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2013年2月

2013年2月25日 (月)

ライオンのいる場所【空の驛舎】130224

2013年02月24日 ウィングフィールド

苦手だ。
支援学校の話だったか。
学校をテーマにしているとは聞いていたが、勝手にいじめ問題とかを扱う話かと思っていた。
支援学校。結局、そういう施設のような学校には行かなかったが、家族に関わる者がいるので、どうしても心穏やかに観ることが出来ない。
まだ私自身も幼かった頃に、親と先生、教育委員会とかの方々と話していた内容がおぼろげながら、フラッシュバックすることがあり、急にイラっとしたり、悲しくなったりしてしまうので。

嫌だなあと思ったが、座ってしまったもの仕方が無い。
せっかくの機会だ。
唐突ではあったが、自分の心の底に隠しているものと対峙するなんてことは、観劇の一つの魅力でもある。
大好きな演劇を通じて、何かを語りかけてくれるのだろうから、それをそのまま受け止めてみようという思いで観劇。

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突撃!八百八町 人斬りピエロ軍団vsタケミツナリタ【劇団壱劇屋】130224

2013年02月24日 中津ピエロハーバー

総じて、かなり面白かったといったところに落ち着く感想かな。
観ている中で、感想が目まぐるしく変わっていったので、そんな書き方になる。

前半、これは今回あんまり面白くないなと感じる。
この劇団を観始めた2009年頃の作品のイメージに近いかな。突撃アンブレラ島とかね。ベースになっているストーリーも似た感じ。もちろん、それはそれで面白いし、そういった作品を観て、ここのファンになっているわけで、好みではある。
でも、
ここ数作品は主宰の大熊隆太郎さんじゃないと創れない、壱劇屋じゃないと出来ないといった風変わりな作品を圧倒的なパフォーマンスと共に創られており、その印象が強くなり過ぎているのだと思う。
壱劇屋っぽく無くなったなと思いながら観る。

今回は、パフォーマンスもたくさん盛り込んでいるが、ここ数作品の圧倒的な凄さは感じない。
ストーリーも回想電車999のような豊かさには及ばないように思う。
どっちつかずの印象が強い。
ただ、後半になって、この奥深さも何も無いようなストーリーで、飽きがこないのはさすがだなと思い始める。
すっかり目が肥えてしまったのか、壱劇屋なら当たり前だと思ってしまうようになったのだろう。数々の斬新な演出で実は知らずうちに十分楽しませてもらっていることに気づく。
そして、最終的に感じたのは、これは自分の中で相当好きな作品、ピースピットの通天閣バトルロワイヤルという作品に匹敵する面白さではないのかと。
悪と善の対決。この単純なストーリーに好きなだけ面白さを詰め込む。
何も考えずに楽しんで観てりゃあ良かったのだ。
この劇団に勝手に付けたイメージを持って観劇に臨んだので、前半その楽しさを十分味わえなかったのが残念。
この作品はきっと、家で何回もDVD観ながらケラケラ笑って楽しめるような作品だと思う。
撮って出しDVDが販売されていたのだが、購入せずに帰ったのも残念。公演時間が2時間越えたのだ。はしご観劇にとって、これは致命傷。次の劇場にダッシュで向かったので、物販に寄る余裕が無かった・・・

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2013年2月23日 (土)

光速可変の定理【劇想からまわりえっちゃん】130222

2013年02月22日 芸術創造館

いやあ~、完全に飲み込まれた。
これまでに2回ほど拝見しているので、あの若さ溢れるパワーで怒涛のごとく駆け巡るスピード感ある展開は知ってはいるのだが、今回はマシーンレースをベースにしているので、もう役者さんはありとあらゆるキャラ、物になっていつも以上に暴れ回っている。
ドタバタに乗じて、どうしてあそこまで自信を持ってかませるのかと思うようなギャグも好き放題に盛り込んでいる。

