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2011年12月

2011年12月31日 (土)

2011年度 観劇作品ベスト10 その3

ベストテンを決めるために絞った47本。
そのすぐ下に48位タイ、85位タイの作品が78本あります。
本当はこれも好きで、すごく印象残ってるんだよなあという作品はほとんど、この中に埋もれてしまっているみたい。
それを16本だけ紹介。

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2011年度 観劇作品ベスト10 その2

絞り込んだ47本から、下記ルールでベスト10を。

遊びと言えば遊びなんですが、やってる本人からすればちょっとした劇評家きどりで真剣。
悩みに悩んだ結果です。
単なる一般素人と言えども、1人の人間の心をうった素敵な作品だったことは、誇りに思っていただいて更なるご活躍をいただければと・・・

一応、下記項目で評価しますが、基本、自分の好みで好き勝手に決めます。
絞り込んだ際の点数はリセットします。

①感動
心に響いたか、もう一度観たいか、これからもずっと記憶に残るかなど、どれだけ感動したか。
3点を上限に加点。
感覚的に0.2点刻みで。

②あらすじ
話の筋をどのくらい覚えているか。
覚えていない、少しだけ、しっかりぐらいを基準にで0.2点刻みで、ほぼ完全を1点満点で。

③役者
魅力ある役者さんがいたか。1点を上限に加点。
人数ではなく、総合的に0.2点刻みで。
さらに、このブログやTwitterでコメントくれたりしていると1点を上限に加点。
細かくは覚えていませんが1回につき0.2点加点で。

④制作
受付など、公演時のスタッフ対応が好印象だったら0.5点加点。
逆に接客悪いなあと感じたら0.5点減点。

⑤劇団
対象作品だけでなく、劇団として次回もまた観たいと思えたら0.5点加点。

同じ点数の場合は、独断で上下を勝手に付けます。

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2011年12月30日 (金)

2011年度 観劇作品ベスト10 その1

今年は296本の中から。
順位付けは抵抗がありますが、まあアラフォーおじさんの心に残った作品として思っていただければ。

あまりにも多いので、いったん下記ルールで絞り込みます。
この時点では、出来るだけ個人的な好き嫌いは無しにして、第三者的に。

①話の内容
感動したり、あっと驚く展開だったら加点します。
単調だったり、ありきたりの話だったら減点。
3点を基準に5点満点。

②テンポ
全体のスピード感、話の展開のスムーズさを評価します。
ぐだぐだした感じがあると減点
3点を基準に5点満点。

③構成
公演自体の演出として面白かったり、意外性があると加点します。
多重のメタフィクション構造とかは私が理解できない場合が多いので、分かりにくくても、何か凝った演出をしているなと感じたら加点。
減点は素人は判断しにくい項目なのでしません。
2点を上限に
加点。

④エンターテイメント性
ダンス、映像、アクションなどなど。楽しくおかしければ加点。
初めからそういうスタイルでの作品で無い場合は3点。
空回りしていたりしていると減点。特にご自分方が楽しんでいるだけと感じた場合は大幅に減点します。
要は私を楽しませたかです。
5点満点。

⑤芸術性
上記④で初めから歌って踊ってみたいな作品では無い場合に、評価します。
文学的な魅力を感じたら加点。
要は戯曲みたいに難しめの作品が私の評価では低くなりがちなので、その補填です。
2点を上限に加点。

同一公演で違うバージョンの場合は、より良かった方で評価。
月刊彗星マジックは相手方を評価。
火ゲキはより良かった方を選択して評価。
INDEPENDENT一人芝居、LINX'S、四方香菜一人芝居など、イベント企画やオムニバス公演は一番目を引いた作品を代表にして評価しています。

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JAM CONTE ~年内に白黒つけようぜSP!!~

2011年12月29日 道頓堀ZAZA POCKET'S

今年の観劇締め。
何も考える必要なく、ただ笑っていればいい。
これで締めるのは自分のとっては最適の選択です。

初JAM CONTE。
で、これずっとやってるんだ。
この日だけのイベントだと思ってた。
名前は聞いたことあるんだけど、芸人さんだけでほんの少し役者さんもゲストで出演と思ってました。
がっつり役者さんも出演される企画だったんですねえ。

この年末になって、ずっと見逃していたことに気づく。
痛い。
気楽に楽しみたい時とかに行けば良かった。

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2011年12月28日 (水)

