白ワインを極めよう その3
◆Les Amis Vignerons d'Anne-Claude Leflaive 2008
? Grenache Gris
Pays Cathare
10/26 北新地ミルカレスにてグラスワイン。
その2で飲んだアンヌークロード・ルフレーブのシリーズ作品。これは南フランス、カルカッソンヌあたりの地域みたいです。歴史的には十字軍に深く関わるカタリ派の故郷だとか。ぶどう品種もボルドー、ブルゴーニュで聞くのとはちょっと違います。Grenache何々という品種が色々とあるみたいです。
味は前回飲んだブルゴーニュ ブリオネのシャルドネの物とはやはり違います。どちらかというと、こちらの方があっさりしている。後味に酸味というより、飲んだ瞬間からもう酸味といった感じか。時間が立って温度が室温に戻ってくると、あまり酸味は感じなくなり、若干甘みがでてきます。
市場価格は、まあ2~3000円ぐらいなのでは。
◆マコン・ヴィラージュ2005
? シャルドネ
ブルゴーニュ マコン
10/26 北新地ミルカレスにてグラスワイン。
その1で同じマコンのドメーヌ・ルフレーブ マコン・ヴェルズ2008を飲んでいます。これもシャルドネ。
恐らくTHEVENETが造り手。ジャン・テヴネ氏がマコンを代表する造り手なので、その一族なのでしょう。
甘い香りはするが、味は程よい甘さ加減。甘いワインにある口に残る思い感じも全く無い。むしろ、ちょっとすっきりしているぐらい。これは、かなり当たりです。
市場価格は2500円ぐらい。安い。これは自分で買って家で飲もうかな。
◆シャサーニュ・モンラッシュ ドメーヌ・ミッシェル・ニーヨン
? シャルドネ
ブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ
10/28 北新地ミルカレスにてグラスワイン。
これ、その2で飲んだものと恐らく全く同じです。もしかしたら年数が違うのかもしれませんが。
その時の感想は、「色は特に普通。非常に甘い匂いがします。蜂蜜とか、少しパイナップルっぽい。味わいが表現できません。すごく独特の味がして、これまでのワインとは全く味が違うのだけは確かです。力強いとでも表現すればいいのでしょうか。」
今回の感想は全く違います。
まず、甘い匂いなど全くしません。味わいは独特とかではなく、薄い。少なくとも力強いというような表現は絶対出てこないような味でした。
不思議ですね。体調、料理やその他もろもろで変わってしまうんでしょう。
ということは、もっとベースの味を押さえないとダメということですね。
◆シャブリ・プルミエ・クリュ・ヴァイヨン 2007
シャルドネ100%
ブルゴーニュ シャブリ
ヴァイヨンというのがシャブリの1級畑の名前みたいです。シャルドネだけあって、酸味はしっかり。でも香りはそれを感じさせないような若干の甘さがあります。最初、飲んでさっぱり、常温に戻るとすこし口に残るようになって味わい深くなります。
市場価格は多分2000円ぐらいでしょう。
◆マンブール・ゲヴュルツ・トラミネール 2004
ゲヴュルツ・トラミネール100%
アルザス
マンブールというのがアルザスの特急畑。ピエールスパー社はかなり歴史のあるアルザスのワイナリー。
恥ずかしながらゲヴュルツトラミネールというぶどう品種は初めて知りました。ドイツ生まれみたいですね。ドイツワインは好きで、特に甘いアウスレーゼ以上はそれなりに飲んでいたのになあ。
やっぱりアルザスが一番おいしい。香り、味ともいい。マスカットやグレーフフルーツのような感じだった。ドイツのアイスワインやトロッケンベーレンアウスレーゼのような、重たいぐらいの甘さは無い。まあ、言うならば飲みやすいジュースといったところか。
市場価格は多分3000円しないんじゃないのかな。マンブールという畑が格が高いので、同じような名前でももっと7~8000円しているものもあってよく分かりません。多分、ドメーヌによって違って、このピエールスパー社は少しお得感があるようなところみたいです。ドイツワインで同じくらいの味の物だと10000円弱するような気がするので、非常にコスト以上に楽しませてくれるワインです。
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