この目まぐるしい動きある展開が楽しいのはもちろんだが、この劇団の作品の魅力は最後に人のつながりを描いた温かいラストで締めくくるところもあるだろう。
ラストに向けて最後の20分ぐらいは、これまでが嘘のように動きが止まる。動から静への演技に転換する。それでも、それまでの約1時間で積み上がった熱量が舞台に残る。
そして、この物理学みたいな作品名ではないが、質量エネルギーのように、舞台にただ立っている役者さんから止まっていても熱が伝わってくる。
動きまくっているからパワーを感じるのではない。自分たち自身にパワーが溜まりまくっているのだと思わせるぐらいの役者さんの力強さを目の当たりにする。これがこの劇団の真髄であるように感じた。

(以下、ネタバレしますので公演終了まで白字にします。公演は日曜日まで)

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薔薇にポケット【パプリカン・ポップ】130222

2013年02月22日 インディペンデントシアター1st

絵本のようなメルヘンチックな心温まるファンタジー。
勧善懲悪のようなスタイルを取るが、本当の悪人が一切登場しない優しい物語である。
ふわふわした微笑ましい演出で、人の想い合いを優しく紡いでいる。

2009年5月以来の本公演。
4年の歳月を経て、その間に蓄積した様々な想いを描いた作品のようだ。
私にとっても、2009年は観劇を始めた年。前回公演は46本目。この作品は1137本目。
約1000本の作品を観劇する中で、自分の中に刻まれた数々の想いを思い起こさせるような気持ちになる公演だった。

(以下、ネタバレしますので公演終了まで白字にします。公演は日曜日まで)

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2013年2月21日 (木)

サンタクロースが歌ってくれた【劇団六風館】130221

2013年02月21日 大阪大学豊中キャンパス学生会館2階大集会室

クリスマスイブに起こった奇跡。
二人の寂しい女の子に、サンタクロースが少しだけ夢を見せたような作品で、微笑ましく心温まる話でした。

個性の強いキャラが、うまく役にはまっており、役としても、役者さん方自身の姿としても同時に楽しめる面白い構成になっています。
コミカルな一面と、深い感情表現を絡めた楽しい作品でした。

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キャッチャーインザ闇【悪い芝居】130220 

2013年02月20日 インディペンデントシアター2nd

初日を観劇。
大阪は26日まで、間に日が空くが、その後、新潟、東京と3月26日まで公演が続く。
今となっては、一人でも多くの人がこの作品を観てくれて、その感想をTwitter、ブログ等で拝読できることを望むばかり・・・

分からない。
どういう観方をして、何を感じ取ればいいのかが。

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2013年2月19日 (火)

散歩する侵略者【ピンク地底人】130218

2013年02月18日 アトリエ劇研

いつもどおりのピンク地底人だった。
既成脚本だというから、どんな感じになるのかと思っていたが、きっと根幹を成すこの劇団の演出があるのだろう。

ただ、ちょっと違うなというところもある。
この劇団の作品はいつも難しい。
本当の奥深くまでは分からないにせよ、観ていると急に、本当に一瞬で何か分かった気になる時がある。そうならずに話が終わってしまった時は、悲しいがそのまま劇場を後にするしかない。私の場合、7割ぐらいは後者となる。
その一瞬がギャンブルみたいで、面白かったりするのだが、今回はそれが無い。
じわじわと分かる。話が進む中で、頭の中で筋を組み立て直したり、伏線が明らかになっていくので、分かってくる。普通はそうだろうが、ここは本来、そんなじわじわじゃなくて、一瞬。
ずっと訳が分からないところに急に何かが舞い降りてくれる時がある。
これは、今まではこの劇団の不思議な演出かと思っていたが、脚本に秘密があったんだな。
また、新作も拝見したいものである。

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LINX'S NON STOP TO TOKYO【LINX'S】130217・130218

