Candybox Mistery【みどりのうにょうにょしたもの】100214

2010年02月14日　芸術創造館

ここも劇団としては初観劇。役者さんは魔法のチョコレートで拝見したことがある方が二人ほど。

「バレンタイン」「ミステリー」「甘々」のキーワードで構成された作品とのこと。

恋愛ミステリーという感じでちょっと珍しいタイプの作品でした。

高校時代から毎年送られてきたチョコレートが今年は届きませんでした。贈り主は分かりません。
贈り主を見つけるために、従姉妹、会社のミステリー好きな同僚、旧友の力を借りて、調べ始めます。
一人、怪しい人物。高校時代の同級生でいつもクールで影のある女の子。この子ではないかと調べているうちに、実は資産家の隠し子で今、遺産相続に巻き込まれていることが分かります。
潜在的な記憶を頼りに、夢の中に入り込んだりして、その謎を解き明かしていきます。
そして、分かったことは・・・。

話の中で主人公の話以外に、甘酸っぱい恋がいくつか散りばめられており、ミステリーと言いながらもほのぼのした雰囲気が漂います。ちょっと見てて恥ずかしくなるような心情表現の部分もいくつか。

幸せを感じられる作品で良かったです。

役者さんは以前拝見している方で雪路さんと南綾郁さん（劇団ひこひこ）。

雪路さんは貫禄あるなあ。出番は少なかったけど、美人さんで存在感あるから、出てこられると舞台が締まります。

南綾郁さんは、ちょっとおかしな役で拝見することが多いです。今回もおかしいと言えばおかしい役ですが、作品の中心を担うどっしりした役どころ。しっかりした演技されているので、見直してしまいました。

劇団員さんはどなたなのかな。客演が多くて分かりません。男性役者さんは本当に普通な感じでした。覚えておいて、他公演でもどんな役をされるのか見たいものです。
劇団のホームページを今、拝見しましたが、りれ～小説という役者さんが順番に小説を連載していくページがあります。しっかりまだ読んでいませんが、けっこう面白そうです。

あと、かわいい人見つけた。前田夏季さん（劇団吹田市民劇場おむすび座）。今回はずっと思い続ける純粋な女性役。チラシを見たところ、4月に劇団ひこひこで客演されますね。不純な動機ですが、見に行こうっと。

昨年末から続く、芸術創造館にハズレ無しはまだ継続中です。いつ、終わりましたと書くことになるかなあ。