いきなりベッドシーン【七味まゆ味一人芝居】
2010年04月27日 インディペンデントシアター 1st
う~ん。さっぱり分からない。
どう感想を書いたらいいんだ。困った、困った。
やっぱり一人芝居ってすごいなあとか、七味まゆ味さんってこれまであまりチェックしてなかったけど違う公演で見てみたいなとかは、見終わった今、思ってるんです。でも、この作品自体が面白いとか良い作品だなとは残念ながら感じられませんでした。
話は、女子高生が、入学式の時から何でも手に入れていくような内容。最初は楽しいことだけだが、そのうちに悲劇的なことも含めてどんどん手を伸ばします。例えば、わざわざいじめられるように振舞ったり、リストカットした友人に対して対抗心を燃やして、どんどん自分を追い込んだり・・・。最後にはボロボロになっても、なお清水寺から飛び降りるということをしでかします。
何書いてるか分からないでしょう。私が分かってないのだから、それは当然です。
作・演出の言葉では、人間のバイタリティーの限界を七味まゆ味さんという役者を通して表しているそうです。
あまりにも分からないので、何かヒントになればと公演終了後のアフタートークにも参加してみました。
作・演出の中屋敷法仁さんと役者さんのトークです。
その中で、中屋敷さんが一人芝居で面白い作品は見たことが無い、役者さんの魅力で成立していることようなことを言われていました。何となくですが分かる気がします。
要は、一人芝居においては、作品はその役者さんの魅力を最大限に引き出せるようなものであればよくて、内容は二の次ぐらいなのかもしれません。
この作品も、普段からバイタリティー溢れる七味まゆ味さんという役者の良いこと、悪いこと関係なく貪欲に取り入れる生き方を表現するにはふさわしいものだったのかな?
でもそうなると、その役者さんがどういう方なのかという情報が無いとちょっと苦しいのではないでしょうか。ぱっと見たオーラである程度は感じ取れるものの、そこまで客側に要望されても困ります。
まあ、とにかく何だったのかよく分からない。この方の所属する柿食う客という劇団の本公演を以前拝見した時も、同じだったんですよね。
今回はLINX'Sでの柿食う客に所属される役者さんの二人芝居が非常に見応えがある作品だったので、これはと思って行ったのですけどね。
多分、合わないんでしょう。アフタートークを聞いてそう思いました。
恐らくは中屋敷法仁という方の作・演出作品が。この方が素晴らしいと言っていることにどうも共感できない。
ご本人曰く、自分のことで2chで好き派、嫌い派に分かれてバトルがあったそうですが、ちょっと好き嫌いがはっきり分かれてしまうような方です。
私は、悪いですが、嫌い派に多分加勢してしまうな。
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コメント
うんうん。
そうですよね~。
ファンになる→知りたい→調べる→感性や個性を知る→良さがわかる
になるんでしょうね~★
1人芝居といってもその人を知ってないと面白く感じない
のかも・・・。
うんうん。
わかる気がする・・・。www
投稿: mio | 2010年5月 3日 (月) 17時56分
>mioさん
この役者さんは非常に有名な方で、感想ブログもたくさんあって、色々と拝読したのですが、こんな分からないなんて書いてるのは私だけですね。
絶賛、役者のパワーを感じるなど、褒め言葉のオンパレードです。私もすごいとは感じはしましたがね。
みんな本当に話をよく理解してるのかなあ。
投稿: SAISEI | 2010年5月 4日 (火) 15時40分