕上がっているみたいだ。
だから、iakuも面白いけど、こちらはコメディーとして純粋に面白い。と言うか、かなり笑える。そして、ちょっと演劇の力を魅せられて感動できる。

数々の登場する個性的なキャラが全て綺麗に活かされたラストは、凄い脚本で、そして、その魅力を見事に浮き上がらせた演出、役者さん方に感服。
面白いというより、やっぱり演劇って凄いよなあって、改めて感じさせられる作品だったような気がする。

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2013年11月16日 (土)

ボンジュール日本【かのうとおっさん】131116

2013年11月16日 インディペンデントシアター1st

困ったなあ。
面白かったですとしか感想が書けない。
実は、開演前から既にちょっと面白いです。正確には面白い人がいてます。
まあ、実際に足を運んで確かめてください。

6作品のコント公演。
お二人の掛け合いの妙を存分に楽しめる作品たちが勢揃い。
チラシには90分と書かれていますが、実際は120分ぐらい。
そのうちの8割ぐらいは笑った状態になるので、笑い疲れする公演です。

<以下、読んでもあまり意味は無く、実際に足を運んで楽しまないといけない公演でしょう。この面白さは文章で伝えるのは、多分無理です。一応、公演終了まで白字にはしておきますが。公演は月曜日まで>

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大女子航海【劇団暇だけどステキ】131116

2013年11月16日 シアトリカル應典院

前回公演が体調を崩して観に行けず、一年少しぶりの観劇。
とりあえず、前作のDVDを購入。
これで今回の観劇の目的の一つのミッションは完了。また、時間がある時にでも見よう。私ぐらいの1970年代生まれの者には心に響く作品だったそうだから楽しみだ。

で、今回の作品だが、イキイキとした熱量溢れる楽しい雰囲気は、変わらず健在。
特に、今回は若い女優陣が中心となっているので、光り輝いている。
同時に濃い個性を発揮するベテラン男優陣の魅力も際立つ。
いつの時代も、今の悩みや将来の不安を抱えながらも、自分たちの大事なポリシー、そして周囲の大切な人たちと一緒に未来に目を向けて人生を歩んでいるんだなあと感じさせられる希望の光を見出せるような話。
未来はキラキラといつも輝いている。
そんな感覚が、作品名のキラキラと光るはるかかなたの海へと出航する船とその若き未来を夢見る乗組員たちをイメージさせる。

<以下、ネタバレしますので、公演終了まで白字にします。公演は日曜日まで。色々と書いていますが、元気いっぱいの可愛らしい女の子たちの姿を観ているだけで幸せな気持ちになれる作品です。疲れた中年男性にお薦めかな>

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2013年11月15日 (金)

家電の王子さま。【ピンク地底人】131115

2013年11月15日 芸術創造館

登場人物に家電製品という不可思議な設定だけど、結局のところは、母親の無償の愛、絶対的な愛。変わらぬ、そんな愛を描いているような作品か。
印象としては、過去に観た二つの作品に近いかな。
(君がいなくても:http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/121027-84b5.html
(明日を落としても:http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/120701-5672.html
同時に、そんな大切な愛情を描きながら、未来に向けて心揺らしながら生きていく子供たちへの優しき想いも感じさせられる。
全てのモノに終わりはやって来る。でも、同時に新しい始まりも生まれ出す。そんな繋がりを母と子をベースに描いたような感覚がとても心地よく、温かい空気を醸している話。

<以下、あらすじがネタバレしますのでご注意ください。70分の上演時間ですが、私の場合は50分ぐらいになってようやく設定が分かり始めました。それまで不安で不安で。下記を読むと、稚拙とはいえ、キーワードでそれが分かってしまいますので、お気を付け下さい。公演終了まで白字にします。公演は日曜日まで>

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2013年11月11日 (月)

毒入りのマカロン【ミジンコターボ】131111

2013年11月11日 インディペンデントシアター1st

ショートホラーオムニバス公演。
ホラーと言っても、この劇団らしく、ホラーの怖さを、笑い、楽しさ、優しさで覆いかぶせるような感じ。
最後も、怖さを全部くるんでしまうくらいの温かみで締めています。

