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2011年12月 3日 (土)

SANTA×CROSS【劇団SE・TSU・NA】111203

2011年12月03日 芸術創造館

そうか昨年は無かったんだな。
2009年に拝見して、その時2008年版のDVDを購入したのかな。
(2009年版感想:http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/santacrosssetsu.html
まだ生で1回、DVDで1回とそれほど観てない割にはすごく印象に残って気に入っている作品です。
今週は他にもたくさん公演があるので、辞めるつもりだったのですが、あのTwitterとかやらがいかん。
感動したとか書かれたら、分かってるけどやっぱり観に行きたくなる。
俺だって感動したい、泣きたい、心温まりたい。
観れば確実にそうなるのが分かっている。だったら・・・
まあ、そんなわけで、今、感想記事を書くことに至っています。

4組のサンタとトナカイがおりなす、心温まるファンタジーです。
細かい内容はDVDを購入するか、明日までやってるので観に行きましょう。

話は少し変えているのかな。
確か、2008年版DVDでは配達する家の子供が望むプレゼントが違っていたような気がする。うろ覚えですが。
今回は2009年とその点は同じですが、2009年の時のプレゼントレースみたいなゲーム要素が無くなっており、とてもスマートになっている感じ。
それだけに内容が分かりやすく伝わってきて、心にとても響く。

優しい気持ちになれる素晴らしい作品だと思います。
チラシにも書かれていますが、大切な人と一緒に観たい。
一緒に奇跡やら何やら、色んなものを信じる気持ちになりたい。

ほんわかしている雰囲気の中で少し考えさせられる闇のような部分があります。
愛情を与えられなかった者は人に愛情を与えられるのかみたいな、よく言われる負の連鎖。
愛の受け方を知らない人が、このようなサンタという愛を与える仕事が務まるのか。
その悲しさを真に知っているからこそ出来る。これは正論。
正論がまかり通る世の中なら、負の連鎖なんて言葉は生まれない。
愛を与える行動の中で、同時に受ける喜びを知るのだろうか。
この作品を観てるとそんな気がする。
だから、愛情を与えられなかった人には、愛を与えてもダメなのかな。この作品のように、不条理かもしれないけど、逆に愛を与えろと言ってそうさせた方が、自分にも愛情を与えてくれる人がいることが分かるのかな。
でも、恐らく、その愛を与える形は、受けてきた人にとっては異色のものに写るだろう。それをどう理解すればいい。
だったら、愛を受けてきた人と受けてこなかった人が接し合う時、互いにどのようにすればいい。
なんてことをちょっと考えながら、何度も公演されているだけに、何かこの作品にメッセージが奥に隠れてないかを探っていました。

4組の個性的なサンタとトナカイの組み合わせがとてもいい。
サンタであることに悩み前へ進むのをとまどっている升田祐次さん(遊人A)とそれをいつも元気になってと信じて見守っている横田鈴さん。
気が強いながらもちょこちょこ優しい言葉を発する初夏さん(劇団レトルト内閣)とその心優しさに惚れ込んで姉のように慕っている田代圭佑さん(B.E.A.T)。
ただただ純粋で人を喜ばせることに何の疑いも持たずに一生懸命な大西千保さんとそれを母のように温かく、かつ力強く守る堀江祐未さん(サテライト大阪)。
冷静沈着、感情を出さずに割り切って仕事をこなしながらも喜ばせたい気持ちが時折見え隠れする坂口ゆいさんとまだまだ自分をしっかり見つめきれていないサンタを娘のような視点で見守る優しい父のような木下聖浩さん(バンタムクラスステージ)。
親子、兄弟、親友、師弟みたいな愛情深い強い絆で結ばれているようなことを想像させるサンタとトナカイのコンビ。それが、話の進展とともに全てが一つにまとまっていく。
そんな展開が、人の本来持つ優しさを素直に信じさせ、心地いい気分にしてくれる。

まあ、目を引いたといえば、大西さんだなあ。
LINX'Sでダンサー、一人芝居で凄い舞台で観客を魅了された方。
ここのところ、毎週のように舞台で拝見しています。
そして、今回、今週は何だ。何であんなにかわいいんだ。
キャラと相まって、完全に魅了されてしまった。
あの子が泣きながら一生懸命純粋に頑張るシーンを見せられれば、そりゃあ大概の人は泣く。
すごく可愛らしいシーンがあって、お気に入りなんだけどどっかで動画で上がらんかな。
まあ、DVDを買うか。これだけのために。

あとは、木下さん。
自劇団の公演ではマフィアとか怖い貫録あるイメージなんですが、今回は優しいパパみたいだった。
愛情あふれる優しい微笑みは、年配の男としてすごく魅力的でした。
ああいうのも、別の意味で魅惑されるなあ。

とても素敵な作品。
見逃さないで良かった。

よく考えると、この作品、2009年に初めてLINX'Sの石田プロデューサーとお知り合いになった作品です。
指定席なのに、たまたま隣になったんですね。
観劇始めたばかりで、ずっとブログを拝見しており、あこがれてたので話が出来てすごく嬉しかったのを覚えています。
いまや、色々とお知り合いも増えて、今日も最近知り合ったヘビー観劇客の方に終演後、ご挨拶。
この方も当時からブログを拝見していた方。
色々な絆を作ってくれた思い出深い作品です。
作品名どおり、私にとっては大切なクリスマスプレゼントみたいなものだと思っています。

いい公演だったので、ご褒美に普段買わないパンフレットを購入しておきました。
坂口ゆいさんにサインしてもらいました。
大変、満足な観劇でした。

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