今年の観劇を振り返る 2011

こんな振り返り記事も3年目を迎えました。

観劇をし始めて3年。
2009年:154本、2010年:217本と順調にはまっていく中、今年は、明日の最後の1本を含めて、
とうとう296本になりました。
惜しい、もう少しで300本だったのに。

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2011年12月26日 (月)

濡れると、渇く【十中連合】111226

2011年12月26日 ウィングフィールド

先日のイッパイアンテナの公演で客演されていた渡邉c憲明さんが気になったので、ちょっと所属される本公演を観劇。

う~む、こういう感じなのかあ。
正直、苦手な形態。よくあるパターンなんだ。
役者さん自体は面白く振る舞うのだが、全て抽象的で、作品の本質が掴みにくい。
バカな行動やセリフに騙されてしまい、単発のシーンでは笑ったりするが、話の流れとして全体を楽しめていない。実は水面下で話はしっかり進行しているし、テーマもそのままズバリとは言わない演出でぼかしてはいるがしっかり存在している。
ラストになって急に自分の中で盛り上がり始める。設定をようやく理解でき、元々の話が実は面白く、それに気づいていなかったことに気づく。
ようやく、分かり始めたのだ。
遅い。遅過ぎる・・・
110分の公演で100分になってこれはなかなかの作品だと分かっても、気づいた時には役者さんが頭を下げて挨拶しているではないか。
今回もこんな感じになった。
今年、たくさん観た作品の中で、これと同じ経験を何回しただろう。
そう、考えると今年の観劇の苦い集大成となった。

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エレホンの雪【sputnik】111225

2011年12月25日 カラビンカ

梅田にある小さな劇場。初です。
まあ、分かりにくいところにある上に、すごい階段登って3階まで上がります。
入口とか狭く、それこそ消防法とか大丈夫なのかよって感じのところですが、中はけっこう広く、ゆったりとしたスペース。
こじんまりとした芝居を観るにはなかなか雰囲気のいいところです。

意表を突かれました。
先日拝見したカメハウスのマクベスに出演されていた方が多かったので、若者たちの青春群像劇を、作品名からしてファンタジー色を付けて創り上げた作品かと思っていた。
思いもかけず、美しく静かな情景が浮かび上がるような作品。
その世界観はちょっと文章にしにくいので書きづらいところがありますね。
作品の本質をどこまで理解できているのかは大いに自分に疑問ですが、このあわただしい師走に時間が止まったような穏やかな時を少しの間過ごせました。

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2011年12月25日 (日)

SHOW-UP【劇団ショウダウン】111224

2011年12月24日 インディペンデントシアター1st

今日は1stに入り浸り。
この公演のA、B、C、3つの全てのバージョンを観劇。
全6作品になります。

クリスマスにふさわしい楽しく面白い時間を過ごせました。
それにしても、役者さん方の個性豊かさを存分に出された作品ばかりでした。

(以下、ネタバレ注意。まあ、この公演は内容を知ったからうんぬんじゃなくて、その時を演じ手と一緒に楽しむような公演ですから問題ないと思いますが、一応、公演終了まで白字にしておきます。個人的にはCバージョン観に行って欲しいなあ)

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眠っちゃいけない子守歌【SSTプロデュース】111223

2011年12月23日 船場サザンシアター

2回目の観劇です。
(1回目の感想:http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/sst111221-9918.html

難しい作品で、もう一度観て色々と確認しておきたかったのです。

一度観ているので、何か余裕があったのでしょうかね。
難しい作品だとどうしても、理解せねばみたいに構えて観てしまうのでどうもいけません。
今回は、ちょっとこの不条理な会話が面白くなってきました。
そして、言っていることへの共感・反感なども色々と考えられて、楽しく拝見できました。

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2011年12月24日 (土)

リトルウェンズディ【劇団赤鬼】111223

2011年12月23日 ABCホール

そうそう、そうだった。
まだ観劇を始めたばかりの2年前に初演をDVDで観た時に、何てうまく話の構成が出来ているんだろうと感動しました。
最初のシーン観ても全然分からないんですよね。
観ているうちに、時間軸がずれているなとはだんだん分かってくる。
でも、実はもっと巧妙なトリックが隠されている。
それにとても驚くと同時に、演劇って凄いなあと。

