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2012年5月

2012年5月30日 (水)

ニホンの狂育~女子校編~【fukuii企画】120530

2012年05月30日 アトリエ劇研

いじめがはびこる女子校。
先生は私利私欲に走り、そんな崩壊した学校でつらい想いをする生徒のことなど何も考えていない。
複雑な人間関係の中で揺れ動く女子高生たち。
そんな学校になぜか、男子高生が転入してきた。
現代の学校におけるいじめ問題や閉鎖された社会の中での若者の心理に鋭く切り込んだ作品。

・・・なんて書いても、ある意味いいような話なんだけど、結局はそんなことどうでもよく、ただただおふざけした話ということでいいのかな。
真面目に観ようと思ったら、すぐにふざけられ、その中でも何か今の学校に一石投じたいのかと考えても、いやいや、そんなの無いから笑って笑ってとごまかされる。
何度も裏切られる、こ憎たらしい作品である。

(以下、ネタバレ注意。少し筋が分かる程度なので白字にはしません。公演は明日、木曜日まで)

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2012年5月29日 (火)

ⅸ【キミイロニソ。】120528

2012年05月28日 近畿大学本部キャンパス10号館8階 演劇実習室

何と緩やかで静かな美しい時間を創られるのか。
舞台の空気の作り方が素晴らしい。
心地よい素敵な空間が出来上がっており、さすがは舞台芸術専攻の方々が創られた作品だけある。

ただね・・・
観に行った人、みんな思ってるよね。せっかくの心地いい空間が、暑さで苦しいよ。
節電なのか。何とかならんかったのかねえ。

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ツレがウヨになりまして【笑の内閣】120528

2012年05月28日 京都大学 吉田寮食堂

これまでの時事ネタをブラックコメディー風に描いた社会風刺作品とは少し異にした作品だった。
今までは、それこそネットやテレビでかじったことのある時事ネタの奥深くを教えてもらいながら、皮肉めいた面白い設定の中での話を楽しむといった感じだったが、今回はそれに加えて、一つのストーリー性が明確にある純粋な物語としても楽しめる。
男女恋愛の中での愛してる、政治的な思想の中で国家を愛してる。普通に考えれば、質が異なる愛してるという言葉で、同次元で扱えないように思えるが、この作品ではその本質を追究して、それを同調させた形で描いている。
その形は、なるほど納得のいくものであり、政治や宗教など、難しいこと考えずに日本が好きですと言えばいいんだよなと感じた。

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2012年5月28日 (月)

PUNK HOLIDAY【匿名劇壇】120527

2012年05月27日 ウィングフィールド

ずいぶんとインテリジェンスな作品だ。
会話劇。そのやり取りは非常に巧妙で、面白いの一言なのだが、正直書くと難しすぎて、伝えたいことを十分理解していないだろう。
イメージ的には、自らの異常性を、
自らの分身を会議に参加させて昇華する心理療法みたいな感じ。
そんな観方をしていると、結局、昇華など出来ておらず、人の心に蓄積する苦悩は、消却できるものではなく、ちょっと休息して、その蓄積を止めることぐらいなのかなという何ともいえない結末だった。

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2012年5月27日 (日)

ワンサ【スクエア】120527

2012年05月27日 ABCホール

感じとしては、ラブ☆ギャラクシーと似た路線の作品かな。
オーディションから、それに選ばれた面白い人たちで創り上げた作品の公演までを描いた話。

相変わらず、突拍子もない設定で楽しませる。
何か、毎回書いているような気もしますが、過去最高の作品でした。
仕方が無い。毎回、いつも上の作品を仕上げてくるんだから。

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2012年関西大学高槻キャンパス祭公演【関西大学演劇サークル万絵巻】120527

2012年05月27日 関西大学高槻キャンパス 体育館棟 TG101教室

遠いよ。
バスでどこまで運ばれるのかと思った。
学生劇団の中ではまあ追い続けているところなので、なるべく観れるならと思って伺いましたが、この日の体力の半分以上を消耗した。
この日は3本はしご。以後、どれだけフラフラになって劇場をさまよったか・・・

そんなことはともかく、3本立ての公演。
1回生のうん、うん頑張れよという作品、作・演、えっちゃさんの何とも可愛らしいファンタジーRPG作品、作・演、栃木ゆーじさんの不思議の国アリスをモチーフにしたなかなか本格的な作品。
どれも、それぞれの魅力を発揮した祭りを盛り上げる楽しい作品に仕上がっていたように思います。

