うかむ瀬5<北新地>
久しぶりの北新地。
一時は色々な店に足を運びましたが、色々あったからなあ。
あまり足を踏み入れたくなかったけど仕方がありません。
いつも徳島でお世話になっている先生方を大阪に招いての食事会ですから。
わたり蟹とかぶら酢。
ボルドーサンテミリオンのシャトー・デ・ロード。
いつもどおり、濃いめのフルボディー。
色は深赤色。飲むと独特の味がします。枯葉のようなと表現することがあるみたいです。
確かにそんな感じ。
百合根糝薯のお椀。百合根だから仕方が無いのかもしれないけど、もう少しふんわりした感じの方が好き。
鯛と鯵のおつくり。イカ、マグロ、雲丹のせ湯葉。
オリーブオイルで食べたりするのもちょっと味が変わって良かったです。
でも、やっぱり日本酒党は塩ですね。
メルシャンの勝沼ワイン。こういうのを飲むと、日本のワインもどんどんすごくなっているんだなと思います。
やっぱりフランスじゃないと土壌がどうこうとか、通は言われるのでしょうが、これを飲むと考えも変わるんじゃないでしょうか。
香りは先のワインほどではないですが、同じ枯葉の味わいがします。こちらの方が熟成期間が長いので、やはり後に残る感じはあります。
刺身を持ってきた時に私のところに少しだけ酒の入ったお猪口も一緒に持ってきてくれました。
女将さんが私が日本酒党なのを知っているので、気を使ってくれたみたいです。
そのお酒がこれ。
月桂冠とかいうと、大衆酒のイメージが強いからおいしくは無いんじゃないかと思いがちですが、それはそれ。実はしっかり蔵で作られた味わい深いお酒もいっぱいあります。
先ほどのワインのメルシャンもそうですね。
月桂冠の酒蔵は近くなので何回か行ったことがありますが、それはもうおいしいお酒を飲ませてくれます。
これも刺身と合わせやすい淡麗なんだけど、少し甘みもあるぐらいのいい酒でした。
器。以後、酒が変わるたびに、猪口も変わります。
かますの小袖寿司。
このあたりから、いつものように理事長の赤ワインコースと並行して、私専用の日本酒コースを走らせて料理をいただくことにしました。
接待する側なのに、この自分に都合のいい考え。
でも、今回は気心知れた先生で、日本酒も大好きな先生だったから何の気も使う必要がありませんでした。
天狗舞。純米酒の割にはすっきりしていました。
秋収のたき合せ。
綿屋。宮城金の井酒造。斗びん採り雫酒。炊き合わせが濃い目の料理なので、日本酒も。
雫酒に間違いはありません。
秋鰆の塩焼。
獺祭。純米大吟醸50%精米。よく見る酒ですが、なかなかここまでのグレードのものは。
岩国蓮根のはさみ揚。これが一番おいしかったな。
後はまあお上品だなあって感じだったので。
シャトー・ディサン。ボルドーメドックのマルゴー。
ぶどうがこれまでのメルローからカベルネ・ソーヴィニヨンに変わっています。
熟成期間も長いのですが、先のワインより香りが引き立っています。
味わいも飲みやすい濃さ。個人的にはこちらの方が圧倒的に飲みやすい。
チーズとドライフルーツ。
チーズは名前忘れました。フランス産のはちみつとかぼちゃのジャムをつけていただきます。
合わせるお酒はやはり古酒。どこのものかさっぱり分かりません。
まあ、紹興酒みたいな味です。
日下無双。こちらも古酒のような味わい。でも純米大吟醸。
何でこんな味に?
このお酒は普通の生酒とかも飲んでみたいですね。
何でも窒素をナノサイズの泡にして溶かし込んだ酒だそうで。
きのこ雑炊。
むらさき野。
いつもどおり、酒を楽しみながら食べるということを経験させてもらいました。
打ち合わせ兼食事会だったんだけど、打ち合わせはきちんと出来たのかな。
私はお酒飲むの忙しかったので、あんまり絡まなかったけど。
やっぱりこういう店で味わいながらじっくり飲む時は打ち合わせ無理じゃないかな。頭の半分以上が料理と酒にいっている。むしろ、料理なんてどうでもいいような店で適当に食べながらの方が話しあえるのかもしれないな。まあ、そんなとこわざわざ行くの嫌だけど。
| 固定リンク
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- 磯風・エアシップ<弁天町>(2013.11.18)
- 華包丁やまざき 3<徳島>(2013.09.03)
- 武蔵野<松阪>(2013.09.03)
- 可不可<心斎橋>(2013.09.03)
- うかむ瀬17<北新地>(2013.09.03)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント