四季彩3<守口>-1
急な来客。
しかもドイツ人医師。その奥様とご友人が一緒に勤め先のクリニックに来訪。
私の仕事場、細胞培養センター(CPC)を見学していただき、ランチへ。御贔屓の店、四季彩に予約を入れて向かう。
ただ、困ったことはドイツ人医師は日本語がほとんど出来ない。日本人の奥様に通訳をお願いしながらの会食になる。いつもなら、院長と一緒なのに昼間なので、当然、院長は診察で外出などできない。私が一人で頑張るしかない。
姫御膳弁当。小さくてかわいらしい。
現在はスウェーデンに住まわれている医師ご夫婦。奥様が日本人なので、日常、日本食を召し上がられているようだが、このような京都っぽい感じのお弁当にテンションが上がられている。
なかなかチョイスは良かったようだ。
湯葉鍋。
会話は、奥様とその御友人はドイツのハンブルグに昔住んでいた頃の御近所さんらしく、その時の思い出話で盛り上がっている。
私の使命はドイツ人医師と少し専門的な研究話をしなくてはいけないのだが、全く英語が出てこず、肝心の奥様が話が盛り上がって通訳できる状況に無いので、ただ話を聞いている状態に。
茶碗蒸し。
専門的な話はもうあきらめて、奥様方のドイツ時代話を聞いている。
けっこう文化の違いがあって、面白い。
乳製品などを中心に日本の食材の高さは異常らしい。生クリームなんて日本の10分の1の値段だそうだ。
それにハンブルグは大きい都市だが日本食専門の店は無く、味噌や納豆など、自分で作ってしまうような生活になるみたい。
冷凍食品を車で販売しに来たりするらしいが、さすがはヨーロッパ。休暇を1か月取得するのは当たり前であり、当然その配達も休んでしまうので、食材確保が大変らしい。
私も少しぐらい会話に加わらないといけないなと思って、食べ物キーワードで何かドイツのことで知っていることを探す。
ハリボーというグミ。実はこれ、すごく大好き。一時、中毒みたいになって必ずポケットに入れていたぐらいだ。
たしかハリボーはドイツのメーカーだったはず。
そのハリボーを口にすると、急にみんなのテンションが上がる。ドイツ人医師も何かすごく喜んでいる。
ハリボーのホームページでは国民の子供から大人までみんなに愛されている、もうドイツの誇りと言っていいぐらいのお菓子メーカーだというような説明があるが、まんざら嘘じゃないみたい。ハリボー好きに悪い人はいないぐらいの感じなのではないか。
重箱。刺身・天ぷらなど日本料理が入っている。
やっぱり、こんなスタイルは受けるみたい。ずいぶんと喜んでもらっている。
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コメント
会話の糸口が見つかって良かったですね
私は英語を聞き取る事すら出来ないですよ(-.-;)
少しは勉強しないと
投稿: まこと | 2010年7月31日 (土) 06時27分
>まことさん
俺は勉強しないよ。
最後まで逃げ続けるんだ。だって、嫌いなんだもん。
投稿: SAISEI | 2010年8月 1日 (日) 00時16分