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熱海殺人事件 ザ・ロンゲスト・スプリング【THE EDGE】120526

2012年05月26日 EPOK

今年1月に拝見した敗者髪切りマッチのリベンジ。
この時の作品とは違うバージョン。
(前回のモンテカルロイリュージョンの感想:http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/the-edge120122-.html

話が違うのは知っていたが、ここまで違うとは思わず、少々驚いている。
モンテカルロもこちらも、男女の情念や身分差による生き方の悲哀などがテーマとして描かれているのだろうが、こちらは非常に混乱する。
4人しかいない登場人物で設定も同じなのだが、こちらは全くキャラが掴めない。
いったい何を考えているのかがずっと分からず、気がおかしい人達のままで最後まで観るしかなかった。
かなり深い。複雑で分からない。

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2012年5月26日 (土)

赤い夕陽のでんでけ伝【劇想からまわりえっちゃん】120526

2012年05月26日 一心寺シアター倶楽

2012おうさか学生演劇祭の最優秀劇団賞を受賞した劇団。
残念ながら、この時は見逃し。それまでも、なかなか縁がなく、今回は最優先で観劇。

関西を代表する老舗劇団、南河内万歳一座の名作を若手の実力派劇団がリバイバルする企画。
初演は調べたら、1982年である。私ですら小学生だ。
ということは、出演されている方々は恐らく生まれていない。よく挑戦したものである。

とにかくハイテンションで貫き通していた。
思いっきり笑えるところもあるし、苦笑いさせられるところもある。もちろん、時が止まったのではないかと思うくらい唖然とさせられるところも。
当時の日活映画のパロディーを盛り込みたいだけ盛り込んだ作品。
一点の曇りなし。やりきる力には圧倒される。そこには、往年の名作であるというリスペクトを含んだ安心感もあるのかもしれない。
当時がどうだったのかは全く分からない。往年のファンがどう感じるのかも、比較対象が無い私には想像がつかない。
でも、今、観た限りではかなり評価の高い作品である。とにかく面白い。
昨年のつかこうへい追悼企画しかり、往年のファンが存分に楽しんだのであろう作品を、今、観れるという喜びは大きい。

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ゲルダ【ムーンビームマシン】120525

2012年05月25日 HEP ホール

童話の世界の絵本から飛び出してきたようなキャラたちが織りなす、この劇団らしい最高級のエンターテイメント作品。
照明・音響・映像を駆使し、歌・ダンスを盛り込んで創り上げる美しい世界は、もはや驚きではなくなり、定評どおりとなるまでにその地位を築き上げています。
今回はそれに可愛らしさも加味されて、軽快なタッチに仕上がっており、より観やすくなっているように感じます。

(以下、ネタバレ注意。大丈夫なレベルのような気がしますが、一応日曜日まで公演が続くので終了まで白字にしておきます)

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2012年5月25日 (金)

七刑人【劇団飛び道具】120524

2012年05月24日 アトリエ劇研

ロシアのレオニード・アンドレーエフの「七死刑囚物語」が原作。
いつものごとく、原作など全く知らずの観劇。
それにしては、この舞台への引き込まれ具合はどうしたものか。
とにかく目が離せなくなるような舞台だった。
迫りくる死の中で、描かれる生への執着。
そこには弱くも強くも人の本性が浮き上がってくる。

(以下、ネタバレ注意。公演終了まで白字にします。公演は日曜日まで)

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2012年5月21日 (月)

ウブメ【西東プロデュース】120520

2012年05月20日 シアトリカル應典院

妊娠をテーマにした妄想ワールドが繰り広げられる。
私の知識不足はあるにしても、作品の本質が非常に分かりにくい気がする。ただ、はちゃめちゃに奇妙な設定の中でバカ騒ぎをした作品では無いだろう。何か思わせたいことがあるはずだ。これが見えないというのは、こちらの観劇能力不足だが、今回は見せる力も不十分のように思える。テーマがテーマだけに、難しいところはあるのだろうが、もう少し何とかならんかったのかと感じる。
どう捉えるかは、もちろんこちらの自由だが、考える際のある幅は観終えた後に欲しい。
そうしないと、何でも好き勝手に解釈すればいいということになる。それでいいのかもしれないが、本来、伝えたいことをある程度分かった上で好き勝手に解釈するのと、何も分からぬままでは大きな違いがあるはずだ。
創り手の気持ちは前者だろうし、観る側もそうありたいと思っている。

