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2013年9月28日 (土)

バンドやろうぜ!~Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band~【The Stone Ageヘンドリックス】130927

2013年09月27日 トリイホール

どうしたの? 何だったの?
唖然とする公演。
演劇が禁じられているから、コントをするという不条理な設定をベースに、前説からカーテンコールまでもが計算された、巧妙な劇中劇スタイルで話を展開する。

その話は、もう支離滅裂で、好きなだけ各々がご自分方のお得意とする魅力を見せながら、笑わせてくる。
面白いとも言えるし、くだらなくてクソつまらんとも言える。
あまりにも思いっ切りやるので、力で抑え込まれた感じかな。
それと何だろうな。ここは、何か作品に愛があるんだ。だから、くだらないことしてても、何か優しく観ることが出来る。同じことをどこか違う劇団がやっていたら、誹謗中傷に近い酷評を記しているような気がする。

<以下、恐らくは何を書いているかは、観に行かれた方しか分からないと思うのですが、キーワードを知っていると面白味が無くなると思うので、公演終了まで白字にします。公演は日曜日まで>

ここトリイホールは、演劇バスターズとか呼ばれる機関の監視下におかれ、一切の演劇的行為を禁じられている。
そのため、今回、The Stone Ageは、コント公演という形で上演を行うことにしたらしい。
監視は厳しく、実際に演劇らしい表現があったら、妙な使命感を持ってしまっていて滑稽な演劇バスターズの二人組が舞台に登場する。
私たち客は、苦労して公演にこぎつけたこの大好きな劇団を応援するべく舞台を観に来た者たち。
と同時に舞台では、そんな劇団の様々な内部事情が役者さんご本人の姿で描かれる、いわゆる劇中劇形式の作品となっているみたい。

 

以下、覚書。
意味は観た者しか分からないでしょう。
そして、私自身も数日後には、訳が分からないこと書いていると思うのでしょうね。

  

オープニングは勢い。太鼓で男を魅せる。
恥ずかしいけど頑張る。

 

お父さんがイカの女の子。
魚市場時代の馴れ初めを語る母。
ショックを受けて走り出す娘は交通事故に。
10000人目の患者となった救急車には、おかしな人たちが。

 

デニムをいじめる男たち。
珍しいクワガタを探すテレビレポ。
クワガタがくっ付きまくった糖尿病のおばあちゃん。
変な甘いイボを食わされるレポーター。

 

ピラミッドを拾うエジプト人の劇団員。
差別意識の強い人が多いので、持って帰るわけにはいかない。
一度は泣く泣く見捨てるも、やはり無理。浜省の魂に揺さぶられて、勇気を持って連れて帰る。
でも、やっぱり捨てられる。
悔しい。あいつが全て悪い。呪いをかけてやる。

 

大事なクワガタを飼っている男。
クワガタはデリケート。

音をたてたり、揺すったり、心臓マッサージしたり、超音波を出したりしたらダメ。
でも、来客たちが、そんなことするから。

 

クワガタがやられたのは呪いのせい。
向こうがエジプトの呪いなら、こちらはインディアンの呪いだ。
演劇を捨てて、国に帰ろうとするエジプト人との対決が始まる。

 

演劇バスターズの回想。
厳しい上官の下で不条理な命令に従う隊員たち。

 

こんなとこかな。 覚えている限りでは。
結論としては、こんなだから演劇なんてやってちゃダメ。 だから、作品名みたいな言葉が叫ばれる。

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