確かに今回観ても凄いなあとは思いましたが、あれからたくさんの作品を観劇してきて、これに匹敵するぐらいの巧妙さはたくさん味あわせてもらったおかげで、昔ほどの感動は無くなりました。
その代わり、作品に潜むものを少しは感じ取れるようになったのかな。
人が憎しみ合うことの愚かさ、あまりにも馬鹿らしい戦争が起こるメカニズム。
そんなことが心に残ります。
憎しむことに時間を費やしたがために、大切な人・物を失う愚かさ。
そこには個々の憎しむことへの大義名分は確かに存在し、信念の下にそれを貫いた決心はありますが、結局悲劇しか生み出さない。
希望も何もないエンドです。
ですが、このエンドから、私たちがこの悲劇を心に刻み、少しでも相手のことを善意に思うことで数多くの悲しみの中でもハッピーエンドが生まれるような気がします。

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2011年12月23日 (金)

☆BSC☆ ~オフィスは秘密基地?~【本若プロデュース】111222

2011年12月22日 シアトリカル應典院

初見だと思っていたのですが、平宅亮さんをどこかで拝見しているはず。
調べたら観劇したての2009年に本公演観てますね。
喫茶テキサスの陽気な日々。
う~ん、記憶に無い。

ただ、今回、拝見して記憶に無くなるのも分かる気がします。
打ち上げ花火みたいな感じで、とにかく役者さん方が好き放題に悪ふざけをする。
だから、その場は本当に面白い。
このブログを書いている今も面白かったなあと思っています。
でも、半年後は・・・
まあ、大丈夫かな。
あの頃とは違って、役者さんもだいぶ覚えたし。

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2011年12月22日 (木)

眠っちゃいけない子守歌【SSTプロデュース】111221

2011年12月21日 船場サザンシアター

この劇場、行くの好きなんだ。
大人の上質空間って感じのいい劇場で、最後列しか座ったことないのですが、多分、どの席座っても観やすいと思います。
周囲にも飲むのに良さそうな店がたくさんあって、どことは書きませんが、すごく綺麗なウェイトレスさんがいらっしゃるカフェもあります。
そこに行くのも楽しみなんですねえ。

作品は前回の「招待されなかった客」に引き続き、別役実さんの戯曲です。
この方の戯曲、苦手なんですよねえ。
不条理劇の代表みたいな感じで、シュールでどこか的を外した会話の掛け合い。
そこにテーマが隠されているみたい。

眠っちゃいけない子守唄。
眠っちゃいけない、眠っちゃいけない、眠っちゃいけない・・・
帰宅後、シャワー浴びる時、左内腿に数か所の青あざが。
つねりまくったものなあ。

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2011年12月20日 (火)

うしおととら 第十九章 「霧がくる」【シアターOM「うしとらプロジェクト」】111219

2011年12月19日 シアターOM

噂ではずっと聞いていたうしとらを遂に観劇。
もう3年間続いているプロジェクトらしく、原作も知らないし途中からでは無理だろうとずっと敬遠していたのですがね。
時期同じくして3人の方に薦められたので、これも何かの縁かなと。

とりあえず、観ると決めて、後輩から簡単に原作の基本設定だけを聞いて足を運びました。
うしおが人間、とらが妖怪。
獣の槍を使って、全国を旅しながら妖怪を退治していく話。
これだけ。

さすがに分からんだろうから、まあ、とりあえずどんなことをしているかだけでも知っておこうぐらいの気持ちだったのですが、意外に楽しめました。
ほんの少し原作も読んでおけばもっと楽しめるかもしれません。

細かいところまで気を配った演出は、相当なもの。
狭い舞台をうまい具合に使って、うしとらの世界を創り出しているようでした。
そして、単純に面白い。
漫画らしく個性的なキャラの特徴を忠実に再現しているらしく、話は知らずともおもしろくて笑ってしまったり、ちょっぴり感動してしまう作品でした。

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2011年12月19日 (月)

うかむ瀬6<北新地>

そろそろ忘年会シーズン。
騒がしい店は避けて、いつも静かなこのお店へ。
今回は、泌尿器科分野を中心に活躍されている先生方と、お食事。
来年に向けて、新しい治療法の可能性を探りながら、楽しく飲みます。

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バイバイ【演劇集団よろずや】111218

2011年12月18日 ABCホール

広島東洋カープの津田恒美投手の半生を描いた作品。
超速のストレートで輝かしい記録を打ちたてながら、脳腫瘍で若くしてこの世を去る。
活躍していた選手時代、闘病生活が、彼の妻、姉、そして彼を慕ってやまなかった仲間たちとのエピソードで綴られる。

