極楽百景亡者戯【ピースピット】110729
2011年07月29日 ABCホール
やっぱりピースピットだな。
うん。そう、どう考えてもやっぱりピースピットなんだ。
それにしても、ピースピットの場合、過去のピースピットと比べてどうだったかということを考えてしまいますね。
他の公演と比較すると次元が違い過ぎておかしくなる。
ライバルは自分自身ですなんて、よく言うけど、本当にそんな感じなんではないでしょうか。
初日よりは千秋楽、前よりは今回、とにかく、どんどん魅力的な作品になっていく。
もちろん、個人の好みはあるにしても、それを吹き飛ばす力があります。
公演が続いているので、あまり書いてはいけないですね。
とにかく、楽しい演出がたくさんあります。
まず、会場に入った瞬間に、あっ何かしよるなとすぐ思うでしょう。
実際、本当に色々なことをされます。
役者さんがご自分の持ち味を発揮して活躍されまくるのはいつものこと。
今回は男性陣の方がより目立つかな。
お目当ての役者さんがいるなら、きっと最高の魅力に酔いしれることでしょう。
個人的には豊田真吾さん(デス電所)と赤星マサノリさん(sunday)の対決する殺陣の動きに驚愕。
お~っと声出そうになった。
見どころはたくさんあり過ぎ。
思い思いに楽しめばよさそうです。
少しだけ違和感があるのは、戦国ボルテックス学園ほどはちゃめちゃではなく、お得意のダークファンタジー作品ほどストーリーがしっかりあるわけでもない。中途半端と言えばそんな印象が残るところ。
感動しそうで感動しきれない。役者さんの熱演だけではやっぱり限界がある気がする。
そんなもどかしさが残る。それも、うまいことやられただけなのかな。
今回はMOTHERに連れて行った後輩を急遽連れて観劇。
いや、一緒に行く予定だった人とはもう二度と一緒に行けなくなってしまったので、一人で行こうと思ったのですが、席番がどう考えても最前列。初日から空席にするのはファンとしてはあまりにもいけないと思い、無理矢理連れて行きました。
思ったとおり最前列でしたが、ピースピットの役者さんを間近でみると、その迫力が尋常ではないですね。
あと、最前列はちょっと危険なことがあります。千秋楽あたりでは、最後だからめちゃくちゃになりそうですね。あまりいい服装をしない方がいいとだけ記しておきます。
ピースピットは2回目の観劇の後輩。
役者さんをほとんど覚えていないだろうと思っていましたが、立花明依さんなどは声ですぐ思い出したみたいです。確かにびしっと通る声に艶やかな振る舞い。この作品にぴったりの感じでした。
いい役者さんはやはり、一度観ただけで印象に残るんだと改めて思いました。
土日であと4回の公演。
きっと、もっともっと面白く楽しい作品にされていくんだろうな。
今回は都合上、もう観れないので残念ですが、暑さを吹き飛ばす熱のこもった公演を期待しています。
誰かのブログでどんな感じだったかは見よう。
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