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勿忘草【劇団空組】120520

2012年05月20日 芸術創造館

月の王子様以来、ずっと追い続けている劇団。
人の優しい想いや絆など、大切なものを描いたメッセージ性の強い作品が多い。まわりくどいことはせずに、それをそのまま伝えられる。ちょっと気恥ずかしくなってしまうくらいに。
楽しい時は思いっきり笑う、悲しい時は思いっきり泣く、どうしようもない時はその場で立ち止まる、でもまた不安な一歩からでも進み始める。そんな当たり前のことを若さ溢れる素直な気持ちでダイレクトに表現される。
私の中では、応援ソングならぬ、応援演劇作品みたいな位置づけ。
元気をもらいに足を運ぶ。
もちろん、作品中に盛り込まれるダンスや歌のパフォーマンス、ドタバタの中でのコメディー要素、そして、何といっても関西屈指の美少女劇団であることは、さらに劇場に足を運ばせる大きな要因となっている。

今回の作品は、苦しみから解放されるために人はどうすればいい、忘れてしまえばいいのかを問うた話。
忘れてしまえば楽な話だが、そんな苦しみから人との関わり、人の優しさが浮き上がることが伝えられる。
楽しい思い出だけ残っていれば人はそれで幸せとは限らない。

前回公演で一度解散し、新生劇団として再出発した第1弾作品。
これまでの魅力を失うことなく、さらにエンターテイメント性がアップして、より明るく楽しい時間の中で大切な想いを描く素敵な作品が仕上がっていた。

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『つづく』【伊丹想流私塾第16期生公演】120519

2012年05月19日 アイホール

うへぇ~。
個人的な事情ですが、この日はLINX'S、オパンポン創造社とはしごした上での観劇。
短編が重なり、もう頭がキャパオーバーになってしまいました。
総合的な感想は、簡単で気楽に観れるようなものではなく、想像、想像と頭を奮い立たせないといけないものでした。
戯曲をしっかり学んだ方々の総決算だけあって、その内容は難しいけどどこか演劇的な面白味を感じさせる作品に仕上がっています。

8作品。
テーマは「つづく」であり、各作品、2話ずつあります。
各作品の第1話をまず上演して、それから第2話を上演するという今までにないスタイル。
全作品とも1話では終わらない物語。そして、2話でもまだつづきを感じさせるような設定になっています。

分かりにくくて頭パニックになるのではと思いましたが、意外にこのスタイルは面白い。
時間にして7~8分ぐらいでしょうか。1話で、テレビのように「つづく」テロップが出るようなシーンでばっさり切られて、一巡して2話を待ちます。
8作品もありますから、感想は多彩です。
ばっちり決まってるなあと思うものもあれば、2話見てもまだ話が把握できないもの、つづくというか、途中で終わってるだけじゃないのかなとクエスチョンマークが浮かぶものなどなど。

この「つづく」は観る側にとっても大事なことで、私は作品を観終えた後に、登場人物を自分の頭の中で動かしたいです。スピンオフ作品とかが好きなのはそういうところにあると思います。
ただ、それが出来る作品は意外に少ないです。
しっかり終わってしまえばなかなか難しいし、あとはお客様がご自由にみたいな感じにされても幅が広すぎてどうとでも想像できるような感じでは面白味が無い。
程よい幅を持たせた終わり方だと、自分のその時のバイオリズムに応じてよりハッピーな方向へと話を想像してニコニコしたり、悪意的に考えてほくそえんだり、切ないキャラを救済したり、悪いキャラを更生させたりと、色々と楽しめるのです。
これは演劇だけでなく、本などでも同じ。
記憶に残る作品と言うのは、きっと内容を覚えているのではなく、その後、自分でまた噛み砕き直すことができた作品のような気がします。

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2012年5月20日 (日)

オパンポン★ナイト セレクション【オパンポン創造社】120519

2012年05月19日 インディペンデントシアター1st

主宰の野村侑志さんは、かなり拝見している。この日も、午前中にLINX'Sであの有名な姿を拝んできたばかり。
でも、劇団としては初めて。
これまでの姿から、まあ荒々しいバカっぷりを押し出した作品なのだろうと思っていたが、全然違う。
普段の荒々しさを照れ隠しするかのように、淡い雰囲気で進む温かい気持ちになる短編が揃った公演だった。
当日チラシに書かれたテーマである「今(自分)からの脱却」をそのまま感じさせる。
一言で言うと、この劇団は素敵である。

