« 白ワインを極めよう その7 | トップページ | 小豆島八十八箇所遍路の旅 その40 »

2011年1月 5日 (水)

小豆島八十八箇所遍路の旅 その39

つづき。

回っていて、一ヶ所行っておきたいなという寺がありました。

山の観音です。「80番 子安観音寺」の奥の院みたいなところなんですが、霊場総本院の納経帳には御朱印を押してもらうところはありません。そのため、回りませんでした。それに、名前のとおり、山の上にありますから、なかなか行く気になれず。

ここは、病気封じ専門道場と呼ばれています。弘法大師様がこの寺の滝で修行をし、病気を封じ込める秘法を開発したそうです。これは、まさに今回の遍路の目的そのものです。

Dscn8660

Dscn8661

くねくね曲がった山道を約4kmほどで到着。良かったです。歩いていたら往復8km。間違いなく、日程がずれていました。

門を入ると暗闇の地下道のようなところを通って本殿に行きます。全く見えません。壁にでこぼこした物がありますので、それを触りながら。多分仏様の像なのだと思います。

本殿に行くと、僧がお一人いらっしゃいました。単独で来る人は珍しいみたいです。観光バスとかの団体客が多いようです。八十八箇所を昨日回り終えて、父の病気の事情を話します。それでは、般若心経をご一緒にということで、祈祷に入ります。15分ぐらいずっとお祈りです。

終了後、お金はいいというので、何かお守りでも買ってお金を納めることにします。

病気封じの腕輪、足のサポーター。歩けなくなってきている父にはちょうどいいではないですか。あと、お水様とかいって水回り、つまりはトイレの神様らしいですが、そのお守りも勧められました。トイレが汚いと、不運を招くというのです。でも、こちらはやめておきます。なぜかというと、ここのお寺のトイレに行ったのですが、めちゃくちゃ汚かったからです。説得力に欠けます。

ちなみに購入した腕輪とサポーター。1週間ぐらいはしていましたが、結局はずしました。腕輪やサポーターのゴムの締め付けにすら、体がついていかなくなってきたからです。大師様の病気封じの秘法すら打ち破る病気ALS(筋萎縮性側索硬化症)。その恐ろしさには、もはや言葉がありませんね。

せっかくなので少し山道を歩いて、大師様が修行された滝へ。

Dscn8662

静寂に包まれた綺麗なところでした。ここで滝に打たれていたのでしょうね。私もこの年の2月に滝行をしています。(http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-80dd.html

あの時は冷たくて、二度とごめんだと思いましたが、今なら少しやりたいぐらいです。暑いですから。

あとは、オリーブ園と佃煮や醤油の店が立ち並んでいたところでお土産を買おうと思います。

(つづく)

|

« 白ワインを極めよう その7 | トップページ | 小豆島八十八箇所遍路の旅 その40 »

小豆島八十八箇所遍路」カテゴリの記事

コメント

お寺のトイレって…なんか怖いんですよ

私だけ?

投稿: まこと | 2011年1月 5日 (水) 19時34分

>まことさん
これには写ってないよね。
車の写真みたいに・・・

投稿: SAISEI | 2011年1月 6日 (木) 13時18分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 小豆島八十八箇所遍路の旅 その39:

« 白ワインを極めよう その7 | トップページ | 小豆島八十八箇所遍路の旅 その40 »