熊野古道小辺路の旅 その1-1
2008年5月のことです。
熊野古道伊勢路の旅を終えて、半年。
その間に東海道を日本橋から進み始めました(これは、また後日記事にしたいと思います)。
そして、会社を転職する決断をし、父が筋萎縮性側索硬化症(ALS)となりました。
東海道もいいのですが、やっぱり幹線道路ですから風情がありません。あの時大変だったけど、すがすがしい気持ちで歩いた熊野古道が懐かしくなり、小辺路制覇を計画します。
このルートは全長約70kmの高野山と熊野本宮大社を結びます。距離は短いですが、標高1000m級の深山を幾つも越えなくてはいけない厳しい路として知られています。1日20km弱ぐらいにして、じっくり攻めれば、いけるだろうということで決行です。
2008年5月26日
まず、新宮に行きます。次の日にバスで本宮大社まで行って、そこからスタートするという段取りです。
お昼で会社を退勤し、電車の中で松阪牛弁当を食べます。このお弁当は名古屋から電車に乗った時に予約をして、松阪駅でもらえるという有名な弁当です。これまでは、夜に現地に向かっていたので、売り切れで食べられなかったのです。
駅前の普通のビジネスホテルに泊まります。時刻は16:00。せっかくなので、あの神倉神社に行きます。(http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/23-2-0bf6.html)
前回行けなかったところを回りながら行きます。新宮市役所。ずいぶん機械的な作りをしています。
熊野古道で何回も出てくる、不老不死の霊薬を求めた徐福。新宮駅前に記念公園があります。
小学校前の標語。なんちゅう標語だ。万引きでもはやってるんですかね。神の住む町なのに、人間の汚らしい一面が見えます。
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コメント
新宮駅前の記念公園ってなんか・・・。
『中華街』の入り口みたいですね( ̄ー ̄)ニヤリ
『欲しいけど 気持ちをおさえて 手を出すな』
・・・。
当たり前でしょ!!!
ってつっこみたくなる感じです(笑っ)
投稿: mio | 2010年1月22日 (金) 03時44分
>mioさん
中には売店があって、徐福の水ペットボトルが売っています。写真撮ればよかったな。
看板まで作って飾る標語ではないね。
と言うわけで、また不人気シリーズ、熊野古道始まるから。
投稿: SAISEI | 2010年1月22日 (金) 12時21分