(以下、ネタバレ注意。公演終了の日曜日まで白字にします)

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LINX'S 04 B team【LINX'S】120519

2012年05月19日 インディペンデントシアター2nd

昨日に引き続き、B teamを観劇。
(A teamの感想:http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/linxs-04a-eamli.html

(ネタバレするので、公演終了まで白字にします。月曜日まで。)

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2012年5月19日 (土)

LINX'S 04 A team【LINX'S】120518

2012年05月18日 インディペンデントシアター2nd

これまでの勢いを引き継ぎながら、お祭り感覚も残した上での立派な演劇イベントとして確立したなあといった印象かな。
観劇初めての人、始めたばかりの人、過渡期を迎え始めている人、観劇道ン年のベテランさんから、創り手、客側とみんなが楽しめる時間を生み出す公演になっているのではないだろうか。
主宰の石田1967さんが、この目で確かめて選んだ劇団。
どこかしらに魅力はあるに決まっており、それをしっかりと味あわせてもらった。

とりあえず、初日観てどう?と聞かれたら、私は梅棒、マジ、ヤバイと答えると思う。

(以下、ネタバレ注意。大したことは書いていませんが、始まったばかりなので公演終了まで白字にしておきます。読まなくていいから、とりあえず、観に行けばいいと思いますよ。演劇らしい作品をじっくり味わうもよし、迫力あるダンスを楽しむもよし、かっこいい男性を間近で観てキャーキャー言うのもよし、可愛らしい女性に見惚れるもよし、何でもいいからこの素敵な時間を楽しんで来てください)

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2012年5月18日 (金)

かくめい【劇苑×素面】120517

2012年05月17日 近畿大学本部キャンパス10号館8階 演劇実習室

演劇らしい見事な作品でした。
私たち客が舞台を観ていること、ご自分方が本当の役者、そして作品中でも役者役として観られていることを会話の中で意識づけさせています。
その中で、女優志望の二人の間の愛と憎しみが入り乱れる複雑な感情からなる会話と、昔、劇場で起こった悲劇的な裏切りによる事故を太宰治の新約聖書のユダの裏切りを描いた「駆け込み訴え」の劇中劇として収束させています。

普通の喫茶店として組まれた舞台で、いきなり冒頭から覆面を被った者たちによる愛憎の気持ちが吐き出される劇中劇のシーンから、日常的な普通の喫茶店での会話劇へ。その会話の中で感じる複雑な愛憎の心情を、最後に劇中劇で締める。
正直、私にはやや難しくしっかり把握できていないところも多いと思います。
でも、これは面白い。演劇的な仕掛けがしっかり盛り込まれており、それを楽しめます。
戯曲賞やらそんな演劇作品としての技を評価する方々が観たら、なかなかやるなと思われるんじゃないのかな。
客席にいかにも演劇を教えている先生みたいな方々がたくさんいらっしゃったが、そんなところを期待されて来られていたのだろうか。

(以下、ネタバレ注意。本質をしっかり理解できずに書いているので、それほど問題は無いと思います。公演は土曜日まで)

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2012年5月15日 (火)

<映画>HOME 愛しの座敷わらし

萩原浩さんの小説、愛しの座敷わらしの映画化。

好みの作品でした。
岩手だけあって、綺麗な風景です。そんな中で繰り広げられる素敵な家族の話。
最後に書きますが、何も無ければ、きっと涙がホロリとなっていたでしょうね。

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ラブソングでも書いてみる(ヒマだから)【スイス銀行】120514

2012年05月14日 インディペンデントシアター1st

余命いくばくもない人達が織りなす物語。
そこには、去る者、残される者の各々が持つ大切な気持ちが溢れていました。
悲しい話ですが、人への想いを深く感じさせる素敵な作品でした。
何より、見事なのは、このテーマでしっかり笑わせながら、楽しく観させておいて、その結末を深く真剣に考えさせる力があるところです。

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2012年5月14日 (月)

ドリリズム【イッパイアンテナ】120514

2012年05月14日 元・立誠小学校

2回目の観劇。
(1回目の感想:http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/120510-289e.html