一人芝居風の作品や、一人語りを魅せるようなシーンも多くあり、個々の役者さんの力を存分に見せつけます。特にもう新人さんというのは失礼なのだろうけど、そんな新しく入られた方々の表現力には力をとても感じます。
やっぱり、人が育つのって、環境とか上司の影響って大きいよね。

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2013年11月 9日 (土)

あの町から遠く離れて【A級MissingLink】131108

2013年11月08日 カフェ+ギャラリー can tutku

冒頭のシーンは、今回と同じく本公演に向けた試演目的の公演であった限定解除、今は何も語れないを思い起こすような感じでした。
http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/amissinglink110.html
これが本公演になって、被災者が語りだすような感覚を得る作品になっているように感じたのですが、その時はまだその答えがどこにあるのか混沌としているような感じでした。
http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/2011-ff76.html

今回は、あれからさらに時が経ち、答えが出るとまでは言いませんが、各々があのことを事実として受け止めて、また人生の歩みを進み始めているようなことを感じさせます。
もちろん、そこには、未だ残る被災者の悲しみや、被災者と非被災者の距離があるとは思うのですが、あの頃はどう行き着くかも分からなかったことが、確かにこういう形で収まろうとしている。そのことから、それをどうしていけばいいのかを考えようとすることが出来る段階に至ったような印象を受けます。

<以下、あらすじを書いているのでネタバレします。本公演が前提の試演なので、白字にはしませんのでご注意ください>

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2013年11月 8日 (金)

楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき~ Bチーム【Dreamユニット・アンサンブル】131108

2013年11月08日 Cafe Slow Osaka

おっ、また始まったロングラン公演。
もう2年前になるんだなあ、2011年の8月に4回ほど楽しませてもらったBLACK COMEDY。
http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/black-comedy--2.html
面白い作品だったからなあ。
今回は、有名な名作らしく、期待を膨らませての観劇。

女優の業を色濃く描いたような話でしょうか。
なかなかえげつない話です。
女優さんって凄いねという言葉には、綺麗だとか七変化っぷりが見事だとか心情表現が豊かだとか色々とあると思うのですが、何か恐ろしいものがあるというのも含まれているような気がします。
その部分を増長させているような感じ。
女優らしく感情を奮い立たせるところはもちろん強烈な情念を感じさせるのですが、淡々としたシーンでもその深さに何やら恐ろしさを感じます。
切なくもあり、恐ろしくもあり、微笑ましくもあり、敬意を抱くようなところもあり・・・
様々な感情が交錯する不思議な作品でした。

<以下、あらすじがネタバレになっていますが、公演期間が長いのと、名作で筋は記載されているブログも既にあるみたいなので、白字にはしていませんので、ご注意願います。今回はBチームですが、他にも10個ぐらいチームがあり、観る回によって色々な魅力を感じられると思います。ちなみに、上記したBLACK COMEDYはDVDが販売されていました。お気に入りの作品で面白いので、是非、購入して観ていただきたく思います>

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2013年11月 4日 (月)

落下のエデン【MicroToMacro】131104

2013年11月04日 シアトリカル應典院

家族、特に父と息子の間に潜む想いを描いたような作品かな。
生演奏の迫力や美しい舞台は、いつものとおり。
そして、温かい人の想いが交錯する素敵な作品だったことも。
いつもどおりのミクマク。
これが好きだから観に行くんだ。

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チェス【伊藤えん魔プロデュース】131104

2013年11月04日 ABCホール

チェスという一風変わった世界観の中で魅せられるハードボイルドに酔うといった感じだろうか。
チェスの盤上で、キングを守りながら、敵の領土を奪い取るという、戦士たち、つまりは駒たちの戦いが繰り広げられる。
誇り高き駒たちの生き様を見せるかのようなかっこよさが魅力的だった。

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2013年11月 2日 (土)