2013年02月17、18日 世界館

結局、千秋楽も行ってしまった。
17日にある公演を2回観れば、今回参加されている4劇団全て観れたのだ。
それで、今回は満足して終わりの予定が、そうはいかなかった。
千秋楽にもう一度行けば、ぬいぐるみハンターと梅棒がもう一回観れる。
17日に観ながら漠然と思っていたこの考えが、最後の梅棒を観ている時にmustに変わった。
行きたい。いや、行かなくてはいけない。それも一人じゃダメだ。誰かを連れて行かなくては。
もし、19日にニコルソンズと虚飾集団廻天百眼の公演でもあれば、きっと行ってしまっていたに違いない。
これでは、終わりが無い。
今は、終わってくれて良かったと思ってる。

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2013年2月16日 (土)

遭難、【劇団月見うどん】130216

2013年02月16日 大阪大学豊中キャンパス 学生会館2階大集会室

本谷有希子さんの作品。
コメディー要素は豊富だが、かなりえげつない人の本質を描く。
分かってはいるけど、隠しておきたいことも、容赦なく浮き上がらせ、愕然とすることも多い話。
かなり衝撃的な内容だった。

この難しそうな作品を5人の役者さんが非常に巧みに演じる。
個々の心理を会話中心に徐々に追い詰めながら描写し、そこに物語の厳しい芯を露出させている。
かなりクオリティーの高い仕上がり。
正直、若いので人生経験が少ないはずの学生さんたちがされていると思えないくらいに、作品への突き詰め方が素晴らしい。
とりあえず、ボキャブラリーが乏しいので、傑作と記しておく。

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カモフラ Hearts War Mingle ~同時進行中の恋人数人と滞りなく別れたいのですが~ Bチーム【劇的☆ジャンク堂】130214

2013年02月15日 神戸アートビレッジセンター

昨日のAチームに引き続き、観劇。
http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/130214-8187.html

感想、書きづらい。

(以下、公演終了まで白字にします。公演は日曜日まで)

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2013年2月15日 (金)

カモフラ Hearts War Mingle ~同時進行中の恋人数人と滞りなく別れたいのですが~ Aチーム【劇的☆ジャンク堂】130214

2013年02月14日 神戸アートビレッジセンター

作品名、そして若くて個性的な魅力のある元気な役者さんを15名×2チーム揃えている。
ここから想像するに、以前、拝見したパパを尋ねず散々にのようなお祭り的なドタバタコメディーを繰り広げる中で、最後にちょっとほろりとさせるような感じかなとイメージして観劇。
http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/111217-bdad.html

実際は、確かにそんな感じではあるのだが、その話の内容、構成、展開に見事に一本取られた。
ダブルキャストや妙に多い登場人物の意味合いもよく分かる。
今回はアイデンティティーがテーマだろうか。
自分とは。自分としての自分。誰かのための自分。
自分の人生は自分の物語。誰かの物語の中の登場人物。
そんな人間の本質を問いかけているような深いテーマを、笑いベースに仕立てながら紐解こうとしているような話だった。

(以下、ネタバレしますので公演終了まで白字にします。公演は日曜日まで)

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2013年2月12日 (火)

ごんべい【ゲキバカ】130211

2013年02月11日 HEP HALL

初日に引き続き、千秋楽を観劇。
(初日の感想:http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/130208-24a2.html

あ~、困った。
筆が進まない。
面白かった、楽しかったしか書くことない。

大阪来てくれて、ごんべいをまた公演してくれて、楽しい時間をいっぱいくれて、ありがとう、ゲキバカ。

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2013年2月11日 (月)

ワタシのジダイ ~昭和生まれ編~【南船北馬】

2013年02月11日 ウィングフィールド

何と斬新な演出。
今年でもう観劇5年生ですが、こういった新しいものが見られるから、まだまだ観劇は辞められない。

50~70歳代の7人の男性、女性、いわゆる昭和生まれの方々とともに、一緒になって人生の選択を考えていく画期的に面白い舞台。

(以下、ネタバレしますので、公演終了まで白字にします。公演は火曜日まで)

