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2010年7月21日 (水)

火曜日のゲキジョウ30×30【2VS2×ゲキバコ】100720

2010年07月20日 インディペンデントシアター 1st

両劇団とも初見。
2VS2はコメディーコントで有名という噂を聞いたことがある程度で、ゲキバコは全く知らなかった。

両劇団とも色が全然違うが、技巧派だと感じた。
話がとても上手く出来ていて、その展開がわくわくさせる。
いいものを見させてもらったなあといった感じ。

まずはいつもどおり進行役の上田ダイゴさんと両劇団の代表者によるトーク。
両代表者ともに淡々としていながらもシュールな笑いを誘う。場がいい感じに盛り上がって開始。
すっかり火曜日におなじみになってしまったが、上田ダイゴさんの軽快な進行っぷりは上手だなあと毎回感じる。

まずは2VS2。ショートコントの2本立て。コントといってもお笑いの方がするような感じではなく、演劇作品っぽさが色濃く残っています。

「交換日記」
オタクの男と花屋の綺麗な女性。各々が日記を付けており、それを読む形で話は進む。
オタクの男は花屋の女性に恋をして、友人のアドバイスを受けながらその女性と親しくなっていく過程が日記に残っている。
花屋の女性は、花を買ってくれた男性に興味を示しながらも、誰かにストーカーをされているような気配に不安を感じていることが日記に書かれている。

ブラックコメディーと言うのでしょうか。
だいたい想像できるでしょうが、ラストはぞくっとさせられます。
私の好きなタイプの作品、一つの話を表裏からの視点で描く感じなので楽しめました。
長橋秀仁さんがオタクの男。妄想癖があるのか二重人格に近いものを演じられますが、本物みたい。観ていて本当にどっちか分からなくなるぐらい。
ストーカーされる花屋の女性は浅野アンリさん。表情だけで、どんな人と接しているところなのかとかを分からせてしまう。引いている表情とかは最高。

「恋のピンチヒッター」
敵対チームのキャッチャーとバッターの恋物語。
最近うまくいっていないのか、打順が回ってくるたびにバッターボックス内での痴話げんかが起こる。

こちらは先ほどとは一転、話の面白さでは無く、ホモネタでキャッチャー長橋秀仁さんとバッター番匠狼之さんの気持ち悪いキャラクターで笑わす。

次にゲキバコ。「4/3 サンブンノヨン」。

舞台は火葬場。父が亡くなって三姉妹が集まっている。
そこに生前、父に頼まれた執行人が遺言状を持って現れる。
遺言状の内容は、封筒をそれぞれ選び、その内容を相続させる。封筒を破れば絶対に相続しないといけない。封筒自体の受け取りを拒否しても構わない。拒否されて残った封筒は焼却処分する。
どうするか揉め始める三姉妹。
しかも封筒はなぜか4通ある・・・

題名しかり、話がとても上手く出来ている。愛をテーマにしたいい作品だと思う。
30分の時間で、設定を理解させ、姉妹の気持ちの変化を感じさせるところにすごいうまさを感じた。
こちらも私の好きなタイプの優しい作品。
当日配布チラシを見ると、一部の役者さんは8月のMicro To Macroのスカイフィッシュ・ワルツに客演されるようですね。観に行くつもりではありましたが、ここの役者さんも出演されるなら、いい作品が見れそうです。これは日程を空けておかなくてはいけません。

今回は両劇団ともに演劇の技を楽しませてもらいました。

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コメント

今回は両方共お腹いっぱいになりましたねo(^-^)o
ホモ話し 面白そう(^O^)

投稿: まこと | 2010年7月22日 (木) 12時45分

>まことさん
しっかりしたベースを持った両劇団でした。
ホモキャラは関西演劇界でも上手な人いっぱいいますよ。

投稿: SAISEI | 2010年7月23日 (金) 00時13分

いつも楽しく観ております。
また遊びにきます。
ありがとうございます。

投稿: 履歴書の封筒 | 2010年8月 2日 (月) 11時32分

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