バットスプリングハズカム【MASTER:D】100312
2010年03月12日 インディペンデントシアター 1st
役者さんがほんわか、スマートな感じの方が多かったので、楽しく拝見できましたが、ちょっと私には難しかった。
どういう構造になっているのだろう。恐らく3つの話がパラレルに進みつつ、収束するパターンなのだと思いますが、最終的に把握できませんでした。もう一度、拝見すれば少し分かるような気がしますが、残念ながら他の観劇予定があるので。何かモヤモヤしています。
願わくば、当日配布資料にキャスト表と相関図みたいな物を付けて欲しかった。これを最初にちょっと見ておくだけで、今回のようなパラレルに進む作品は分かりやすくなるんですがね。それに役者の顔も覚えるし。
ネタバレにもなるから嫌がるのでしょうか。
うろ覚えながら、あらすじを一応書いておきます。
3つの話のキーワードは「睡眠障害」、「匂い」、「鍵」。
「睡眠障害」:すぐ寝てしまって予知夢を見る作家とその担当。眠れない女医に相談に行きます。・・・。
「匂い」:悪い人が何でも匂いを消してしまう薬を開発した教授と組んで、麻薬密輸をたくらみます。麻薬犬から逃れるためです。警察の男と新米女性のコンビは、匂いを何でもかぎ分けられる人を雇ってそれに対抗しようとします。ところが、雇った人が花粉症で匂いがかぎわけられなくなってしまう上に、密輸をたくらむ者同士の裏切りもあって・・・。
「鍵」:ある屋敷にピッキング犯コンビが侵入します。一方、屋敷の女主人は若い鍵師を雇って、金庫を開けさせようとしています。実は金庫は鍵師の生き別れた父親が作った物で、その鍵は特別な物を使わないと開かなくなっています。ピッキング犯と鍵師は現場でばったり出会います。女主人も巻き込んでの闘争が始まる中、「匂い」に出てくる警察コンビも踏み込みます。そこで明らかにされる事実、・・・。
この3つの話が最後つながるわけです。でもそれがよく分からない。特に「睡眠障害」の話は何で存在しているのかすら理解できません。
「匂い」と「鍵」はつながりが何となく分かります。多分、鍵と鍵穴・匂い分子とレセプターということでしょう。
もうあやふやになってしまって、最後どう終わったのか覚えていません。私だけかもしれませんが、本とかでじっくり読んだりした方が面白い作品のような気もします。
作・演の方の伝えたいことがほとんど理解できなかった感じで申し訳ないです。
まあ、数多く見てるとこんな観劇になってしまう時もあります。
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コメント
ふむふむ。
それはもやもやですね~┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~
見た感じでは、SAISEIさん以外の方にも
伝わっていないのでわないでしょうか!?
mioが見た感じはそう思いましたよ。
伝わらなかったのならそれはそれ、伝え切れなかった
劇団の方はもう少し見せ方を変えていけばいいですね!
作品自体はきっとおもしろいんでしょうからね♪
投稿: mio | 2010年3月14日 (日) 12時41分
>mioさん
他の方のブログも拝見して、整理しようと思ったら、3つじゃなくて、話は2つだと書いているものもありました。
その方も、話が繋がっていないと書かれていました。
これは、責任は7:3で作り手側だな。
投稿: SAISEI | 2010年3月14日 (日) 17時53分
パラレルとは違いますが現実と仮想空間の微妙な描写をする映画は私も苦手なんですよ
マトリックスの最終話なんて私から言わせればCG駆使したただのドンパチ(+_+)途中から寝ちゃいましたから(-.-)
投稿: まこと | 2010年3月27日 (土) 09時53分
>まことさん
ご無沙汰ですね。
えらい古い記事から登場しましたね。
マトリックスとかもそうなんだ。寝ると、それでついていけなくなっちゃいますもんね。
投稿: SAISEI | 2010年3月27日 (土) 17時32分