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ランドる【837B】130210

2013年02月10日 インディペンデントシアター1st

前回、LUPINを拝見した時から目をつけていた劇団。
http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/lupin837b-prese.html

今回も観に行くつもりが、3回しか公演が無く、しかも最初の2回が満席。
また今度にするかと思っていたけど、どうしても気になり、千秋楽に飛び込む。
ここは、前もそんな感じだったなあ。

で、結果、これが最高。
ワンシチュエーションドタバタコメディーといった作品ですが、私の中で最高峰に位置するコメディーユニット磯川家、イッパイアンテナに匹敵する面白さ。
そのテンポの良さに、練られた展開。
そして、何より、強烈過ぎるキャラたちを演じる役者さん。
傑作でした。
よかったあ。ほんと、観逃さなくて。
今回も公演終了後、すぐに仕事があったので、チラシに公演時間の明記が無かったらきっと行かなかったと思う。これも、前回同じく、観劇の重要なファクターでした。

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2013年2月10日 (日)

農業少女 農チーム【妄想プロデュース】130210

2013年02月10日 スタジオガリバー

やはり野田作品は漠然としていて難しいな。
まあ、この作品はまだ、話そのままとして観ても、楽しめるのでましな方かも。
野田作品の不思議な感覚と、劇団名のとおり、妄想の中で描かれているような感覚が妙にマッチしていた。
不思議、妄想と感覚的であり、感想を文字にするのが非常につらい。

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カッパの提灯 ~ちぃとお世話になりますけん~【劇団ヒポポクラテス】130209

2013年02月09日 トリイホール

あることで冷え切った中年夫婦の下に現れたカッパ。
ちょっととぼけた純粋なカッパは二人の凍った心を溶かしていく。
カッパと夫婦。奇妙な生活を滑稽に描きながら、優しい心を浮き上がらせている。
とても素敵な作品だった。

(以下、ネタバレしますので、公演終了まで白字にします。公演は月曜日まで)

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2013年2月 9日 (土)

岸田國士短編劇集【劇団銀色アルペジオ】130209

2013年02月09日 東山青少年活動センター 創造活動室

ニヤリと笑ってしまうような女心を描いた作品。
会話劇の中に男と女の絶対的な感性の違いが浮き上がるようで、とても興味深かった。
三作品の短編集。
どれも、あ~、あ~、何ていうことに・・・といった憐れな男の姿が浮かぶのは、男として観ているところが大きいからだろうか。
面白い作品を見せてもらった。

(以下、あらすじはネタバレしますが、有名作品らしく、ネットで調べたら脚本も載っているぐらいなので、白字にはしません。公演は日曜日まで)

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ごんべい【ゲキバカ】130208

2013年02月08日 HEP HALL

初日を観劇。
とりあえず、これから観に行く人はハードルを上げまくって楽しみにしていればいい。
観に行くのを迷ってる人がいるなら、どうか観て欲しい。
出来ることなら、観劇を普段しないけどちょっと興味あるなんていう人がお友達にいるなら、誘って一緒に観に行って欲しい。
四季とか新幹線とかキャラメルとか、いわゆる大きい商業演劇じゃないとちょっとなあなんて言ってる人がいるなら、格好の獲物だ。これを見せれば、一発で考え方が変わるに違いない。

この作品は2011年に500本目の記念観劇にしたいと思って、東京まで観に行った作品。
観終えて、なんかテンション上がりまくって、ゲキバカ凄い、最高と、珍しくTweetしまくった覚えがある。
劇場でゲキバカ!って掛け声、確かに掛けたくなる。今度は掛けてみたいなんてつぶやいたんじゃなかったかな。まあ、そんなこと言っても、今回もしてないけどね。恥ずかしいから・・・
その日に、東京で飲んだ酒も最高に旨かった。満たされた。意味なく、この作品を観た自分が誇らしく思えて、嬉しかった。
もちろん、その年の私の年間ベスト10の1番に輝いている作品。

