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2013年5月

2013年5月31日 (金)

モーニングオブザリビングデッド【アジア虫】130530

2013年05月30日 イロリムラ・プチホール

ゾンビという生きているのか死んでいるのか分からない存在となった三人の男女を描いた話。
そこには、人を愛し、愛される関係が歪み、自分の存在が揺らいでしまったかのような悲しい人間が浮き上がる。
そんなゾンビがいつでも生まれ出すような社会において、破滅的で切ない愛を感じさせられる。

<以下、ネタバレ注意。公演終了まで白字にします。公演は日曜日まで>

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2013年5月30日 (木)

天王寺×10王子【東京ペンギン】130529

2013年05月29日 シアトリカル應典院

テーマは独創的で、その描き方もセンスがあるというのか、スタイリッシュというのか、なかなか面白い。
あることをパロった作品。パロったという言葉はこの作品を語るには不適切な言葉のような気がするが、いい言葉が出てこないので、感覚的にそんな感じということで。
パロといってもおふざけ一本調子では無く、むしろ引いた視点から冷静に、作品の世界を創り上げている。
踏み込んではいけないような領域にまで、話を展開し、ちょっと危険や過ぎないかいとハラハラさせられるような緊迫感が、時折、入り込むダンスシーンによって緩和される。
ヒットアンドアウェーのような演出で、巧妙に危険なテーマをえぐっている感覚に魅力を感じる。

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2013年5月28日 (火)

金星の金曜日【劇団925】130527

2013年05月27日 インディペンデントシアター1st

喫茶店という場所、お金をテーマに創られた2作品のオムニバス。
描き方は、もちろん、両作品とも全く異なっているのだが、共に人の思いやりが浮かび上がるような話となっている。
大切な場所、大切な人。人生の中で出会う、そんな場所や人を想う心をブラックユーモア風、そして心温まるコメディーとして各々仕上げているような感じだった。

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2013年5月26日 (日)

モータプール【子供鉅人】130526

2013年05月26日 アイホール

今はモータプールになった自分の生まれた家があった地で記憶を掘り起こしながら、そこにある人の歴史を紡いでいくような作品。
描かれる一人の少女の記憶から、宇宙の中で存在する自分の意味合いまでを感じさせるような構成になっている。

記憶をたどることで感傷的な気持ちが芽生える中、今、そして未来を見詰めた力強い命を考えさせられる。
多数の役者さんによって放たれる熱量は圧巻で、それが踊りを含めた力強い演技で魅せられる。

<以下、若干ネタバレしていますが、公演はこれから6月に東京でも行われるため、戻すのを忘れるので白字にはしていません。あらすじとかは関係ない作品なので大丈夫ですが、演出の一部を書いてしまっているので、ご注意ください>

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バベルキッチン【しろみそ企画】130525

2013年05月25日 芸術創造館

あるレストランの経営再生の中で巻き起こるドタバタ。
そこにある各々が持つ大切なものを守りたい気持ち。
これを、恋愛を絡めながら巧みに描いているような話。
コミカルな登場人物が見せる人の優しい想いに感動させられそうになったり、単純に個性的なキャラに笑わされたり。
コメディーの中に、色々な人の想いが詰め込まれた作品。

<以下、ネタバレしますので、公演終了まで白字にします。公演は日曜日まで>

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2013年5月25日 (土)

妄想レイン@OFFICE【斬撃☆ニトロ】130525

2013年05月25日 ロクソドンタブラック

いまひとつだったかな。思ったまま、正直に書いてしまうと。
<あまりいいこと書けないので、感想は続きを読むで。ついでに、ネタバレもしているので、公演終了まで白字にします。公演は日曜日まで>

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楽園ジゴク【スクエア】130524

2013年05月24日 ABCホール

 いつもながらの笑いで埋め尽くされた展開で話が進むが、後半になるに従い、自分がどう生きていくのかを言及するような深い内容の話となっていく。
楽園もジゴクも自分で創り出すもの。
人に与えられ、それに身を委ねた結果、得たものは楽園だと思っても所詮、偽物。
自らが目指す、自分の楽園。そこには、つらいものも待ち構えているかもしれないが、決してジゴクだとは思わないはず。
これまでの生き方、現状、これからの生き方を見つめ直してみるような作品。

