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2011年1月 7日 (金)

空気(ひとり言)

昔、あなたは空気みたいにしか感じられなくなったからと言われて、ふられたことがある。

空気。

当たり前に存在し、必要不可欠な物。

そんな立派な物になったのにふられちゃうんだ。

当たり前の存在。

それがきっとポイント。

思うことをしなくなった結果だろう。

人って、付き合っていると当たり前になってくる。

最初の新鮮味は無くなる。

出会った時の新鮮な気持ちを維持し続けるなんて無理。

変わっていく環境や周囲の中で、自分にとって新しい物なんてどんどん入ってくる。

どれも楽しそうなことばかり。

どれに興味を引き付けられ、手を出したって、それは自由。

でもそれに思いを向けすぎたら、これまでの物への思いはおろそかになる。

思わなくなって、ふとそれを見るとなっているもの。

それが空気じゃないかな。

だから、きっと無理にでも思わないといけない。

失っていい物ならかまわない。

でも、残しておきたいものならば思わないと。

他の物への思いを少なくしてでも。

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