変に感動させようと脚色しているわけではなく、どちらかというと記録的な話として展開している感じ。
彼が実際放った言葉、起こした行動を一つ一つの話として丁寧に描いている。
そこから、彼の野球に対する熱意とともに、ユーモア溢れる一面、気弱さ、優しさ、真面目さ、責任感の強さなど、人間、津田恒美の魅力が感じ取られる。
広島ファンはもちろん、敵チームの多くのファンにも愛されたという。そして、先輩、後輩関わらず、彼を慕う野球選手も多い。
そんな理由が分かるような作品になっている。

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2011年12月18日 (日)

パパを尋ねず散々に【劇的☆ジャンク堂】111217

2011年12月17日 芸術創造館

正式な作品名は「パパを尋ねず散々に 誕生日祝いの待ち合わせ場所がお化け屋敷の楽屋でスタッフが素に戻ってる」。

作品名どおり、お化け屋敷の中で起こるドタバタコメディー。
シチュエーションを活かして、役者さんが各々、濃いキャラになって面白おかしく演じられます。
その中に隠された家族愛のテーマ。
少しほろりとくる、心温まる作品でした。

(以下、ネタバレ注意。公演はあと、本日だけですが、一応、白字にしておきます。)

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2011年12月17日 (土)

ちょんまげの木の下で【The Stone Ageヘンドリックス】111216

2011年12月16日 トリイホール

大きなちょんまげの木の下で繰り広げられる3つのエピソード。
3組の二人芝居。
個性的な役者さん方の組み合わせによって、三者三様の素敵な作品でした。
ちょっぴり切ない愛に心締め付けられたり、ただただ大爆笑したり、静かな空間での素敵な親子愛を堪能したり。

3作品間で気持ちを切り替える必要は無く、全てにありがとう、ごめんなさいなどのキーワードが入れ込まれていて、話の芯に優しさがしっかりうかがえます。
作・演の朝田大輝さんの心温かさが滲み出ているようです。

ほっこりした気持ちで楽しく、そして笑いながら観劇でき、ご出演の役者さん方の魅力をより一層感じられました。

(以下、ネタバレ注意。公演終了まで白字にします。大した文章では無いですが、間違いなくネタバレして観劇に影響を与えると思いますので、たまたま、ここにたどり着いて、これから観る予定の方は絶対に見ないでください。
そんな時間があるなら、トリイホールへ向かってください。素敵な時間を過ごせるはずです)

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2011年12月16日 (金)

<DVD>機械城奇譚【少年社中】

前の記事のナナシと一緒にお借りしたDVD。
この作品も観劇にはまるきっかけになったらしい。
観終えて、分かる気もする。
松本零士の作品を思わすような幻想的な夜の世界で繰り広げられる舞台。
しっかりしたテーマを基盤にしながら、軽いコメディータッチで進む話の展開。
突然、重苦しくなる展開の起伏の激しさ。
漠然と感じながらも、ラストに分かるかなり意表を突く仕掛け。

全て、映画・テレビ・本でもあるのだろうが、演劇として観ると際立って感じることが多くなるような気がする。
きっかけになって色々な作品を観ようと思わすには、かなり適した作品のように思う。

それにしても、ラストは見事な仕掛けだった。
全く分からず最後、急にそれが分かるのではなく、じわじわ、じわじわ何かある、それも哀しい何かがと思わせておいて、それをはっきりさせる。
いやらしいと言えばいやらしい演出の仕方だ。
手のひらの上で転がされた感じかな。

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2011年12月15日 (木)

マリコのために【ピンク地底人】111215

2011年12月15日 東山青少年活動センター創造活動室

まあ、分かってたんだけどね。こうなるのは・・・
ここ、4回目の観劇。
1回目の「EX.人間」は記憶から完全に消え、2回目の「FLOWER OF ROMANCE」はこれまでに観たことの無い特殊な演出にやられる。この時の観劇中に分からなくてどうしようという気持ちは未だに覚えており、トラウマになっています。
3回目は「ある光」。この時、ある瞬間に急に何かが分かり出し、後半すごく面白いと思って観ました。
でも、やっぱり特殊な演出で話の真意はつかめず。
今回は、戯曲の「イェルマ」とかいう作品から、この難しい妄想世界をいつも作りだす作・演のピンク地底人3号さんがインスピレーションを受けて創り出された作品です。

また何かが降臨するだろうと思っていましたが、いっこうに降りて来ず。
その代わりに、あの忌まわしい眠気が降りてきました。
ノイズを感じる静寂な中で、役者さんがおりなす言葉の連呼。
妙な心地よさの中で、夢の世界へ・・・

だから、感想は気持ち良かったということになります。
仕方ありません。
頑張ったけど、そうなっちゃったんだから。

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テノヒラサイズのトナカイガリ【テノヒラサイズ】111214