-Open the-【MoonBeamMachine】131102

2013年11月02日 芸術創造館

ダンスにマジックに歌に・・・
詳細は下記していますが、総合エンターテイメント作品として仕上がった高級品でした。
そんな見事なパフォーマンスが繰り広げられる中、自己を突き詰めていくような精神世界が描かれ、楽しい中にも不安や恐れを醸した作品となっています。

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いい匂いの人がブラブラしてる【コトリ会議】131102

2013年11月02日 OZC GALLERY

60分強の公演。3つの短編集です。
土日に10公演という強烈なスケジュールで、初回の土曜日13:00を皮切りに3~4時間おきに上演されます。
そのため、深夜2:00とか、朝の6:00とかにも上演があるのですが、それを意識した公演なんでしょうか。
ちょっとほろ酔いか、徹夜明けでナチュラルハイ状態になっているとか、とにかく少々、頭がおかしくなった状態で観に行った方がいいような作品となっています。
壊れている。これが感想です。

3つの短編を観終えて、ぽかーんとなります。
いったい何だったんだろうかといった感じ。
ただ、一つ、全編を通じて、しっかりと完成するものがあります。
その出来上がったものを見て、達成感を味わうなんて観方もできるでしょう。

<以下、微妙ですが、ネタバレしているところもあるので、ご注意願います。見たところで、観劇に支障は無いと判断して、白字にはしていませんが、真っ白な状態で観るという方は、重々、お気をつけください。公演は日曜日まで。このブログアップ後も、まだ8回あります>

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HELLO HELL!!!【劇団子供鉅人】131101

2013年11月01日 HEP HALL

この劇団の名物でもある音楽劇。
今回は地獄の亡者たちが繰り広げるミュージカル調の作品。
時期がら、ハロウィンなんかも意識しているのでしょうか。ピッタリのド派手な衣装に、弾けまくる役者さん方が、大賑わいの楽しい祭りとなっています。

格差社会や少子化、親子や人間関係の希薄、核廃棄物など、今、大きな問題となる社会風刺ネタも盛り込みながら、地獄での悲喜劇を描いています。
あ~、この世もあの世も、地獄に変わり無し。それだったら、たくましく、そして楽しく生きていかなあかんわなあなんて感じます。

<以下、若干ネタバレありますが、許容範囲と判断して白字にはしませんのでご注意ください。大阪は月曜日まで。その後、東京、北九州と来年まで公演は続きます>

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2013年11月 1日 (金)

エリマキトカゲ心中【超人予備校】131101

2013年11月01日 インディペンデントシアター1st

あ~、また素敵な作品だったあ。
私のこれまで観た中では一番好きなほとんど人参と同じような、力強くも優しい人の生き方が描かれているようで、とても感動しました。
http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/111001-e834.html
と、同時に、いつもながらのキャラが立っており、そちらの面白さも抜群でした。
今週は、なかなかの公演激戦週ですが、笑って感動したいなら、この作品でいいのではないでしょうか。

<以下、ネタバレ注意。公演終了まで白字にします。公演は日曜日まで。ちなみに、上記したほとんど人参はDVDが販売されています。お薦めです>

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DIGITALIS -隠サレヌ恋-【VOGA】131031

2013年10月31日 京都・吉田神社野外特設舞台

神社の境内に舞台が組まれた神秘的な雰囲気の中で描かれる、人の生みたいな感じでしょうか。
抑圧された精神的な死のような状況にいる姉妹に振りかかる現実的な肉体の死を絡めて、それでも生を全うすることには希望があるようなことを伝えているような気がします。
自らが創り上げた幻想世界の中で、そんな死の束縛から脱却しようと試みますが、死はやはり容赦なく襲い掛かってきます。でも、そんな中にも、神様がいるかのような希望の光は存在しているんだといった気持ちになるような話でした。

<以下、若干ネタバレがありますが、許容範囲として白字にはしていませんので、ご注意ください。とても美しい舞台です。これぞ観劇の醍醐味だよなあといった気持ちが湧いてくると思います。ただ、防寒だけは、これで大丈夫だろうといった以上の準備をして観に行った方がいいです。ブランケット、手袋、マフラーとかいったレベルではなく、もうスキーにでも行くつもりでの恰好でのぞむべきです>

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