斬激【たてびと】110812
2011年08月12日 インディペンデントシアター2nd
ほ~、迫力抜群。
すげえなあ。刀・槍・扇子・拳・・・が振り回されまくります。
素人考えでは、何であんなの完璧に覚えられるのか不思議で仕方が無いです。
ただ、この作品は殺陣をひたすら楽しむために出来上がっている作品のようです。
そのため、話はかなり単純。大衆演劇さながらの勧善懲悪、お涙ちょうだいです。
まあ、逆にそれが心地いい。
こんな感じの作品は初めてでしたが、ポイントがばっちり絞られていてそれはそれでいい感じでした。
かつて国を覆した男がいた。
一時の平和が訪れる。
男は姿をくらます。
時が経ち、国はまた平和を失い始める。
私利私欲の道に走った悪政。
そんな国を変えるために反乱軍が立ちあがる。
強大な戦力を誇る国防軍に対して、気高い魂を信じて激しい戦いを繰り広げる。
数多くの勇士達が命を落とす。
そんな時、あの男が帰ってきた。
あらすじはこんな感じ。
要はひたすら軍隊同士が戦います。
軍によって刀・槍・扇子・獣爪などなど、お得意の武器があるので様々な殺陣が楽しめる。
お笑い中心のおとぼけ軍隊もいて、そこで少し気を抜けたりもします。
50名ぐらいいたのかなあ。
舞台を駆け回るから、拝見したことある役者さんが何人かいらっしゃいましたが、どこにいるのか分からなくなるぐらい。
いつもはこんなかっこいい姿を見せない方もいらっしゃるので新鮮でしたね。
あの男役が小坂和雄さん。かっこいいなあ。高倉健みたいな感じで、けじめをつけるとか言いながら、ばんばん敵を倒してしまいます。
50歳なんですって。どうなってるんだ。老いないのか。
こんなのも演劇って感じでいいですね。
殺陣じゃないけど、ダンスとかがメインの作品なども少し観てみるようにしよう。
アクションは見てて飽きない。やっぱ、興奮しますわ。
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