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2010年7月19日 (月)

PASSING GAME【shibaiya遊歩堂】100719

2010年07月19日 一心寺シアター倶楽

2回目の観劇。
(1回目の感想:http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/passing-gameshi.html

結局、もう一度、観に行くことにしました。
本日の観劇候補に挙がっていたヒポポクラテス、ベビー・ピーには申し訳ありませんが、またの機会となってしまいました。

でも、やっぱり観に行って良かった。
千秋楽ということもあるのか、前回を上回る盛り上がりに、ただただ感激です。

感想は前回と同じ。
作品としてのエンターテイメント性の高さは、今年の関西演劇の中で代表的だと思います。私もこれで今年115本目の観劇ですが、3本指に入れています。

役者さんも前回と同じような感想になるので省略。
強いて言えば、前の方に座ったので役者さんの表情がよりしっかり見えた。終盤のGA-KOさん(劇団野風増)と野中朋子さんの優しい表情は本当に素敵だった。

前回の時もそうだったのかな。全く気付かなかったのですが、最後の試合の審判は大澤真也さんですね。けっこう好きな役者さんなので気づきそうなのですが。前回はバスケ試合の臨場感が増すような舞台の使い方や役者さんの動きに感心していたので気付かなかったのかなあ。

千秋楽を観に行ったものだけの特権。この作品、最後にシュートシーンがあって、それが決まるかどうかでラストが変わります。この千秋楽だけシュートが決まりました。
他の方のブログで全く決まっていない情報は入手していたので、最後ぐらいはと思っていましたが、しみずしんごさん、見事に決められました。客は拍手喝采でした。
ただ、これを決めると、当然相手チームは負けになります。前回観た時は、決まらなかったので相手チームの勝利で、マネージャーがチームメイトに駆け寄り、かわいらしい姿をお披露目してくれます。今回はこのシーンが当然ですが無かった。ちょっとかわいい姿を楽しみにしていたので残念でした。
でも、違う形のラストも素敵な終わり方でした。本当はこっちの終わり方の方がしっくりくる。この終わり方を味わえてよかった。

当然みんながみんなバスケ経験者であるわけないので、かなりそちらの練習も積んだようです。その成果は十分あったでしょう。試合シーンは本当の試合を観ているような錯覚におちいりました。私の隣の隣の女性は、完全に試合観戦モードに入ってしまわれており、ゴールが決まるごとに拍手、パスがカットされるとあ~という叫び声。気持ちがよく分かりました。
演技・殺陣・ダンス・バスケ・・・、あらゆる要素をこの劇団員とともに客演の方々と一生懸命されたようで、最後の作・演出の方の全役者に対する感謝のご挨拶もとても印象的でした。

次回公演は10月。今度は何にチャレンジしてくれるのか。楽しみです。

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演劇」カテゴリの記事

コメント

ラスト(中身もですが)を変えれるのは生の演劇の特権ですね

投稿: まこと | 2010年7月20日 (火) 12時42分

>まことさん
確かに生の演劇の醍醐味ですが、悪い時もありますね。
この前はあんなに盛り上げっていたのに、今回は何か変みたいな。
演じる側の気持ちも変わるし、客が変わる影響も大きいみたいです。

投稿: SAISEI | 2010年7月21日 (水) 15時42分

私の好きなアニメテレビで3シリーズ続く物語があるのですが2シリーズまで映画にもなりました
映画版の2シリーズ目のラストは全く変わり3シリーズ目には続かない しかし私は違う物語として受け止めました

投稿: まこと | 2010年7月21日 (水) 21時18分

>まことさん
シリーズ物の捉え方も難しいよね。
違うものとして受け止めざるを得ないことも確かにありますし。

投稿: SAISEI | 2010年7月22日 (木) 01時08分

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