小豆島八十八箇所遍路の旅 その2
第1日目(つづき)
時刻は10:00。まずは最初の札所「64番 松風庵」へ。
小豆島の八十八箇所は順番通りには通常回りません。
歩いて15分程度。もう道に迷います。地図がざっくりした物しかないので、よく分からないのです。
でも、地元の人はお遍路さんが困っているそぶりをしているとすぐに助けてくれるようです。地図とにらめっこしていると、道を教えていただきました。わざわざ、付いてきてくれます。
着きました。総本院からすぐそこでした。
まずは教えられたとおりに、山門に一礼。本堂に行き、蝋燭・線香をあげます。納札を奉納します。ちゃんと奉納する箱が用意されています。般若心経を唱えます。といっても知らないので、真言を唱えることで代わりとします。御本尊の神様によってそれぞれの真言というものがあるようです。これを唱えて、神様を呼び出し、お願い事をすればいいようです。
ここは延命地蔵菩薩。真言は「オン カカカ ビサンマエイ ソワカ」です。
願い事は「転職先でうまくいきますように」、「父のALS(筋萎縮性側索硬化症)の進行が止まりますように」です。それと、先ほど道を教えてくれた人の幸せも一緒に祈っておきます。
次に太子堂に行って同じことをします。
そして、通常は納経帳に御朱印を押していただくのですが、小豆島ではこれはお寺だけです。ここのような庵や堂では、そこを管理するお寺に行った時にまとめて押していただくことになっています。
お参りを済ませ、次へ向かいます。無人の庵なので、蝋燭・線香の火が心配です。消していきます。なんかもったいないので、今後は蝋燭・線香はお寺だけにすることに勝手にルールを変えました。
結構、疲れます。これをあと八十七回繰り返す。しかも毎日朝から晩までずっとお参りを続けて。
ちょっと気持ちが萎えてきました。さすがに巡礼ですから、そんなたやすいことではないとは思っていたのですが・・・。
(つづく)
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