2011年12月14日 シアターカフェ Nyan

先週に引き続き、3週連続カフェ公演の2週目。
(1週目の感想:
http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/111207-9ece.html

まあ、前回に引き続き楽しい公演でした。
一緒にアトラクションで遊んでいるような感じですかね。
この日は子供もいらっしゃって、ケラケラ笑っていました。
テノヒラの笑いが分かるとはなかなか通な子供だ。

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2011年12月14日 (水)

GIFT Love begets love【PEOPLE PURPLE】111213

2011年12月13日 HEP HALL

3年前に観劇を始めたばかりですが、名前はよく聞いていました。
演劇をこよなく愛する人が人生を変えた作品だったと言っていたり、1500本近くの作品を観劇した人が10本指に2作品を入れていたりと、とにかく今回は観ないわけにはいきませんでした。

噂どおりでしたね。
正直、今回の作品で人生が変わるなあとか、私がこれまで観た600本程度の作品でNo.1だとまでは言いませんが、ここは何回か観ていたら、恐らくそういう作品に出会う可能性が相当高いだろうと思いました。

この作品、私の好きな人の優しさを描いたとても素敵な話です。
ぬくもりを感じながら、心温かくなり、かつ素敵なクリスマスを想像させる話は、まさに今の時期に観ておかないといけないのではないでしょうか。

(以下、ネタバレ。来週の月曜日まで公演がありますので、それまでは白字にします。満席の日がほとんどみたいですが、当日券や立ち見なども、この日はありました。本当のクリスマス前に、ちょっと先取りして素敵なクリスマスを味わいに足を運ばれるといいのではないかと思います)

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2011年12月13日 (火)

キラキラ【本上百貨店】111213

2011年12月13日 ウィングフィールド

むむっ。全部、どう考えるかはご自由にみたいにこちらに全部投げかけるような終わり方したぞ。
非常に後味の悪い作品。
でも、ダメというわけではない。
複雑な人間模様を描いた話なので、なにか一つに収束させれば、合う・合わないの問題が生じるだろう。
それを避けるための、その直前で終わらす、作家の技なのかな。

現実的な舞台なので、これまでに自分が経験した身の回りにいた人と登場人物をオーバーラップさせたりしないといけないので、あんまり心穏やかには観れない。
ハッピーエンドでもないし、心のモヤモヤを解決してくれるような話でもない。
それでいて、ラストはまあ確かにこんなもんだろうと、不思議と納得する。
現実は小説より奇なり、といった感じか。

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THE MOON BEAM MACHINE 月バージョン【ムーンビームマシン】111212

2011年12月12日 インディペンデントシアター2nd

太陽バージョンに続き、月バージョンの千秋楽を観劇。
(太陽バージョンの感想:http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/the-moon-beam-m.html

まあ、既に太陽バージョンで凄いことは分かっていますからね。
安心して楽しみに行ったというところです。
そして、当然のごとく、最高の思いを胸にして劇場を後にしました。

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2011年12月12日 (月)

シャトル!【JUIMARC】111211

2011年12月11日 インディペンデントシアター1st

二人芝居でしょ。
出演が、元気で面白いことで有名なお二人、田川徳子さん(劇団赤鬼)と宮川サキさん(sunday)でしょ。
どんな作品になるかは、ある程度観劇している人なら私と同じイメージを持つと思うんですね。
それが、始まるとどうも雰囲気がおかしい。
それに二人芝居ではほぼ無い。思っていたような二人の会話の掛け合いはほとんど無く、一人芝居対決をしているような感じ。
何だこれ、と言った感じで最初はかなりとまどいました。
正直、失敗したなあ、別の観に行けば良かったなんて思ったりして。

ところが、やっぱり力のある女優さんなんですねえ。
それに作・演も私の好みの作品が多い、大塚雅史さんですから。
中盤からは、二人の技を堪能しながら、ちょっといい感じの話にうるっときながら、見入ってしまいました。
結局、最後はこのお二人自身を描いたようないい作品だったなとねじ伏せられました。

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2011年12月11日 (日)

ザ・ボイスアクター オンライン編【劇団6番シード】111211

2011年12月11日 芸術創造館

もう、ここ最高!
危なく見逃すところだったよ。
たまたま、アニメ編観て、素晴らしいのを体感したからよかったものの、観てなかったらと思うと・・・
(アニメ編感想:http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/6111208-274b.html
運が良かったと思います。

