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2010年2月13日 (土)

マザーマザーマザー!!~拝啓母上様 私は元気に生きています~【悲願華】100212

2010年02月12日 一心寺シアター倶楽

この劇団は初観劇。役者の前田友里子さんだけは、どこかで拝見したことがあります。

学生さんなんですね、皆さん。夕陽丘学生演劇祭2010と称して、7劇団が激戦を繰り広げる企画での公演のようです。

先日拝見した関西大学万絵巻もこの企画に参加していたみたいです。
http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/100110-cbdd.html
ちなみに、この劇団は2009年度の最優秀劇団に選ばれています。

感想は、う~ん、感情移入できなかったなあ。ピアノの生演奏にミュージカルを取り入れた形での作品で、面白いことするなあと感心しながら楽しめましたが、結局、最初から最後まで淡々と観るような感じになってしまいました。

何がどうというか、私には作品のテーマ自体がどうもしっくりこなかったのです。

要はお母さんに感謝を込めた作品です。

高校生の女の子の下に、死んだはずの母がある日突然現れます。もちろん、他の人には見えません。
母が病気で入院して死へと近づいている時、その死を避けたい気持ちからか、あまり母と接しられなかったことを後悔していたところです。
その母ともう一度一緒に生活することによって、大切な時間を取り戻そうとします。自分を生んでくれた母に感謝の気持ちを伝えることができる大事な時間。
その時、・・・。

最後は書かなくても想像できますよね。
もちろん、書いたとおりに単純に話が進むのではなく、女の子を取り巻く環境が明らかになったり、回想シーンが入ったり、過去と現在の女の子が交差したりと演劇らしい巧みな技で作品を盛り上げます。
そこに素敵なピアノ演奏やミュージカル風な部分が入り込み、全体的にはすごいなという形に仕上がっているとは感じました。

しっくりこないのは、私が思い描く母への愛情は、やはり男ですから息子が持つものなので、娘が持つものとはどうも根本的に違うのではないかというところです。何が違うのかを言葉で説明はできないのですがね。観終わって、すぐにこれは間違いなく女性が作った作品だなと思いました。
それはそうでしょうね。大学生の女性たちが中心の劇団ですから、そうなって当然です。だから、同世代の女性には間違いなく心深くに響いた作品になっているのではないでしょうか。

面白かったのは、喫茶店で女の子とその友達が会話をするシーンがあるのですが、10分ぐらいですかね、どうでもいいわと言うような会話。女の子同士で集まって、ひたすら喋って、笑って、話を聞きあうみたいな感じ。あまりにも普通にありえるような状況で、一瞬芝居を観ているのを忘れてしまいそうでした。
こういう会話自体、やっぱり男には共感できないものがあるような気がします。全体的にこんな感じだから感情移入しにくかったんだという結論にしておきます。

あまり、いいこと書きませんでしたが、これはあくまで私の感想。

偉そうですが第3者的に、あくまで引いた形で作品を評価すると「お母さんありがとうが一杯詰まった心温まる物語。自分を産んでくれたお母さんとの大切な時間をもう一度振り返らせてくれる素敵な作品です。」ぐらいになるのではないでしょうか。

土・日もやっていますので、足を運ばれてみては。本日は、非常にガラガラでした・・・。

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演劇」カテゴリの記事

コメント

母親への思いは男女違うらしいですからね(多分父親へも)


ガールズトークシーンは女性だけは日常的で違和感無く観れたのかも

投稿: 魔呼斗 | 2010年2月13日 (土) 10時49分

>魔呼斗さん
聞き上手な魔呼斗さんは、結構こういう女性トークについていけるんじゃないですかね。
まあ、男もしょうもない話題で激論しているときありますから、同じか。
そういえば、昔、タコとイカを闘わせたらどっちが強いかで激論している人達に、どう思うか振られたことがあります。難しい問題ですねと言ったら、一緒に巻き込まれて大変でした。とりあえず、科学的にタコ派に付きましたが。

投稿: SAISEI | 2010年2月14日 (日) 11時29分

確かに私も親友と呼べる友達とはどうでもいい事でアツクなってました 最終的には「なんで喧嘩してるんだっけ?」という落ちで


タコVSイカですかぁ 種類や大きさにもよりますよね

投稿: 魔呼斗 | 2010年2月14日 (日) 21時49分

>魔呼斗さん
たしかに20代の頃はよくケンカになりました。
アツクなってる自分に酔ったりしてね。
今は、お互い引いたりできるようになったので、少なくなりましたが。

投稿: SAISEI | 2010年2月14日 (日) 22時17分

感想を見たかぎりではなぜ女性限定とか、母の日にやらなかったのかなぁ

って思っちゃいます

同じ女性だからこそ辛口になっちゃいますが、『ガールズトーク』を10分男性にみせるなんてありえないわっ
ねぇおすぎっwww

って事で見てもないのに批判してごめんなさいです

投稿: mio | 2010年2月15日 (月) 19時11分

ピーコが出てきたp(^^)q

投稿: 魔呼斗 | 2010年2月15日 (月) 19時35分

>mioさん
卒業公演だったので、これまでありがとうを伝える作品にしたい気持ちが強かったみたいですね。ともに苦労してきた仲間うちではきっとよく分かる作品だったのでしょうが、赤の他人にまではそれが伝わらなかった気がします。
家族・友達限定ぐらいにしても良かったかもしれません。

>魔呼斗さん
デザイナーセンスもある人だから、本当にピーコみたいかも(゚ー゚;

投稿: SAISEI | 2010年2月16日 (火) 09時34分

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