風雲！戦国ボルテックス学園【ピースピット】100725

2010年07月25日　HEP HALL

（初日の感想：http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/100721-f581.html）
（中日の感想：http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/100723-2182.html）

初観劇のお友達を連れて、いよいよ千秋楽の観劇。

初日、中日とずっと同じ言葉でしか感想を書けていませんが、文句のつけようがないすごさでした。
細かなところまで、さらに色々と入れ込まれている。
公演中ずっと成長を続けている作品。妥協許さず、ちょっとでも魅力的にするよう実行される作・演出家、役者さんの魂こそ、この作品のすごさ、ピースピットのすごさなのかもしれません。

初日、中日の感想に引き続き、残りの役者さんの一言感想。

SUN!!さん（ミジンコターボ）。変な役だったけど、面白かったなあ。動きとかも面白い。一人芝居を拝見した時から思っていますが、この方はエンターテイナー色が濃い役者さんです。

丹下真寿美さん（泰平堂）。休憩中におかしなテンションで客席に販促活動しにきている姿の方が印象的だった。役どころの問題かなあ。今回は正直、あまり役としての印象が残らなかった。お目当ての1人なんで残念だったなあ。お得意そうな元気ハツラツさを存分に出せないような頭のいいキャラクターだったからなのかな。

森口直美さん（パプリカン・ポップ）。久しぶりに拝見したような気がします。私の中ではぴったりの役。ご本人のブログとかではあまり目指している方向では無いみたいですが、知的なクールビューティーという雰囲気は誰にも引けを取っていませんでした。

中野裕貴さん（泰平堂）。まあ、私はこの方目当てで観に行っているところがありますから、舞台で拝見できるだけで満足。毎回同じことばかり感想に書きますが、かわいらしいです。外観だけでなく仕草や表情が。特に、今回はそれが目立つキャラクターだったので。関係無いですが、おなかは出さないんですね。

西分綾香さん。いじめられっ子、頼りない、熱い気持ちを持っている。イメージどおり。出演されている多くの他の公演でも似たキャラクターを演じられています。これと言って目立つ感じじゃないのに、舞台ではすごく目を引きます。女優オーラでしょうか。

辻裕美さん、野下真歩さん。ほとんどお二人セットで出られていたので、まとめて。HYT4に出られていた方達だと思います。お二人が残ったんですね。HYT4や中之島文化祭でも拝見したので顔は覚えているといった感じです。忍者役だったんだ。次回の有毒少年にも出演されるので、ご活躍を期待しています。しかも辻さんが主演なのかな。出演者の中で多分一番若いと思われますが、一番色気がありました。

これで全員。
本当に皆さん、素敵でした。この魅力を今後の他の作品でも味わえることを楽しみにしています。

千秋楽恒例のオマケはキャストパレード間違い探し。これも最高だった。3回の観劇で一番目を引いて大好きだったキリストがメイン。きっと他の方も大塚宣之さんには目を奪われたんでしょうね。

一緒に行ったお友達も満足した模様。観劇中もずっとケラケラ笑って楽しそうにしていた。
少し、他の芝居も観たくなったみたい。
そりゃあそのはず。関西演劇でピースピット以上のものは無いと言っても過言では無い。それも千秋楽なのでなおのこと。
山浦徹さんがかなり気に入ったみたいで、化石オートバイの次回公演を予約しました。初めて観る人でも、やっぱり魅力的な役者さんはすぐ分かるものなんだなあと感心。

お祭りが終わってしまった。お祭りの後のどことなく寂しい気持ち。
他劇団公演も含めると7日間連続観劇。最後の締めがこれ。楽しい1週間でした。
たくさん楽しませてくれてありがとう。