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2011年6月19日 (日)

STAND UP ALONE【四方香菜Monthly Performance】110619

2011年06月19日 豆乳ラーメン専門店「豆禅」 たけの間

第6回目「UNFORTUNATE ~ふうん~」。
所属されているL3という劇団の公演では、ちょっとブラックが入った頭のいい脚本をいつも書かれるので、こういうテーマだと何かぞくっとする感じの作品に仕上げられるのかなと思ってましたが、裏切られました。
もちろん、いい意味で。逆に元気づけられるような優しい作品。
最近、こちらの傾向の方が強い印象を受ける。
と言うか、このMonthly Performanceでは2月だけかな。毒っぽいのは。
これはこれでいいですがね。

今回のような作品の設定が好きです。
何と言うんでしょうか。
例えば、最初に本とかを持って出てくる人がいて、その本の内容を「こんな話なんだ」と誰かに簡単に語る。
そして、「えっ、分からない? そうだな~」とか言って、実際にその本の内容を演じたシーンに切り替わる。
終わった後、また戻って、「どう分かったかな? えっ、まだ理解できない。 う~ん、じゃあ、こんな話はどうかな」みたいに、また架空世界に連れて行かれる。
意味分かりますか。何となく分かるでしょ。
何か専門用語あるのかな。

今回はこんなパターンでした。
そして、それを一人芝居でするのですごいなあと感じたわけです。

暗い高架下でついていないと落ち込んでいる人を見つけては、幸運へと導く謎の道案内人「ネーロ」。
この日も、出会った浮かない顔をしている人に話しかけ、不運に対する考え方を変えるようなお話を聞かせます。
そんな話が二つ盛り込まれた作品です。
一つ目はわらしべ長者みたいな感じ。不運、不運と言って何もしなければ、そりゃあ不運のままですよみたいなお話。
二つ目は不運なんて気持ち次第、そんなことばかり考えてたらつかんでいる幸運も不運になってしまうよみたいなお話。
何か昔話を聞いているかのような感じ。
このお話は何を言いたいかを答えなさいみたいな国語のテストになりそうな話です。上の答えで合ってるのかな。
まあ、最後のオチはびっくりしましたが。
何なんだと思っていましたが、もしかしたら、二つの話に出てきてたのか。
一つ目は確かに覚えがあるが、二つ目は出てたかな。
こういう大事そうなところを未だ平気で見逃す。まだまだ観劇経験が足りないか。もう、これ以上は観れないぐらいに観てるんだけどね。

二つ目の話で、一人二役で会話をするという典型的な一人芝居のシーンがあります。
話して、くるりと回って別人物になって話すというのを繰り返すような感じね。
素人の私がすぐに思い浮かべる一人芝居のパターンです。
でも、よく考えると意外にこういうシーンって、これまで観た一人芝居であまり観ていない。
今回、ものすごく新鮮に思ったもの。
う~ん、そう思うと、今まで観ていた一人芝居ってどんな感じで出来上がっていたんだろう。
あんまり気にせず、笑ったり、腹立てたり、悲しんだりして観てた。
ちょうどいいや。
もうすぐ一人芝居フェスタの予選会があります。
そこで、気にしながら観てみよう。

不運。
単に運が悪い状態。これなら、まあいいわな。一つ目の話のように行動すれば何とかなる。
幸運を失った時になる不運が怖いね。二つ目の話のように。
失った幸運は戻ってこないもの。元には戻らないもん。
また見つけるのかな。無理だよ。不運の状態なんだもん。
なんて、この公演後恒例の作品を通じて今の自分を見つめ直すということをしながら、鴨川沿いを歩いて帰りました。
まあ、京阪電車に乗ってから、やっぱり不運だよと思うような状態になったことは、この日の私的な記録として書き残しておきます。
ネーロに会いたいわ。アパートの部屋にたまに現れるけどね。

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