<以下、ネタバレしますので、公演終了まで白字にします。公演は日曜日まで>

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2013年5月24日 (金)

田舎に住む人たち®【カンセイの法則】130523

2013年05月23日 シアトリカル應典院

3年前に観劇した作品のリライト版。
私の112本目の観劇作品でした。

田舎に住む人たちの優しい人の触れ合いを通じて、温かい空気に包まれながらも、社会の中で仕事をして生きるということを考えさせられような話。

<以下、リンク及び文章の一部にネタバレがありますのでご注意ください。公演終了まで白字にしておきます。公演は日曜日まで>

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2013年5月22日 (水)

「四季一会/夜毎の鳩」【小桃企画】130521

2013年05月21日 ウィングフィールド

言葉で伝えにくいのですが、ある事実が如何にこの公演が面白いものだったかを証明していると思います。
過去、数回、どこかで観に行っているリーディング公演。
必ず、途中で寝るという失礼なことをしているのですが、今回、一切寝ませんでした。
それどころか、眠気すら一切起こらず、前のめりで聞き入る自分。
あ~、こういうのも楽しめるようになったんだなあ、立派になったねえと自分を褒め称える。

男と女の色々な形の愛を描いているのかな。
切なかったり、微笑ましかったり。
人生のある一瞬の時に生まれる相手への愛情。
すくすく育って大きく成長したりもするが、消えてしまいそうになったりもする。
だから求め合うのだろうか。
永遠とも思えるほど力強かったり、脆くはかないものであったりとするのですが、どうであれ、その人の人生に深く刻まれる大切なものであるように感じます。

(以下、若干ネタバレしています。許容範囲と判断して、白字にはしていませんのでご注意ください)

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2013年5月21日 (火)

成人式【ThE 2VS2】130519

2013年05月19日 インディペンデントシアター1st

新作一本を含め、過去の秀逸な作品が8作品揃った公演。
最高だった。

よかった。
観に行ったのが日曜日の千秋楽。
この週は、土日とトリプルはしご観劇で、しかも、この日は難解な作品を続けて観た後。
予約もしてなかったので、もう疲れたしなんて正直思ったのだが、まあ2VS2だから、必ず楽しませてくれるわけだし、堅苦しくもないから、気楽に観に行けばいいんじゃないのという頭の中のささやきで足を運ぶ。
頑張ったご褒美だな。
外れなく、全部楽しませてもらった。

そして、この後、某プロデューサーと、かっこいい熱血派役者さん、細目に色々と公演のお手伝いもされる役者兼お客さんに飲みに連れて行ってもらう。
さんざん、頭を悩まされ、疲れた後に待っていた至福の時間。
いい週末だ。

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『door』【伊丹想流私塾第17期生公演】130519

2013年05月19日 アイホール

昨年に引き続き、観劇。
テーマはdoor。
その先にあるまだ見ぬ空間、閉鎖空間へと通じる入口・出口、外から帰って来る時、出発する時に通過するところ、新たな旅立ちを決意する時に踏み越える象徴・・・
などなど、様々な捉え方で、多様な作品が出来上がっていました。
あと、doorを何に見立てたの、door、扉だよ・・・って感じの訳の分からない作品もたくさん・・・
頭を悩ます公演です。

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2013年5月20日 (月)

宿酔 ~やどよい~【sputnik.】130519

2013年05月19日 Cafe Slow Osaka

う~ん、やっぱりここは難しいなあ。
静かに進む話の雰囲気にそれこそ酔いながら、少し心がざわつきながらも穏やかな気持ちになって、最後は心が温まるみたいな感覚は、これまで拝見した二つの作品とよく似ているのだが。