初日を観ての、千秋楽観劇。

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島屋<宝塚>

母の日だからというわけではありませんが、時間調整をミスって、日曜日なのにはしご観劇を失敗したので、時間が空いてしまい、久しぶりに親孝行してきました。

日曜日なので、普段からグルメ調査をしている北新地の店はほとんど休み。
実家近くの宝塚のワシントンホテルに入っている和食の店に行きます。

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可夢庵5<徳島>

もう徳島へ来れば必ず伺う日本酒専門店。
相変わらず、三芳菊、今小町など徳島の酒蔵からこの店用におろされた銘酒、そして、秋鹿、東洋美人、宝剣・・・など全国の銘酒をいただきました。
つまみばっかりですが、料理写真を少しだけアップ。

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2012年5月13日 (日)

D2 狙われた歌姫と緑の石【よろずやポーキーズ】120513

2012年05月13日 一心寺シアター倶楽

いいですねえ。楽しいエンターテイメント色たっぷりのミステリーみたいな感じでしょうか。
分かりやすい、正義vs悪の形の中で、一風変わった音をテーマに謎解きをしていきます。
その過程で、相容れぬ愛や真の平等な社会とはみたいなことも描かれていて、話に深みを出しています。
とにかく、観ていて楽しめる作品になっています。

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ソンナウソをつく人たち【カンセイの法則+10デシリットル】120512

2012年05月12日 芸術創造館

嘘、嘘、嘘。嘘で塗り固められた作品。
当日チラシの言葉を借りれば、言い訳の嘘、コミュニケーションを潤滑にするための嘘、相手を騙す悪意的な嘘、相手を気遣った優しい嘘、本音を隠すためのごまかしの嘘・・・
とにかく、嘘ばっかりが出てくる。
その嘘をテーマに二転三転どころか、何回も繰り返されるどんでん返しの中で展開する話。
もう、どうなっちゃうのと引きずり込まれるように観てしまう非常に面白い作品である。

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語り部たちの夜 風【劇団SE・TSU・NA】120512

2012年05月12日 インディペンデントシアター2nd

面白い構成の話だった。
人の愛憎を深く描きながら、悲しくも優しいラストへと話を収束する。
人を愛する覚悟、本来、人が持つ優しさを強く感じさせる素敵な話だった。

(以下、ネタバレ注意。公演終了の日曜日まで白字にします。切なくて悲しい話ですが、同時に人の優しさも感じられる魅力的な話です)

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2012年5月11日 (金)

銀河【カメハウス】120511×2

2012年05月11日 門真市民文化会館 ルミエールホール

初めてでした。
同日に同作品を2回観るのは。
おかげで、ある劇団の予約をキャンセルしてしまいました。どことは書きませんが、必ず、必ず、今週どこかで観に行きますのでご容赦願いたい。申し訳ないです。ご迷惑をおかけして申し訳なかったのですが、どうしても観ておきたかったのです。

2回観たのは、もう面白くて仕方なく、是非もう1回というわけではありません。
正直に書くと、1回観ただけではほとんど話の流れが把握できなかったのです。それでも、やはりこの劇団らしく、エンターテイメント的な見せ方は抜群で、こんな素晴らしい作品を話は分かりませんでしたが、凄かったですみたいなところで終わらせるのはあまりにも忍びないと思ったのです。

結果として、2回目の観劇でかなり話の流れは理解できました。この作品は、普通なら2回観ないと厳しいのではないでしょうか。それでも、まだあいまいなところがあるのは、ちょっと私の頭の悪さもあるのでしょうから仕方ありません。
そして、2回目は1回目で頭が混乱し始めた中盤ぐらいまでは、余裕をもって観れたので、より迫力ある演出での見せる技を堪能できたような気がします。

2時間15分の大作。間に1時間ちょっと休憩を入れての連続観劇。不思議と疲れは無く、凄かったなあ、迫力あったなあという楽しい思いだけが残っています。

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ドリリズム【イッパイアンテナ】120510

2012年05月10日 元・立誠小学校

これまでに公演4回、DVDで2作品を拝見している劇団。
私の中ではシチュエーションコメディーのスペシャリストの位置づけであり、毎回、そのクオリティーの高さには目を見張るものがあります。
もう、面白いのは当たり前なので、あとはこの個性が豊かすぎる役者さんの個々の魅力がどこまで存分に発揮されるか、あっと驚くシチュエーションが用意されているのかというところになります。
その点では、今回の公演、申し分ありません。

