我が家にヤツらがやってきた【U・WA・SAの奴等produce】100613
2010年06月13日 シアトリカル應典院
全く名前を知らず、役者さんでよく見かける面白い方々がそろっていたので観に行ってみました。
劇団では無く、朴友鳩さんという方のプロデュースで集まるユニットみたいです。
びっくりするくらい面白かった。と言うか、最後の方で客席からバカバカしいという絞った唸り声が聞こえるくらいの作品でした(もちろん、肯定的な意味合いでの声です)。
営業課長のお父さん。元気な父と奥さんと3人の子供、そして1匹の犬が家族です。子供は一番上の姉は家を出て一人暮らし。真ん中の弟、一番下は中学生の妹。
ある日、妹がボーイフレンドを連れて家にやってきます。
迎える家族。でも、そのボーイフレンドはお父さんの上司の部長。
とんでもないサプライズにパニックになる家族のもとへ、地球侵略にやってきた宇宙人夫婦と戦争から逃れて亡命してきた地底人の王とその家来。
もう自体は収拾つかなくなり・・・
あらすじはだいたい覚えているのですが、めちゃくちゃなので書きません。
一応、家族愛や信頼などまともな言葉がテーマになっていますが、設定がそれを全てつぶしていきます。
ただ、不思議と話自体はきちんと流れて進んでいくので不思議です。最後もきちんとオチがつきました。
単に乱雑に役者さんが好き勝手なことをして笑わせるとような形では決して無いということです。
この手の作品は大変大好物。我慢できず吹き出したりしながら、2時間たっぷり楽しませてもらえました。
観劇のきっかけになったのは、劇団ひこひこの五馬さとしさん、南綾郁さん、劇団吹田市民劇場おむすび座の前田夏季さんを所属劇団の本公演や魔法のチョコレートという劇団の公演などで拝見していて面白い役者さんであることを知っていたから。
この方たちはもちろん大活躍されていましたが、他の役者さんも引けを取らない見事な笑わせっぷり。
よくこんな役者さんばかり集めたものです。そして、きちんとした作品に仕上げたものだと感心します。
バカバカしいことを真剣にする。これ以上、笑わせてくれるものはありません。
公演が不定期みたいですが、是非また観劇したいですね。
少なくとも役者さんは覚えておいて、他公演での活躍を注目するつもりです。
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