心の病みによって歪められた自分の存在を取り戻していくような話だろうか。
生きているということは、この世に存在すること。
それは肉体として、精神として?
精神ならば、この場にいなくてもよくは無いのか。
私は今、本当にここにいて生きているのだろうか。どこかで私の本体が、眠ってはいないか。もしそうだったとしても、それならば、生きている自分はどちらなのだろう。
何か、色々と生やら存在やらを考えさせられる話です。
それでも、最後は生きることは自分の、そして人のぬくもりを感じ取れることなのかなあと感じました。

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2013年5月19日 (日)

鬼ヶ島 LIBERTY【劇団ほどよし】130518

2013年05月18日 芸術創造館

久しぶりにこの劇団を観劇。
2012年は、多分2回公演があったはずだが、タイミング合わず観逃がし。
Twitter、ブログでの評判がすこぶる良く、ほどよし合衆国と名乗られていた頃からずっと観続けていたのに悔しいなあと。
ただ、この劇団は確かになかなかの実力派で、話も面白いことは認めていましたが、本当にそこまで凄いと言われるぐらいだったのかなあなんて、正直ちょっと疑いの目を向けていたところも。

今回観て、分かりました。
確かに凄いわ。
こんな心の底にたまる感情を溢れさせるような話にも、心を惹きつけられるだけの魅力的な演技が数多くの役者さんに見られ、しかも殺陣、ダンスとエンタメ色豊かな見せ場もその魅力をしっかりと発揮させている。
一年見ない間に、私が変わったのか、劇団が変わったのか、何なのかは分かりませんが、とにかく実力派のしっかりした作品を観れて非常に満足。

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セイギノミカタ! -四月一日物語-【劇団猫の森】130518

2013年05月18日 インディペンデントシアター2nd

3年ぶりの観劇。
以前、拝見した時に、ずいぶんと古臭い感じで中年色、昭和色が漂うところだなあ。だから、ちょっとベタでくどいところがあるなあなんて思ったのですが、後から聞くと、ここはそこを持ち味にして、走り続ける劇団だそうで。
3年経っても、全然変わってなかった。
今回は特に、昭和そのもの、ベタベタのお話。
世の中、どう変わろうと、貫く信念みたいなものがあるのでしょう。
なんかちょっと安心した感があります。

作品は、変わり果てたかつての悪党の姿に哀愁を感じながら、今の世の中の失われたものを模索するような感じで、笑いながらも、じっくりと考えさせられる話でした。

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アシュガルドサーガ リストリアの魔導書【林遊眠一人芝居】130518

2013年05月18日 船場サザンシアター

劇団ショウダウンPRESENTSの一人芝居三部作の完結編。
前作のウィンドミルバレー 最後の三日間を含め、二本を同時上演する公演です。
観終えて書いておきたいことは、過去のブログを読み返したら、一言もらさず書いているので、これをもって感想にかえたいと思います。
(月下人魚:http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/120421-4386.html
(ウィンドミルバレー 最後の三日間:http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/121215-bcae.html
ちなみに前作は、私の昨年観劇425本中のNo.1作品です。

まあ、凄いですわ。
作品としても、公演としても。そして、林遊眠さん自身が。

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2013年5月18日 (土)

たんじょうかい【dracom】130517

2013年05月17日 ウィングフィールド

関西小劇場で御活躍する3人の劇作家の作品を、dracomの筒井潤さんが演出するという企画公演。

会話劇。
感情を描きながら、その関係性を形にして見せていく。
共通テーマは愛みたいな感じかな。
未熟だったり、汚かったり、不思議だったりと色々あるのだが、愛の形が浮き上がってきているような気がする。

(以下、問題ないレベルだとは思いますが、一応ネタバレ注意。公演終了まで白字にします。公演は日曜日まで)

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2013年5月17日 (金)