(以下、ネタバレ注意。あらすじは詳細に書いていませんが、キーワードで少々まずいものがあるので、公演終了まで白字にします。14日、月曜日まで。チラシに書かれている「職員室→中庭ブチ抜き穴掘りコメディー」、「秘密基地のような職員室」、「廊下、中庭、職員室をフルに使って大暴れ」という言葉をそのまま信じて足を運べばいいと思います。あと、付け加えるならば、いつも以上に役者さんの個性を活かした面白キャラがぶつかり合ってドタバタを楽しめます。)

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2012年5月10日 (木)

話寿司2<徳島>

昨年、ランチを食べて、絶対、夜もいいだろうなというところ。
徳島大学の近くにあります。

今回は、時期の桜鯛だけを注文しておき、後は何か水槽の中の物をいただくような計画で伺います。

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眉山 観光

出張を利用して、徳島眉山へ。
実は3度目。
1回目はロープウェーで。2回目は徒歩。
今回は、後輩を同行させての出張だったので、もう一度行ってみました。
特に何もないんですけどね。

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C.T.T. Osaka Trial No.12【C.T.T.大阪事務局】120509

2012年05月09日 ウィングフィールド

初めて知りましたが、30分以内の作品を2~3団体集めて、随時公演する試演会のようです。合評会という客も交えた作品に関する議論の場も設けられています。
今回は、プラズマみかん、手のひらに星、Pan///の三団体。

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2012年5月 8日 (火)

漏れて100年 ver.c【裏ワザ】120507

2012年05月07日 インディペンデントシアター1st

突劇金魚のサリngROCKさん脚本、悪い芝居の山崎彬さん演出のユニット作品。
で、演じる役者さん4人が全員男前という憎らしい作品でもあります。

さちという人間の一生を50分強で描いた話です。
人生そのものは特に波乱万丈というわけではありません。
普通の人と同じように思春期を迎え、歳をとっていく。出会っては別れを繰り返し、狭い世界で生きていた所から、成長して外の世界へと旅立っていく。そして老人となり、今までを思い出しながらその一生を終える。
ただ、その生きてきた世界が、不思議というか悲しいというか。

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2012年5月 6日 (日)

幸せ最高ありがとうマジで【劇団土下寝】120506

2012年05月06日 近畿大学 Eキャンパス アート館

本谷有希子さんの作品ですね。
偏路しか観ていませんが、心の奥底に秘めた微妙な感情をあまり外に出さずに表現しないといけないような感じで、演じ手にとってはとても難しそうな印象です。
この作品も、押し殺した感情が人格を狂気に変えていくような様が描かれていますが、際立って異常な人になるわけでもなく、どう変化したのかを表情や仕草だけで伝えるのはなかなか難易度が高いような気がします。
そのあたりは、うまく演じられていたように思います。

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中之島 春の文化祭2012【ABCホール開館4周年記念】120505

2012年05月05日 ABCホール

昨日の続き。

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2012年5月 5日 (土)

中之島 春の文化祭2012【ABCホール開館4周年記念】120504

2012年05月04日 ABCホール

ABCホール開館からちょうど4年。関西で活躍する劇団・ダンサー・歌手・芸人・浪曲師などが集まって20分ずつ公演する企画です。

14:00開始で終了は20:30過ぎ。とにかく疲れました。でも、どこも楽しませてくれました。

と、この文章、ほとんど毎年同じ内容。コピペしました。
だって、感想同じなんだもの。
ただ、今年はMCが新しいアナウンサーの方、落語家さんの枠が無くなっている、テレビでもずいぶんと活躍されている芸人さんが登場される、ABC初の浪曲が披露されるなど、若干変わっているところがあります。

と同時に、もう4年目。2周年目から通っていますが、もう少し改善した方がいいんじゃないのということもちらほら。
最後に記します。

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2012年5月 4日 (金)

Get up 村!【劇団犬鍋ネットワーク】120503

2012年05月03日 ウィングフィールド

思ったとおりの姿を拝見できて満足。
こんな感じの熱くて勢いのあるバカみたいなのを観たかったんだ。
最近、ただむちゃくちゃしているだけのものや、バカと言ってもどこかスマートだなあと思うようなものが多く、ここまで力を抜かずにやり通しているくだらない(褒め言葉としてね)作品はなかなか拝見できない。
遡れば、昨年観たある高校の作品ぐらいかな。
もうけっこうな大人なのに、まだあの頃のままでいらっしゃることは、いいことなのか悪いことなのか・・・

