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2011年3月14日 (月)

STAND UP ALONE【四方香菜Monthly Performance】110312

2011年03月12日 豆乳ラーメン専門店「豆禅」 たけの間

第3回目「AGAIN ~ふたたび~」。

昨年のインディペンデントシアターの一人芝居フェスタでも予選を勝ち抜き、公演された作品、「チェリー」の再演。
ちなみに、勝手に私が決めた昨年の観劇ベスト10の第5位タイの作品です。

再演と言っても、観るのは4回目。
さすがにネタが分かってしまっているので、初めての時ほどの感動は無いのが正直なところ。
それでも、やっぱりうまく出来ている作品だなあというのが感想です。

初演は昨年の7月。
どこかの家の応接間みたいなところで公演がありました。
その後、上述したように、インディペンデントシアターで公演されます。
劇場も広くなるし、細かなネタも増えていき、どんどん面白くなっていった作品。
今回は初心に戻ってみたいな感じで、初演と同じようなアットホームなお部屋での公演。
ただ、大きいところで見慣れたせいか、どうも窮屈感が否めない。

今回はおまけでチェリーに出てくるオタク女子の4年後という作品がありました。
漫画とかでもそうだと思いますが、好きな作品だと、出てくる登場人物は、自分の中では生きている存在になります。
これまでこんな風に生きてきたのかな。そしてこれからはきっとこんな感じで生きていくんだろうな。
その人の人生のその時点の一瞬を作品として見たんだといった感じ。
あくまで想像の世界ですが、それを作品として見れるとけっこう嬉しい。

こちらの作品の脚本は音響をされている山崎夏穂さんという方でした。
この方、今回の公演を最後に就職で東京に戻られてしまうらしく、これがラスト。
前説でも、これまでの思い出などを語られていました。

きっと色々な人と出会えた楽しい時間だったのでしょう。
お別れになって、別々の時間を過ごしても、きっと何かつながっており、頭の片隅には大切な過ごした時間がいつでも出てくるように残っている。
作品の中にそんな気持ちが込められているように感じました。

あの人、どうしているのかな。
今まで出会えた大切な人たち。
また会える、会えないなど別にして、そんな人たちのことを、少し思い出す時間。
とても大事で素敵な時間だと思います。

これからも、素敵な時を刻んでいって欲しいと思います。
第1回目と同じ、何か優しい気持ちになって会場を後にしました。

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コメント

いろいろバタバタしていてすっかりお礼の書き込みがおそくなってしまいました…
今月もご来場ありがとうございました☆

SAISEIさんはチェリー皆勤賞な方の中のお一人。
飽きちゃっていないかしら…とどきどきしておりましたが
楽しんでいただけていたら光栄です♪

番外編ということでチェリーにずっと関わってきてくれた親友に脚本を提供してもらったわけですが、
本当に彼女に書いてもらってよかったと思っています。
キャラクターを大切にしつつ、ひと味違ったチェリーの世界を描いてくれたなと感謝しています♪

相棒は旅立ってしまいますが今後もますますがんばります!
もしよろしければまたご来場下さいませ☆

投稿: よんぽ | 2011年3月24日 (木) 17時01分

>よんぽさん

お忙しい時にコメントありがとうございます。
ラジオDJ準備で大変でしょうに(゚ー゚)

今回のようなスピンオフ作品はけっこう好きなので楽しめました。
チェリーという作品を大事にされているのが伝わってきます。

さらにお忙しい毎日になると思いますが、お体に気を付けてご活躍ください。

投稿: SAISEI | 2011年3月25日 (金) 08時51分

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