LUPIN【837B PRESENTS】110730
2011年07月30日 インディペンデントシアター1st
観れてよかったあ。
この日は仕事で、18:00には神戸に行かないといけない。
観劇断念するつもりでしたが、ふとチラシを見たら、15:00~の公演で予定時間が1時間半と記載。
ギリギリ間に合う。
当日券で飛び込みました。
何も書いていなければ、普通2時間の公演時間で計算するので、間に合わないと断念するところでした。
やっぱり、生舞台だから、予定は予定だとしても公演時間は情報として欲しいですね。はしごする時にも重要なファクターなのですよ。
よく出来た面白い話に、楽しくかわいらしいキャラクターが駆け回る舞台。
これは楽しい。
名怪盗ルパンにあこがれる少年。
でも今日も盗みは失敗。
あこがれのかわいいウェイトレスのいる喫茶店でいつものように愚痴と夢を語っています。
ひょんなことからルパンの薬という他人の体に入り込める薬を手に入れます。
突然現れた謎の画家を名乗る男、ルパンを追う刑事、街で有名な館に住む主人と奥さんを巻きこみながら、コミカルに話を展開していきます。
ルパンの薬を用いてキャラを変えていくとともに、怪盗ルパンの変装技を巧みに扱い、これはうまいというトリックを見せてもらいました。
うまくできてる。
登場人物のキャラが楽しくかわいらしい。
色々と入れ替わったりするところが、またさらにそれを楽しくしている。
目を引いた役者さん。
ルパンにあこがれる少年は東龍美さん(劇団そとばこまち)。劇団の本公演やらでよく拝見する方ですが、どこか抜けた泥棒役をイキイキされている感じですごく印象に残る。
ウェイトレスは木村友香さん(劇団暇だけどステキ)。ここ最近の劇団本公演で拝見していると思う。かわいらしい感じの方だなあとは思ってたけど、今回は役どころもあって、これは相当かわいい。これで次回の劇団本公演は必ず足を運ぶ自分がいることでしょう。
館の主人、近藤ヒデシさん(COMPLETE爆弾)。こんな面白い方だったんだ。動きもしゃべりも面白い。何の公演で拝見しているんだろう。けっこう真面目な雰囲気で印象に残っていたのでびっくり。
ジンさん。謎の画家。多分、初見だと思います。思いっきりのいい飛んでる役者さんでした。脚本はこの方ですね。うまく作るなあ。綺麗に決まったオチでした。お見事。
後、二人だから全員書こう。
刑事、山神里絵さん。何だろう、どこかクールで何か変わっている。どこかホラーチックな雰囲気を漂わせています。
奥さん、小藤めぐみさん。ずっと自分を隠すような謎めいた感じでいるから、この話のキーになる人だなと思っていましたが、やっぱりそうだった。このキャラが単なる謎解きコメディーではなく、ちょっといい話にしています。
楽しいキャラだから、当日チラシに書かれているように児童書を読むかのようなほんわかした楽しい時間が過ごせました。
ここはまた観に行こう。
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