アニメ編以上の、隙間ないスピード感。
話の展開のテンポの良さ。
面白くて、感動して泣けて。
最高でした。
いつでも、大阪に来て欲しいですね。
いや、東京だけでの公演でも十分観に行く価値がありますね。

カーテコールで初日は人が少なかったようなことを言われていましたが、劇団も自信持って凄いと宣伝しておかないからですよ。
本当に凄いんだから、ちゃんと言っておいてくれないとダメです。それに、凄いこと知ってる人はもっと宣伝しておいてくれないと。
本当に観れて良かったです。

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2011年12月10日 (土)

カノアティックブルー【劇団捻暮ロジック】111210

2011年12月10日 シアトリカル應典院

途中でまたやられたなあと思って。
いや、事前情報でかなりしっかりした作品だとは知っていたのですが、ここまでとは思わなかった。
やっぱり、かなりお若い方の劇団なので、まあ軽く観ましょうみたいな感じになってしまうんですね。そう、下手すれば娘ぐらいの歳の子たちの劇団なんですから、自然とそういう感覚に。
それで観始めると、軽くなんてとても観れないしっかりした作品であることに気付く。
オロオロとまどいながら、必死に食らいついていく。
こんなこと、何回かあるな。
関西大学劇団万絵巻、激団しろっとそん、カメハウス・・・、だいたい若手の劇団は初見時にそうなっているかもしれない。

今回は頑張って食らいつきましたが、途中から頭が混乱し始め、ストーリーを追うのを止めて、乏しい感性ながらも、この舞台の世界観に浸る観劇法に変えました。
たくさん観劇した中で最近開発した観劇法です。
ストーリーを無理して追わずに、その空間を楽しむ。
虚構の世界を明確に描いているような舞台の場合は、これはこれで十分楽しめます。

海底をイメージした、とても美しい世界が描かれます。セットもそれを表現した綺麗な舞台です。
心の中の世界を、この美しい世界にシンクロさせて表現して、話を進めます。
美しい中に、海底のような暗闇、ほのかな光、見上げた空のきらめき、漠然と存在する恐怖みたいな、確かに心ってこんな感じかもなと思わすような作りでした。

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THE MOON BEAM MACHINE 太陽バージョン【ムーンビームマシン】111209

2011年12月09日 インディペンデントシアター2nd

劇団名でもある月光機械。
この時空を超えて、人々の望む機能を持つマシンに進化する不思議な機械にまつわるエピソードのオムニバス公演。
劇団5周年記念公演としては、とてもしゃれた構成ですね。

梶尾真治さんのクロノスジョウンターの伝説というSF小説があるのですが、これも時空を超える機械にまつわるエピソードのオムニバス。
強い決意の下、この機械を利用した者たちの悲しみや喜びを描いているとても好きな作品です。
このイメージで観劇に臨みましたが、けっこう、この感覚が当てはまっていました。

何と言っても、ここは美しさでしょう。
照明・音響・映像を駆使した舞台空間、そして役者さん自らが創り出す幻想的な世界。
それはどれをとっても美しく、私たちをこの作品の世界に引きずり込んでくれます。
作品の世界観に同調して入り込んでしまう劇団は、私の知る限りでは彗星マジックやbagdhad cafeをはじめ、幾つかありますが、ここは自然に入り込むというより、積極的に力で引きずり込むような印象を受けています。
劇団としては今回で4回目の観劇ですが、当初からこの力が異常なくらいに強いのです。
いい意味でも、悪い意味でも、我の強さ、劇団としての力の強さを感じる公演でした。

(以下、ネタバレしますので、公演終了まで白字にします。上記で凄いということ伝わりませんかね。伝わらなくても、面白かったという言葉を信じて、観に行ってみてください。今、大変注目されている劇団だと思います。来年の次回公演はHEP HALLとどんどん大きくなっています。2ndでやってくれるレベルはもうこれが最後かもしれません。今のうちに小劇場で観ておきましょう。公演は月曜日までやっています)

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2011年12月 9日 (金)

ザ・ボイスアクター アニメーション編【劇団6番シード】111208

2011年12月08日 芸術創造館

う~む、かなりお気に入りです。
傑作だと思います。

テンポの良さね。
絶妙な間をもったツッコミが飛び交いながらの面白い掛け合い。
ベタというか、こってりし過ぎたキャラ。
たまたま時間空いてたから、観に行ったのですが、とんでもない宝を発掘しました。

(以下、一応ネタバレ注意。まあ、チラシと同じくらいの問題無いレベルです。日曜日までやっていますから、是非。私も、もう一つのオンラインゲーム編を観に行くつもりです)