いってきMARS【イッパイアンテナ】130516

2013年05月16日 元・立誠小学校 音楽室

この劇団の初観劇は2010年09月、馬鹿もやすみやすみyeah。
http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/yeah100920-988f.html
巧みなワンシチュエーションコメディーに圧倒され、その後も役者さんを含め、関連作品にはなるべく足を運ぶようにしている。
ワンシチュエーションとは少し異にする公演、町屋公演や、様々なジャンルでの客演、独自のプロデュース公演など、多彩な経験が蓄積する劇団の力だろうか。
単に笑えるとかを越えた、磨き上げられた素晴らしい作品に仕上がっているように思う。

宇宙船という密室空間での人間模様を描いた話。
そこで、成長していく人の姿を通じて、生きることってそれだけで素晴らしいことだよなって思わされました。

(以下、ネタバレしますので、公演終了まで白字にします。公演は月曜日まで)

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2013年5月14日 (火)

炉とマタギ<堂島>

ABCホールでの観劇帰りに、梅田に戻るまでの途中にある店。
西梅田の近くだと思います。
店名から想像できるように、鹿、猪、馬、うずら、鴨・・・と色々な獣肉を豪快に食べさせてくれます。
メニューを見ているだけでも、へえ~、こんなもの食べれるんだあと面白いですね。
お酒は私は日本酒党なので、よく分かりませんが、ワインがかなり揃っているようです。

店内は大賑わい。
コース料理も何種類かあって、飲み会とかにいいかもしれません。

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小田茂信の店<豊中>

阪急豊中から、徒歩10分弱くらいかな。
長崎五島列島の味が揃います。

カウンター10席ほど、テーブルは大きいのが二つ。
相席になりますが、4人で4組ぐらいは座れそう。
地元の常連さんが多いのでしょうか。
けっこう満席で、料理と酒を楽しんでいました。

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2013年5月13日 (月)

熱血刑事ストーリー フォー・ザ・サン【ボンク☆ランド】130512

2013年05月12日 人間座スタジオ

前回、拝見したDr.ターミナルと同じく、あまりにもバカバカしい展開で話が進むのに、行き着く先はとても深いところへ向かい、じっくりと考えさせるようなラストに持っていく。
http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/dr121124-09ac.html
それこそ、言葉は悪いが、蔑むかのようにおバカな人たちを引いて観ながらも、最後は姿勢を正して、う〜む、生き様を深く描いとるなあなんて殊勝な気持ちになってしまう。
脚本の妙もあるのだろうが、終始、異常なまでに全力投球の真摯な熱い演技を見せる役者さんの放つ力も大きいのではないか。

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2013年5月12日 (日)

くどき!【賣笑ロックセンター】130511

2013年05月11日 芸術創造館

久しぶりに新感覚の劇団を見つけた。
人が生きることを、不遇の環境で過ごしてきた澪という一人の少女を通じて見つめ直していくような話。
その描き方が、負けてたまるか、愛を感じろみたいな、ロックの怒りの精神のようなものに委ねられているようだった。
そして、多くのロック歌手の歌うバラードが優しさ溢れるものであるかのように、愛の尊さを深く感じさせるものでもあった。

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2013年5月11日 (土)

マイリトルクラシック【パンツクルセイダーズ】130511

2013年05月11日 近畿大学 Eキャンパス アート館

芸術にかかわって生きていこうとする者。
そこに、生まれる様々な葛藤。厳しい現実の中で、自分たちが表現したいという気持ちとどう向き合っていくのかを問うような話かな。
今、思うことをそのまま形にしたような作品なのかもしれない。
純粋で真摯な作品だ。
それだけに、同じ道を進む者、これからその道を目指そうとする者の心に突き刺さるようなところがきっとたくさんあったに違いない。
淡々と展開する話の中で、複雑な心情を入り混ぜた興味深い作品だった。

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ゼクシーナンシーモーニングララバイ【ミジンコターボ】130510

2013年05月10日 シアトリカル應典院

あ~、こんな作品を観劇したからえらい目にあった。
どっかで歯医者に行かないとな。
泣くのをこらえて、奥歯を噛みしめたら、詰め物がとれたぞ。
こんな素敵な作品を見せるからだ。
でも、良しとしよう。
たとえ、奥歯が砕けたとしても、それだけの価値ある作品だったと納得できるであろう素晴らしい出来の作品だった。
さすがはミジンコターボ。
文句無しの傑作だ。

