月刊彗星マジック【彗星マジック×劇団ショウダウン】110208
2011年02月08日 インディペンデントシアター1st
劇団ショウダウンは新たな一面を発見、彗星マジックはさらに勢いを増してノリにのっているなあと感じさせるような観劇でした。
両劇団とも私のお気に入り劇団。
30分とはいえ、一挙に観れて満足。
オープニングアクトは彗星マジックによるダンスと歌での諸注意。
数ヶ月前から、ダンスをすごく入れ込んでこられます。
本公演を観る限りでは、体を使った表現はよくされる劇団ですが、あんまり踊ったりしないので新鮮。
最初は劇団ショウダウン。「ヘルター・スケルター」
作。演出のナツメクニオさんと看板女優の林遊眠さんの二人会話劇。
連続殺人犯の取り調べ。
手錠をした女性と刑事の巧みな会話が繰り広げられ、事件の真相へと話を進めます。
ラストは意外な結末ではあるのですが、かなり早い段階でそれが読めてしまったのが少し残念かな。
人をおちょくったような表情、言い回しで舞台を盛り上げる林さんは、本公演で拝見している雰囲気と同じ。
意外だったのはナツメさん。本公演ではちょっとした役で出演されることも多く、失礼な言い方ですが、出てこなくてもいいだろうぐらいに思っていましたが、がっつり芝居されると大変魅力的でした。
本公演とかでは、だいぶ抑えられていたのですね。
話としても面白く、劇団の違う一面が観れたのが収穫です。
彗星マジックは連作、定点風景。
広がる森、消えた星空、戦争・・・
これまでの舞台となっていた世界が作られる過去の出来事を語る話でした。
後2回となって、いよいよこの定点風景も佳境に入り、様々な真相が解き明かされるようです。
不思議な世界。今となっては昨年の春頃に拝見した話が懐かしく思えてきます。
その頃に比べて、ずいぶん雰囲気が変わったなとここ数回の公演で感じています。
偉そうな書き方ですが、劇団としてすごくしっかりしたものを持っているという自信みなぎるものを感じます。
ちょっとした小さな劇団を観るという感じだったのが、今では独特の世界観を醸し出す立派な劇団に素晴らしい作品を味あわせてもらいに行くといった感じになっています。
1年を通じて、ぐんぐん成長されたことと思います。
私もこれまでずっと、一応ファンとして観劇させていただいたので、一緒になって成長していることを期待しています。
後2回。最後までお付き合いできるようにしたいと思います。仕事が入らないことを祈って。
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コメント
今月号もご来場ありがとうございました!
ステキなご感想もありがとうございます!!
頂いたお声を励みに、
これからもどんどん加速してまいります!
どうぞよろしくお願いします!!
投稿: 小永井コーキ@彗星マジック | 2011年2月 9日 (水) 18時56分
>小永井コーキさん
楽しみにしています。
後2回。
最高の思いが味わえることを期待しています。
お体に気をつけてご活躍ください。
頑丈そうな方なので大丈夫だとは思いますが(o^-^o)
投稿: SAISEI | 2011年2月 9日 (水) 22時28分