そんな作品で、今回は大阪でご活躍の数々の役者さんが、ピタリとはまった役で登場される。
2011年に観劇した時以上の、最高級のエンターテイメント作品になっている。
観に行かない理由が見当たらない。
観劇には好きなジャンルがあるから、歌や踊りの大騒ぎみたいな俗にいうエンタメ色濃いのはあんまり好きじゃない人もいるだろう。もちろん、この作品はそちらに近い。でも、ただそれだけでは決してない。
話のベースは忠臣蔵となっており、どうしても筋を通さないといけない男の美学を追及しながら、そこに周囲の人たちへの義理、愛する人への想いに葛藤する姿を交えながらの、話としても感動できる名作に仕上がっている。
歌と踊りの圧倒的なエンタメ演出にぽか~んとしたり、一緒にノリノリで楽しんだり、役者さんの魅力的な姿に改めて感激したり、バカげた大騒ぎに大笑いしたり、無理やりの話の展開に苦笑いしたり・・・、なんてしている間に、最後は心震えるラストが待っている。
2時間半弱。心が波打つ時間を是非体験してもらいたい。

書いていて思ったが、一つだけ観に行かない理由があった。
私なんかがけっこうそうなのだが、素敵過ぎる男を見ると、嫉妬心からか腹立つなんて人は避けた方がいい。絶対そうなる。
舞台上の男たちがあまりにもかっこ良過ぎる。知っている役者さんなんかがいたら、なおのこと。その方の個性的な魅力がまぶしいほどに舞台上でいつも以上にひときわ輝く。
でも、大丈夫。
そんな人は女優さんを見ていればいい。
かなり強烈に印象付けるキャラが登場する。
そして、この作品の数ある中の一つの魅力。役名のあるキャラだけでなく、ごんべい衆という町人などになるアンサンブルキャストの姿は、見ていて楽しく微笑ましい気分になるはずだ。
ちなみに、マイノリティー派の人なら、それを満足させるだけのいいキャラも出てくる。
要は、どう見ても楽しめるということ。

とにかく面白いということを信じて、劇場に向かってもらいたい。
私は、千秋楽にまた観に行く。

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2013年2月 5日 (火)

蒸亭<三宮>

たまたま、入ったのですが、とてもお気に入り。
料理もお上品でおいしく、日本酒も揃っている。
店の雰囲気、お店の方もとても親切で丁寧。
いいところを見つけました。

ちなみに芦田愛菜ちゃんが大将の姪のお子さんなんだったかな。
店に可愛らしいサイン色紙が飾ってありました。
それと、カウンター10席も無いぐらいだったので、予約した方がいいのかもしれません。

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スイスシャレー<三宮>

北野町異人館通とハンター坂の交差点にある、スイス料理の店。
観劇前にブラブラ歩いていたら発見。
入ってみると、スイス人?
かっこいい外人さんがちょっと片言の日本語で接客。
チーズフォンデュのランチセットを食べました。

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煙の塔【下鴨車窓】130204

2013年02月04日 アトリエ劇研

なるほど、やっぱりそうだったのか。
観ていて、以前拝見した建築家Mと似た感覚だなあってずっと思って、今、ブログを読み返したら同じ方の脚本だった。
http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/m2012120702-601.html

なぜ、こんな閉塞した社会を描こうとするのだろうか。
作品は東日本大震災の原発事故を自然に想像してしまうような話であるが、同時に何か普遍的なこととして捉えることも出来るようになっているように思う。
張りつめた空気、会話は十分あるけど沈黙とも思えるような抑揚の無い口調、時折、激しく高まる怒声や叫び。
愚かだ、怖いといった逃げ出しくなるような感覚を得る。
確かに塔がどういうものかは話の中で伝えられた。
でも、観終えても、それに対する明確な答えは出てこない。
作品名と同じく、塔はいまだ煙に包まれて謎のままである。

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2013年2月 4日 (月)