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アイ★ワカナ博 111208

2011年12月08日 インディペンデントシアター1st

観ておいてよかったなあ。
完全に敬遠する気だったのです。
理由は、昨年、榮田佳子さんの作品は拝見しており、ただ単に観ているだけではダメで、そこに隠されたものを見出さないと面白味が分からないと言う、私にとっては非常に難しく、苦手な分野だったのです。
事実、昨年の感想は、「ある女性の日常を淡々と演じられているような設定で話の起伏が無い」なんて簡単な一文で終わらせている始末。
これでは、もう一度観ろというのが無理な話。

それでも、もう一度チャレンジしてみたのは、その後、他の方のブログでこの作品のメタファーの解説を拝読していること、同作品を違う役者さんが視点を変えてされた作品も同時公演されること、あれから一年、さすがに私の観劇能力も上がっていることを信じたかったことからです。
その結果が、観てよかったなあにつながります。

もちろん、いまだよく分からないことがたくさんあるのですが、難しい作品の観劇のヒントを得たような気がしています。
同作品を演出や役者さんを変えて出来上がった作品を同時に観ることで、かなり理解が深まるのです。
この別視点での観方が、自分なりにいつでも出来れば、その作品に隠された面白味を引き出してくることが出来るのではないかと。

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2011年12月 8日 (木)

テノヒラサイズのトナカイガリ【テノヒラサイズ】111207

2011年12月07日 シアターカフェ Nyan

今をときめく関西コメディー劇団。
HEP HALLとかをいっぱいにしてしまうこの劇団が、こんな身近に拝見できるカフェ公演をするとはねえ。
30席限定ですよ。もう、ほとんど一緒に遊んでいるようなもんですからね。
仕事の都合上、ギリギリ予約しかなかなかできないので、ほぼあきらめていましたが、何とか席が残っていたみたいで、観ることができました。

トレードマークのつなぎを着て、パイプイスだけで何でも表現して遊んでしまうことで有名な劇団。
今回はつなぎを脱ぎ捨て、パイプイスの代わりにNyanという劇場自体を使って、色々と遊んでみたような公演。
さすが、趣向を凝らしたエンターテイメントは劇場の大きさに関わらず健在でした。

愉快なトナカイ達と過ごす面白く、楽しい90分。
このブログを書いている時点で来週14日はまだ空席あり、21日はもう満席らしいです。
ちょっと変わったクリスマスを楽しませてもらうのもいいんじゃないでしょうか。
ただ、くすくす、くすくす笑い続ける羽目になるので、疲れますよ。

(以下、この回の様子をレポした内容になっています。次回以降がどうなのか知りませんが、全く情報無しで楽しみたい方はご注意ください。)

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2011年12月 6日 (火)

たった一人の戦争【燐光群】111206

2011年12月06日 アイホール

趣向を凝らした面白い舞台なんだけど、ちょっとボリュームが多過ぎないかな。
難しいテーマだし、時間も2時間30分弱とやや長い。
かなりアカデミックな要素を含む放射性廃棄物問題に関する話だけでも精一杯なのに、そこに今、社会が抱える様々な問題にまで切り込んでいる。

今、多くの人達が耳にする放射性物質問題を基盤に、今の社会の在り方、それに対する私達の行動に警鐘を鳴らしているのはよく分かるのだが、作品としてもう少し絞り込むことも十分出来たような気がする。
かなり疲れる観劇だった。

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天竺ダイヤモンド【ひげ太夫】111205

2011年12月05日 一心寺シアター倶楽

組体操、組体操って騒がれてるから、どんなもんか興味引いて観に行ってみました。
めちゃくちゃ凄いじゃん。
組体操も凄いけど、もうありとあらゆる物を全部11人の役者で形作ってしまう。
それこそ、発する物、擬音、心情などの言葉全てを。

そして、その上、めちゃくちゃ楽しいじゃん。
話も面白いじゃん。

こんな形の演劇もあるんだねえ。
凄いねえ。
演劇は楽しいねえ。

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2011年12月 5日 (月)

鉛の夜 世界の樹【ナントカ世代】111204

2011年12月04日 アトリエ劇研

舞台にある大きな穴、中ぐらいの穴、小さな穴。
天井から吊り下げられた樹木。
暗く、静まりかえった空間。

多分、やられる。
開演前からそう思っていました。
ここは前も鏡の国の戦争、延命で叩きのめされています。
面白いんだけど、意味が分からないんです。
複雑な気持ちにさせられ、自分の感性の乏しさに悲しい思いをしながら帰るのです。
鴨川沿いの道を歩きながら。