(以下、ネタバレ注意。公演終了まで白字にします。公演は日曜日まで)

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2013年5月10日 (金)

Happiness【劇団PEOPLE PURPLE】130510

2013年05月10日 HEP HALL

まあ、力なのだと思う。
家族の心温まる絆を感じて、じ~んとなって、涙が溢れそうになって。
感動のさせ方、心の揺さぶられ方が、ここは尋常じゃない。
話のメインの父と兄弟とは別に、面白いメイドや探偵なども登場させ、巧みな笑いを誘う。
面白くて笑いながら、感動して涙するなんて、この劇団らしい、いつもどおりの素晴らしい作品に仕上がっている。

ただ、話の筋はありがちで、かなりキャラの出来に頼っているような感は否めない。役者さんの魅力にほとんどが依存されているように感じます。
多岐に渡り、大活躍するこの劇団ならば、もっと唸るくらいの鋭く突っ込んだ家族の絆が描かれないと、満足は出来ない。

(以下、一応、ネタバレ注意。許容範囲であると判断して、白字にはしていません。公演は大阪が日曜日まで。その後も東京で公演があります。上に不満を述べていますが、観れば笑って泣けることは間違い無いと思います)

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新・剥製の猿【遊気舎】130509

2013年05月09日 インディペンデントシアター2nd

もう、素晴らしい作品で。
前2作品を観ていたので、なおのことでしょうか。
公演を通じての、巧みな構成に驚愕しながらも、人を想うという優しい姿に心揺さぶられました。
傑作ですね。

前2作品の感想。
私は今回観る前に、思い出しておこうとあらかじめ読み返してみましたが、いまひとつ分かりませんね。でも、少しは役に立つかも。
(剥製の猿:
http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/120601-5ffc.html
(続・剥製の猿:
http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/121101-2417.html

(以下、ネタバレしますので、公演終了まで白字にします。公演は日曜日まで)

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2013年5月 9日 (木)

今日の晩御飯130508

週に一回ぐらいは、家で料理をとか思うのですが、なかなか。
まず、買った食材が一回で使い切れない。次、使う時には必ず、使って大丈夫かなあなんて心配しながらで嫌になる。
観劇して帰ってきたら、遅くなるので、とても料理を作る気にならない。
いい作品だったら、外で誰かに話しながら飲みたくなるので、必然的にスナックとかに行ってしまう。
自炊を邪魔することばかりなのです。
そんな中、今日はちょっとと、やる気を出してみました。

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2013年5月 8日 (水)

今日の晩御飯130503

少し、料理熱が出てきた。
ブログで毎日のように晩御飯をアップしていた2011年夏以来、2年振りですね。

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今日の晩御飯130429

お友達の誕生日だったので、少し取り寄せたりした物を料理して、久しぶりに自宅で食事。
普段は夜は外食ですので。

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気持ちいい教育【匿名劇壇】130507

2013年05月07日 シアトリカル應典院

学校の教室というありふれた場所で、特殊な設定、個性的過ぎる生徒。
テンポのいい会話の中に、言葉遊びや不可思議な掛け合いを交えて笑いを誘う。
その中で、仕込まれている多々の伏線が、後半、話の真相へと迫っていく。
ラストは、時間軸をいじったかのような演出で、これまでを振り返り、これからの時に希望を見つめるような微笑ましいものとなっている。
巧みに計算されたこの劇団らしい、鋭いキレ味のある頭のいい作品。

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2013年5月 6日 (月)