京都市美術館鑑賞2013

すっかり忘れていた。
これがあることを。
成安造形大学卒業制作展・進級制作展2013。

昨年、応援している劇団の役者さんが出展しているのを観に行ったところ。
京都での観劇後に、急いでタクシーで駆け付ける。
最終日の閉演20分前。
10分ぐらいしか観れませんでした・・・

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骨と化粧と髪飾り【劇団オレと松本】130203

2013年02月03日 BONZEくらぶハウス「堀北庵」

重厚感漂う、昭和の哀愁を思わせるような作品。
女優・マネージャー・記者の間の隠された謎を紐解きながら、その鬱積している感情を見出していく。
ただ、40分ぐらいでそれが全て明らかにされてしまい、そこからの退屈感が残る。
暗く悲しい絶望的な話にするのか、そんな悲しい時を経て、未来への希望を託す話にするのかが、少しはっきりしないところがあり、モヤモヤが残っている。

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2013年2月 2日 (土)

TOKIJIRO【大阪アニメーションカレッジ専門学校八期生声優学科卒業公演】130202

2013年02月02日 大阪市立青少年センター KOKO PLAZA

「一期一演 ~ショウは短し進めよ我ら~」と称して、行われた卒業公演の中の一作品。
普段、関西小演劇でご活躍されている泥谷将さん、いや先生の作・演で、声優アクターズ1・2組の方々が作品を創られている。

ちょっと前からお誘いを受けていたのだが、何か変に気を遣ったりするのも嫌だなあと思って、ギリギリまで観に行くか迷っていた。
面白くなかった時に、いまひとつだったと感想書くのも気が引けるし、面白かった時に、素晴らしいと書くのも何かおべっかみたいになって嫌だなあと。
そして、その予感は見事に後者として的中する。

素晴らしかった。
拙いところもたくさんあるので、暖かい目で観てあげて欲しいと言われていたが、申し訳ないが、拙いところが私には全く分からない。
脚本は、沓掛時次郎という任侠物を原作としている。
人の心情を描きやすそうなお話だ。
その心情を丁寧に、そして真摯に捉えながら、各々の登場人物が演じられていたように感じる。
心の底から溢れてくるような人への想いが伝わり、とても感動させられた。
ちなみに、最後、ちょっと泣いている。

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この世界は、そんなに広いのですか【十中連合】130201

2013年02月01日 京都市東山青少年活動センター創造活動室

茶番劇と称しているが、そんな奇抜な笑いの中で、今、生きている世界を考えるようなお話。
嬉しいことも悲しいこともたくさんあって、刻まれる人の一生。
死ねばそんなことも終わり、生まれればまたそんなことが繰り返される始まりを迎える。
そんな人たちが、長年の時を経て、たくさん各々の一生を過ごして、今の地球の歴史がある。
人の生死が蓄積されていくような、壮大な世界観の中で、どんどん大きくなっていく悲しみを巨人の少女を通じて伝えているようだった。

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2013年2月 1日 (金)

in her twenties 2013【トープレ】130131

2013年01月31日 芸術創造館

20歳から29歳までの各年齢の女性を、それぞれ一人の女優さんが演じるという独特の手法。
女性にとっては人生において、特にとても大事な時期だったりするのかな。そんな時期の現実を振り返りながら、あの頃より自分はどうなったのだろう、年を経た自分は若かりし頃の自分からどう映るのだろうと自分を見つめ直していくような物語。
時を越えて、自分へメッセージを送るような形で話は繋がれていく。

ただ、それで何かが見えるのかというと、それははっきりした形では伝わってこなかった。
本当に一人の女性の20代が描かれただけである。
斬新な手法で描かれる淡々とした女性の人生の一時を楽しめばいいのかもしれないが。

行き着いた先は、色々とつらい恋愛遍歴があったり、音楽という大切な夢をあきらめたりとしながらも、頑張ってきた自分。そして、そんな自分の傍にいてくれた、母や友人、一生、大切に想いたい人の存在。
そんな女性の人生の一時は微笑ましく温かいものであるようには感じるのだが・・・

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