今回もやっぱり・・・

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ミュージカルふたり【虹組公演】111204

2011年12月04日 人間座

とても良かったです。
何が良かったって、ミュージカルであることに意味があるような作りになっているところ。
主人公に降りかかる問題があまりにも頻発し、普通ならちょっとしつこいなあ、もういいよと少しイラっとしそうですが、ミュージカル調になっているので、歌が終わるたびにいったんリセットして観れたような気がします。
その時々の心情が断片的につながっていく様が意外に観やすかった。

ミュージカルと言えば劇団四季みたいなものをイメージするから、最初は正直、歌下手だなあ、レベル低いミュージカルもどきを見せられそうだなあなんて思っていました。
ところが、30分ぐらいですっかりはまり込んでしまいました。
若い女の子の心の揺れ動きを描いた作品ですから、四季みたいなミュージカルじゃなくて、それに合った軽やかな雰囲気のミュージカルがとてもマッチしていたように感じます。

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2011年12月 3日 (土)

SANTA×CROSS【劇団SE・TSU・NA】111203

2011年12月03日 芸術創造館

そうか昨年は無かったんだな。
2009年に拝見して、その時2008年版のDVDを購入したのかな。
(2009年版感想:http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/santacrosssetsu.html
まだ生で1回、DVDで1回とそれほど観てない割にはすごく印象に残って気に入っている作品です。
今週は他にもたくさん公演があるので、辞めるつもりだったのですが、あのTwitterとかやらがいかん。
感動したとか書かれたら、分かってるけどやっぱり観に行きたくなる。
俺だって感動したい、泣きたい、心温まりたい。
観れば確実にそうなるのが分かっている。だったら・・・
まあ、そんなわけで、今、感想記事を書くことに至っています。

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カラフルハウス~なんやかんやでこうなっ10~【吉田商店】111202

2011年12月02日 吹田メイシアター小ホール

劇団としては2回目の観劇。
前回が2010年の6月。この時のブログの感想記事を読み返してみましたが、やっぱり同じことを感じるんだなあと納得。(http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/10100626-dc2a.html
役者さんの笑顔がとっても素敵で、とっても楽しい時間を過ごせました。

確か前回公演時に、気に入ってDVDを購入して、それも鑑賞したはず。
そのせいでしょうか。もう1年以上経っているのに、役者さんの顔を全員覚えています。
あれから、他公演で客演で出演されていて拝見している方もいらっしゃるのですが、久しぶりの方がほとんどなはず。よっぽど、前回で印象に残ったんだろうなあ。

(以下、若干ネタバレありますが、公演は本日、土曜日2回のみ。それほど観る方もいらっしゃらないでしょう。白字にはしませんのでご注意ください。気楽に楽しい時間を過ごしに行かれてみては・・・)

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2011年12月 2日 (金)

節電ボーダートルネード【クロムモリブデン】111201

2011年12月01日 HEP HALL

2011年も最後の月。観劇も追いこみですね。
そんな最終月の第1弾はここ、クロムモリブデン。

3回目の観劇ですね。空耳タワーは覚えていますが、その後、恋する剥製とやらも昨年6月に観ていました。
その時の感想が不思議な感覚、並行して進む各々の話がつながって分かりやすいのだが、説明しようと思うと難しい、ラスト急にテンポが早くなり瞬く間にエンドを迎える・・・
最後以外は、今回も同じ感想かな。今回はラストが逆に緩くなる印象があります。
劇団の色なんでしょうね。

よく分からないけど、面白いのは面白いんだよなあ。

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2011年12月 1日 (木)

蜷川実花・蜷川宏子 二人展

パッチワーク・キルトと写真展。

まあ、さほど興味があるわけでも無いのですが、蜷川幸雄さんの奥様、娘さんということもあってか、演劇人の方が多く観られているようだったので、ちょっと行ってみました。

このブログでも一応載せているんですが、母がパッチワークをずっとしており、以前からいい写真を撮って欲しいと言われているのもあって、ちょっとプロの技を盗んでやろうかなと。

ひととおり、観ましたが、私には綺麗だなあぐらいしか分かりません。
ただ、個人的には多分合わない感じでした。
私はもっと淡い感じが好きで、写真も風景的な感じの方が好き。
原彩色豊かで華やかな作品に、それをさらに引き立たせた写真は、正直、うへぇ~って感じです。

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