筋肉少女【石原正一ショー】130506

2013年05月06日 common cafe

前回、同作品を拝見していたので、あらすじを軽く確認してから観に行こうと、自分のブログを遡ったが、出てこない。
観劇日が2009年09月15日。初観劇から98本目。まだ、ブログを始める前だった。もう3年以上も前になるのかあ。
覚えていることは、あの小学生の頃にはまったキン肉マンがあんな形で甦るとは。
当時は少しでも早く読みたくて、週刊少年ジャンプを塾をさぼって、遠くまでわざわざ買いに行っていた。
火曜日発売だったかな、月曜日にはだいたいどこでも置き始めるんだけど、内緒で土曜日に置いてくれるところがあって、そこまでよく行ったものだ。
ちなみに中学受験を滑り止めのところまで含めて3校、全滅したのはこれも原因の一つだと思っている。後悔はしていないが・・・

この2009年の観劇が初めての石原正一ショー。
当時はまだ、石原正一さんを知らず、キン肉マンのパロディーという興味と可愛い女優さんが出るからという理由だけで観に行ったはずだ。
観終えて、漫画と同じく、次どうなるのとどんどん前のめりになってしまう自分、少年誌レベルのちょっとしたエロにドキっとしてみたり、あの技まで再現するんだと驚愕したり、キャラ立たせ過ぎだろと苦笑いしたり・・・
とにかく、これまでに無い楽しさを醸し出す作品に観劇することへの喜び半分、戸惑い半分といった感じだったように覚えている。
そして、この石原さんとかいう人、凄いんだなあと。
今から思えば、関西で観劇してて、この方の名前を知らないという方が驚きだが。

今回の感想もその時とさほど変わらないだろう。
いい作品は時を経ても色あせないものだ。
役者さんはキラキラと輝きながら熱い姿を見せる。
そんな姿が楽しくて仕方が無い。
演劇って楽しいなあ。だから観に行くんだよなあ。
当たり前のことだが、そんな気持ちが心から沸いてくる。
語り継がれるべき名作だろう。
また、いつの日か観たい。
・・・、ではなく、7月5~8日にインディペンデントシアター1stにて同作品の公演がまたあるので、観に行く。

(以下、その時に見返せるように自分で分かるあらすじを書いています。特にネタバレにはなっていないと判断していますが、お気を付け下さい。白字とかにはしていません)

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たびたま~SNAKY SPIRIT~【舞道ダンスシアター&超人予備校 KIX】130505

2013年05月05日 一心寺シアター倶楽

お~、一心寺にブロードウェイがやって来ましたよ。
見たことないし、どんなものか全然知らないけど、そう言うのが一番伝わるんじゃないだろうか。

ニランジャンさんとクールでかっこよくも、可愛らしくも、セクシーでもある数々のダンサーさんと共に巡る世界、いや宇宙までの旅。
時を越え、あらゆる地をまたぐ楽しい旅の時間を過ごす。

この企画は凄い。
ダンサーさんにより醸し出されるエンターテイメントの迫力と、役者さんが創り上げるしっかりした話の構成が見事に融合して最高の舞台作品となっている。
6月にはシアトルで公演があるらしい。
この素晴らしい作品の大成功を祈る。

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2013年5月 5日 (日)

てるてる坊主【劇団大阪新撰組】130504

2013年05月04日 スタジオ★ガリバー

てるてる坊主、てる坊主♪ あした天気にしておくれ♪
あした元気にしておくれ♪
人の想いが込められて生み出される、てるてる坊主。
そんな人の願い事を聞きながら、天気になったよ、すっかり晴れたよ、元気になったよ、すっかり気が晴れたよ、ありがとうって言われる日を楽しみにしながら、ユラユラと揺れながら吊るされるてるてる坊主が覗いた、ある関係無さそうで、どこかで繋がっていた人たちを見つめた物語。

てるてる坊主は神様じゃないから、ただ聞いているだけ。一緒になって悲しんで、心配して、励まして。
そして、いつの日か一緒に笑顔で喜べる日を信じて、ずっと願い事を聞き続ける。
そんなてるてる坊主の姿が、ちょっぴりコミカルで、ちょっぴり厳しく現実的な、心優しい人たちの織りなすエピソードと共に描かれています。

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2013年5月 2日 (木)

