月刊彗星マジック【彗星マジック×ニュートラル】110308
2011年03月08日 インディペンデントシアター1st
今回はラッキーでした。
うっかり予約忘れ。
当日、予約忘れたとつぶやいたら、小永井コーキさんから、当日でも予約OKのつぶやきがあったので、それで何とか前売りで入れました。
当日券だと席が後ろになっちゃっうし、前売り優先なのでフロントアクトが観れないんですよね。
優しいご対応に感謝しています。
と、感想ですが、今回は強烈でした・・・
まずはフロントアクト。
いつもは彗星マジックがダンスや音楽を披露してくださるのですが、今回は座長の勝山修平さんと上田ダイゴさんによるトークショー。
2分ごとにお題に応じた話をするというものでした。
上田ダイゴさんはさすがにMC慣れされているという感じで、次から次へと言葉が出る。
勝山さんは・・・
いや、このギリギリ感がとても身近に感じられ好きなんですけどね。
最初はニュートラル。「彗星少女ペペロンチーノ」。
いやあ、強烈でしたね。
作品名からして何じゃこりゃといった感じですが、実際の内容もそのまま。
これまでに観劇した作品で1、2位を争うおバカな話でした。
ある男性が、謎の女子高生占い師に頼んで幸せになるという話。
マニュアルを作るのを仕事とする男性。
どういうわけか、おかしな惑星に連れて行かれ、不思議な姫とその重臣と絡むことになる。
惑星を襲う敵軍。対抗する武器のマニュアルが複雑すぎて誰も理解できない。
そこで男性の出番。これまでの経験を生かし、見事に惑星を救います。
・・・
とこんな書き方では、何か分からないでしょうね。
観ないと分かりませんわ。
この人たち、ちょっと頭おかしいんだろうなと真剣に思えるくらいの、迫力あふれるおバカさんでした。
大沢秋生さんって、舞台映像作品を作る方っていうことで名前だけ存じておりましたが、こんな人なんだ。
素朴な感じで面白い方でした。
ある意味、傑作。
次は彗星マジック。
ニュートラルの余韻が残っているので、切り替えが難しい。
何でも、今回が一応、定点風景のラスト。
大事な話なのに・・・
広がる森、終わらない戦争、森の中心の灯台。
これまでにその謎が明らかになっていき、その結末が語られます。
みんな優しいなあ、きっとまたこの世界に星空が戻り、戦争は終わり、森が普通の森でいられる日がやってくる。そして、灯台の火を守る少女も、もっと温かく優しい火を守る日がやってくるのかなと思わせるような素敵な終わり方でした。
来月は、そんなエピローグが待っているのかな。そうだったらいいな。
最後のシーンの役者さん各々の表情がとても印象的。
みんなが今よりもよくしたいという気持ちにあふれている感じ。実生活でもそんな表情でいたいものですね。
これまでの登場人物が回想シーンのような形で出てきて、とても懐かしかった。
思えば、昨年の5月が1回目。
作品の話も進みましたが、当然、私の時間も進んでいる。
あの時は、どんな気持ちだったかななんて思い出しながら、振り返って観劇していました。
1年を通じて行った公演だからこそ、伝えられることも大きいと思います。
うまく書けませんが、そんな大きいものが少しでも自分の心に入ってきていることが嬉しい。
いよいよ、来月がラスト。
お相手は私のお気に入り劇団、ステージタイガー。
何としてでも観に行きたい。
最後まで走り抜けるこの劇団の雄姿を楽しみにしています。
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コメント
ご来場ありがとうございました!
ご予約承れてよかったです!
また近々ホームページからのWEB予約が始まりますが、
当日のTwitterでのご依頼でも大丈夫ですので、
またもしもの時にはご活用下さい!
最終号は御存知、ステージタイガーさんです。
舞台上でのパワーに負けないように私たちも良いお芝居を作ってまいります!
ご来場お待ちしております!
投稿: 小永井コーキ@彗星マジック | 2011年3月10日 (木) 19時11分
>小永井コーキさん
ありがとうございました。
おかげさまで、フロントアクトも見逃さずにすみ、前の方で楽しく観劇できました。
定点風景すごく良かったです。
優しい気持ちになれました。
最終回、最高の舞台を楽しみにしております。
投稿: SAISEI | 2011年3月12日 (土) 09時16分