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陽のあたる家【劇団StageSSZakkadan】120503

2012年05月03日 中津芸術文化村 ピエロハーバー

一度行っておかないとなということで、うまく時間が作れたこの日に行ってきました。
阪急中津駅の高架下にある、ずいぶんと様変わりなカフェレストラン。
まあ、すんなり入れる人は相当な通でしょうね。
入り口からして相当な怪しさを漂わせています。
で、入れば入ったらで、天井が高いホールみたいなレストランになっており、何やら不思議なオブジェとかも置いてある非日常空間が広がっているのですが、どこか昭和調のレトロな懐かしい雰囲気も醸し出された不思議空間です。
卓球台やカードゲームなども置いてあり、食べて飲んで遊んでという楽しい空間が演出されています。
劇場はその一番奥。

開場まで待っている間が手持無沙汰で。
いつもの劇場とは全然違いますからね。
ぼ~っとしていたら、偶然ってあるものですなあ。
最近、観劇ブログを通じてお知り合いになったお友達が現れる。特に約束をしていた訳でもなく、お互い、ここは初観劇。何でも、お友達はmixiで劇団員の方からお誘いのメールがあって急遽来たんだとか。
この劇団を通じて偶然の出会いが生み出されたことが、この日最大のドラマ。作品を観劇する前になかなかの演出をされました。

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2012年5月 2日 (水)

誰も知らない貴方の部屋【劇団ペニノ】120502

2012年05月02日 ロクソドンタブラック

強烈だったなあ。
たくさん観てる方だと思うけど、観ても観ても、不思議な劇団が出てくる。
人が創り出す世界は無限ですねえ。

空間を味わう。
演劇の一つの醍醐味でしょうが、この点ではピカ一だと思います。
気持ちが悪くて吐きそうになるくらいの、偏愛が描かれていました。

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2012年5月 1日 (火)

三ノ宮春の文化祭~新人公演だったり旧人も出てたり【劇団赤鬼】120430

2012年04月30日 劇団赤鬼GARAGE THEATER

千秋楽は席が空いてますとかいうつぶやきをTwitterで見てしまったから・・・
仕事が詰まっていたのですが、無理して観に行ってしまった。
でも、観に行って良かった。
すごく好きな作品形態で、面白くも泣けるという、まさにこの劇団らしいものが観れました。
そして、同時に役者さん方の個性的な一面を覗かせる楽しいゲームも。

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絶頂マクベス【柿喰う客】120430

2012年04月30日 アイホール

昨年の悩殺ハムレットに続く、女体シェイクスピアシリーズの第2弾。

何と分かりやすいマクベス。
マクベスと言っても、内野聖陽さんのメタルマクベスDVDしか見たことないのだが、ずいぶんと印象が変わってしまうものだ。
人の奥底に潜むどうしようもない欲望に憑りつかれて振舞う人たちの姿が、運命に翻弄されるかわいそうな人たちの物語として映り、確かに悲劇だなあなんて思っていたのですが、この作品ではどうも感じ方が違うなあ。
歯車が狂って、どんどん深みにはまってしまうマクベスを少し同情的な観方を今まではしていたのですが、この作品のマクベスは言わば自業自得的なことを感じる。
もう少ししっかりとした自分を持たないから、魔女の言葉一つに惑わされる。そもそも魔女は自分の中に潜む弱い自分が言い訳がましく作り上げた妄想のように思え、そんな幻覚を見ている時点で、手に入れた権力に対する覚悟が足りない。
自分がどうなれば満足なのか、どこに目標を置いているのかがはっきりしていないから、いくら権力を手に入れても満足できず、さらにはそれを有効に使う行動に出れない。
子供が、会社ごっことかして社長になったかのような幼稚な姿に映る。遊びなら誰にも迷惑かけないからそれでいいが、実際は人を巻き込んでしまうので、最後ひどい結末を迎えても仕方ないかなと。
こんな、マクベスを批判するような目でずっと観ていました。
何かマクベスの言葉や行動一つに対して腹立たしく思えるのは、弱い自分の姿とオーバーラップするからかもしれません。

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