そのどこかに男たちはいたという【期間限定Saccharin】110222
2011年02月22日 ドーンセンター パフォーマンススペース
その鉄塔に男たちはいるという戯曲のインスパイア。
この戯曲の女性バージョンを演じた5人の方がそれぞれ書き下ろした短編戯曲集です。
単純に面白く感じる作品もあれば、全く分からない作品もあり。
正直、難しい。短編だからなおのことみたい。発想力が必要。
「Jくんのコト」
・・・、全く分からない。
電車の中。一人の男、景色は日常そのもの。そんな中に戦車も見える。
今、現在の日常。
昔、一緒の隊だったJくんのことを思い出す。
でも、確かにいたJくんのことを誰も思いださない。
・・・
う~ん、分からないや。
実は台本をいただいたので、それを見ながら書いているのですが、それでも分かりません。
これは何なのでしょう。
「キリギリスになれなかったアリ」
これも分からない。
男3人がコタツの中。
ふと外を見ると窓越しに1人の男が。
怖がる男たち。そのうち2人はそれが誰かに気付いているみたいで、パニックになる1人をなだめている。
窓の外の男が部屋に入ってくる。
昔、同じ楽隊だったメンバー。3人はやめて今、軍隊にいる。残った1人がやってきたらしい。
歌を聞いてくれという男に対し、それを拒否。聞かなければ、歌っていることにならないと言い張る。
それでは、一緒に歌おうという男。歌い出す。
その男に対し、攻撃をしかける。
何度倒れても立ち上がる。
分からないですね・・・。
聞かなければ、音は存在しない。見なければ、物体は存在しない。
何かそのあたりはキーワードっぽいのですが。
「森の中」
これは楽しかった。
森の中のネズミを擬人化。
ある雪の日の1日を描いている。
所詮生きても3年。フクロウやイタチにいつ狙われるか分からない生活。
今日も、仲間がフクロウにやられた。
何か切なくておかしい話だった。
「ともだち」
男2人が塔のかなり高いところへ。
2人は似た者同士なのか、仲が悪い。
とっくみあい。でも、なぜか2人ははじかれ合う。
そんな中、一人の修行僧が現れる。
こんな聖なる場所で何を遊んでいるのかと怒る僧。
僧に1人の男が近づく。
2人は磁石のようにくっつく。そしてもう一人の男も。
男、僧、男の順番にくっつく。
男同士は反発しあうので、それを利用して何とか3人は離れる。
でも、男がもう1人の男を突き飛ばし、僧とくっつけ合わせる。
そして、自分は逃げていく。
これもちょっとブラックな感じで不安な笑いを誘う。
「CHO-MA」
これも分かりにくい。すごく混乱する。
いまわの際にいる男。神様とともに正義感、お調子者、卑怯者らとサバイバルゲームをしたり、大富豪をしたりしている。
そんな中で男は、自分の死ぬ直前の出来事を思い出していく。
過去といまわの際シーンが交差して、途中から訳が分からなくなった。
で、結局誰が死んだのかとかもよく分からない。
まあ、ひどい観劇の仕方だったと思います。
学生の頃、全く分からない難しい授業を聞いているような。
もう少し、こういう芸術的な作品も楽しめるようになれないものかなあとちょっと落ち込んでいます。
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