<DVD>ダークキャッスル【劇団ショウダウン】
素晴らしい作品でした。家なので人目が気になりませんから、少し涙です。もう完全にショウダウンのファンになりました。
先日、公演された「ラビリンス」で劇場販売されていたDVDで、2008年の作品です。
さらに過去の作品も販売していたんですけど、よく分からないので購入しなかったのが心残りで・・・。
次回公演の際には全て購入するつもりです。
父親の都合でひと夏だけ引っ越ししてきた少女。その子が気になる男の子。二人は町の幽霊がでるとうわさの館に行きます。そこには、館の主の少女と魔界から落ちこぼれてやってきたモンスター達が住んでいます。最後の夏をみんなで楽しむ中、この館をのっとろうと地上げ屋がやってきます。館を守ろうと頑張る二人と少女、モンスター達。でも、この館にはある秘密が・・・。
「ラビリンス」の感想でも書きましたが、先が何となく読めます。(http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/091220-598e.html)
でも、そこが本当に素晴らしいんです。
脚本の深さと演出のうまさ、役者さんたちの魅力的な感性でしょうね。分かっちゃいるけど、先が気になり、最後落ち着くところに話が持っていかれても、感動してしまいます。
役者さんも「ラビリンス」に出られている方も多く、昔から先日の公演で感じた魅力をいかんなく発揮されていたことを知りました。
その中でも一人、魅力的な役者さんを発見。
四方香菜さん。
LINKSというイベントでLキューブというユニットで劇場で初めて拝見して、お気に入りになったんです。(http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/santacrosssetsu.html)
ほんわか、ほっこり、癒しとかそんな言葉が似合う二人組なんですけど、作品は軽い感じながら奥が深いというか。まだ大学生だというんだから、びっくりとともに何か嫉妬心が沸きます。
こんなところで客演されてるとはねえ。*訂正2009.12.24
ご本人のブログに素敵でしたというコメントをしたところ、ご丁寧なお返事をいただきました。この時点では、劇団ショウダウンに所属されてたそうです。
清楚で可憐で、心に秘めた悲しみを持ち合わせた少女の役でした。やっぱり、目を引く人はDVDでも劇場でも目を引くものですね。でも、このDVDを見ていて急に思い出したんです。恥ずかしながら気付かなかったのですが、既に持っているDVD「雪月花」にも出演されていました。同じく清涼な少女役です。LINKSで拝見した時が、普通のどこにでもいるような女の子役だったから気付かなかったんですね。お決まりの言葉ですが、女優さんですね。化け方がすごいから分かりません。同じ人だとは思えない。
あと、ついでというと失礼ですが、林遊眠さん。
この人、天才だなあ。セリフが全部毒を持っているにのかわいく映る。天真爛漫に人を平気で傷つけるみたいな。作品の核ですね。
こういう作品に出会えると嬉しくなりますね。感想としては低レベルかもしれませんが、最後に人を優しくさせてくれる作品は全て名作です。それだけ魅力的な方々によってしか出来上がらない作品だと思いますから。
あ~。今さらどうしようもないけど、他の作品DVDも購入しておくんだった。
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コメント
完全な信者ですね★
ショウダウンのキーワードをだいぶ出てきますもんね
観賞されてそんなにたたないのに、すごい勢いで
ファンになってますもんね♪
今度の観賞の際にスタッフにdvdきいてみてわ?!
投稿: mio | 2009年12月25日 (金) 03時15分
>mioさん
公演に行けば売ってるんだけどね。
次回は多分半年後ぐらいだから。
DVD購入する人って結構少ないんです。
まとめて買ったりすると、なにこの人みたいな雰囲気になるんで、控えて買ってしまうんです。
どこかの劇団でDVD3本ほど買った時、全キャストが出てきたことあったぐらいです。
投稿: SAISEI | 2009年12月25日 (金) 08時53分