銀河鉄道の夜 teamA【大阪大学ロボット演劇プロジェクト×吉本興業】130502

2013年05月02日 ナッレジシアター

劇場に向かうまでが大変だった。
うめきた・グランフロント大阪がGWということもあって、まあ混雑していて。

うめきた・グランフロント大阪に出来たナレッジシアターのこけら落とし公演。
それも、ロボットと人間による世界初演の銀河鉄道の夜。

銀河鉄道の夜の中に込められたメッセージが強く伝わってくるような面白い作品だった。
ロボットが演じるということが、単に技術力を見せるとかではなく、演劇作品の中で、その存在が重要であることをしっかりと言及している。

(以下、ネタバレはありませんが、まだ観られていない方は読まない方がいいような気がします。
公演が12日までと長く、戻すのを忘れてしまうので、白字にはしてませんのでご注意ください。
わずか1時間の公演。
難しく考えずに、楽しく銀河鉄道の夜を観に行くといいのでは。
ロボビーも可愛らしいし)

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2013年5月 1日 (水)

可夢庵6<徳島>

久しぶりに大好きな店へ。

日本酒と言えば、ここ。
徳島の地酒はもちろん、全国のお酒の最高峰品がたくさん揃っています。
そんな酒を飲みながら、専属の料理人さんが作られる酒に合った料理と一緒に楽しむ時間。

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華包丁やまざき<徳島>

出張で二月に1回ぐらいのペースで徳島に行くようになって、もう2年。
最近は、行く店も固定されてしまい新規開拓を怠っておりました。
そこで、ちょっと調べて雰囲気の良さそうな店に飛び込んでみました。
当たりでした。

店の雰囲気も良いし、日本酒がどんどん進んでしまうようなアテにぴったりのメニュー。
器もしっかりしていて、見て味わって楽しむことが出来ます。
大阪から来たことを伝えると、色々とサービスしてくださり、夜食用にとじゃこ飯のお弁当セットまで作ってくださりました。

立派なカウンターに7~8人ぐらいかな。店自体は広く、ゆったりスペースをとったテーブルが数席。さらに奥に宴会部屋まで。
一人飲みにもいいし、飲み会使用でもいけて、なかなか良いのでは。

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みゃんま1/2【カメハウス】130430

2013年04月30日 ステージプラス

宮崎サカナさんの入団お披露目公演。
そして、私の
今年度100本目記念観劇です。

ふむ、ふむ。
らんま1/2。
主人公の乱馬とお父さんが中国に格闘技の修行に行って、何か知らんけど、水をかぶるとお父さんはパンダ、乱馬は女の子になってしまう体質になって、日本に帰って来てから、道場の娘たちと恋愛コメディーを繰り広げる話。
よく分からんけど、Wikiでこれくらい知識を入れておけば何とかなるだろう。
作品のPVからは、それをパロった話なはずだ。

開始5分で、その知識を全て使い果たし、以後は、一度くらいは耳にしたことがあるけど、よく知らない世界に連れて行かれる。
ちょうど、観劇前に知り合いの舞台監督さんに、私が映画、アニメ、漫画などの元ネタの知識に乏しいから、観た作品の面白いポイントを見逃しがちであることを指摘され、そうなんだよなあ、でもこればかりはすぐに身に付くものじゃないしなあなんて思っていたところ。わずか数分後にその事実を目の当たりする。

色々なアニメやら漫画やらのコスプレをして、そのキャラ、ネタ、曲に合わせた展開で可愛らしく、楽しく話を進めていく。それでいて、緩さを感じないのは、ここ特有のバカなことを熱くするパワーと、キレるダンスパフォーマンスの影響も大きいだろう。
元ネタを知っていればより一層楽しめるのは確かだろうが、この作品の面白さはそのことに全てを依存していない。まあ、大半はそれにゆだねられているのだろうが。
後半になってからは、コスプレ祭りだけの作品では無くなってくる。
認められにくい苦しい世界に身をゆだねて、これから走り続けるという覚悟の想いを押し出した芯が熱い話となっている。

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