2012年5月27日 (日)

熱海殺人事件 ザ・ロンゲスト・スプリング【THE EDGE】120526

2012年05月26日 EPOK

今年1月に拝見した敗者髪切りマッチのリベンジ。
この時の作品とは違うバージョン。
(前回のモンテカルロイリュージョンの感想:http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/the-edge120122-.html

話が違うのは知っていたが、ここまで違うとは思わず、少々驚いている。
モンテカルロもこちらも、男女の情念や身分差による生き方の悲哀などがテーマとして描かれているのだろうが、こちらは非常に混乱する。
4人しかいない登場人物で設定も同じなのだが、こちらは全くキャラが掴めない。
いったい何を考えているのかがずっと分からず、気がおかしい人達のままで最後まで観るしかなかった。
かなり深い。複雑で分からない。

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2012年5月26日 (土)

赤い夕陽のでんでけ伝【劇想からまわりえっちゃん】120526

2012年05月26日 一心寺シアター倶楽

2012おうさか学生演劇祭の最優秀劇団賞を受賞した劇団。
残念ながら、この時は見逃し。それまでも、なかなか縁がなく、今回は最優先で観劇。

関西を代表する老舗劇団、南河内万歳一座の名作を若手の実力派劇団がリバイバルする企画。
初演は調べたら、1982年である。私ですら小学生だ。
ということは、出演されている方々は恐らく生まれていない。よく挑戦したものである。

とにかくハイテンションで貫き通していた。
思いっきり笑えるところもあるし、苦笑いさせられるところもある。もちろん、時が止まったのではないかと思うくらい唖然とさせられるところも。
当時の日活映画のパロディーを盛り込みたいだけ盛り込んだ作品。
一点の曇りなし。やりきる力には圧倒される。そこには、往年の名作であるというリスペクトを含んだ安心感もあるのかもしれない。
当時がどうだったのかは全く分からない。往年のファンがどう感じるのかも、比較対象が無い私には想像がつかない。
でも、今、観た限りではかなり評価の高い作品である。とにかく面白い。
昨年のつかこうへい追悼企画しかり、往年のファンが存分に楽しんだのであろう作品を、今、観れるという喜びは大きい。

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ゲルダ【ムーンビームマシン】120525

2012年05月25日 HEP ホール

童話の世界の絵本から飛び出してきたようなキャラたちが織りなす、この劇団らしい最高級のエンターテイメント作品。
照明・音響・映像を駆使し、歌・ダンスを盛り込んで創り上げる美しい世界は、もはや驚きではなくなり、定評どおりとなるまでにその地位を築き上げています。
今回はそれに可愛らしさも加味されて、軽快なタッチに仕上がっており、より観やすくなっているように感じます。

(以下、ネタバレ注意。大丈夫なレベルのような気がしますが、一応日曜日まで公演が続くので終了まで白字にしておきます)

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2012年5月25日 (金)

七刑人【劇団飛び道具】120524

2012年05月24日 アトリエ劇研

ロシアのレオニード・アンドレーエフの「七死刑囚物語」が原作。
いつものごとく、原作など全く知らずの観劇。
それにしては、この舞台への引き込まれ具合はどうしたものか。
とにかく目が離せなくなるような舞台だった。
迫りくる死の中で、描かれる生への執着。
そこには弱くも強くも人の本性が浮き上がってくる。

(以下、ネタバレ注意。公演終了まで白字にします。公演は日曜日まで)

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2012年5月21日 (月)

ウブメ【西東プロデュース】120520

2012年05月20日 シアトリカル應典院

妊娠をテーマにした妄想ワールドが繰り広げられる。
私の知識不足はあるにしても、作品の本質が非常に分かりにくい気がする。ただ、はちゃめちゃに奇妙な設定の中でバカ騒ぎをした作品では無いだろう。何か思わせたいことがあるはずだ。これが見えないというのは、こちらの観劇能力不足だが、今回は見せる力も不十分のように思える。テーマがテーマだけに、難しいところはあるのだろうが、もう少し何とかならんかったのかと感じる。
どう捉えるかは、もちろんこちらの自由だが、考える際のある幅は観終えた後に欲しい。
そうしないと、何でも好き勝手に解釈すればいいということになる。それでいいのかもしれないが、本来、伝えたいことをある程度分かった上で好き勝手に解釈するのと、何も分からぬままでは大きな違いがあるはずだ。
創り手の気持ちは前者だろうし、観る側もそうありたいと思っている。

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勿忘草【劇団空組】120520

2012年05月20日 芸術創造館

月の王子様以来、ずっと追い続けている劇団。
人の優しい想いや絆など、大切なものを描いたメッセージ性の強い作品が多い。まわりくどいことはせずに、それをそのまま伝えられる。ちょっと気恥ずかしくなってしまうくらいに。
楽しい時は思いっきり笑う、悲しい時は思いっきり泣く、どうしようもない時はその場で立ち止まる、でもまた不安な一歩からでも進み始める。そんな当たり前のことを若さ溢れる素直な気持ちでダイレクトに表現される。
私の中では、応援ソングならぬ、応援演劇作品みたいな位置づけ。
元気をもらいに足を運ぶ。
もちろん、作品中に盛り込まれるダンスや歌のパフォーマンス、ドタバタの中でのコメディー要素、そして、何といっても関西屈指の美少女劇団であることは、さらに劇場に足を運ばせる大きな要因となっている。

今回の作品は、苦しみから解放されるために人はどうすればいい、忘れてしまえばいいのかを問うた話。
忘れてしまえば楽な話だが、そんな苦しみから人との関わり、人の優しさが浮き上がることが伝えられる。
楽しい思い出だけ残っていれば人はそれで幸せとは限らない。

前回公演で一度解散し、新生劇団として再出発した第1弾作品。
これまでの魅力を失うことなく、さらにエンターテイメント性がアップして、より明るく楽しい時間の中で大切な想いを描く素敵な作品が仕上がっていた。

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『つづく』【伊丹想流私塾第16期生公演】120519

2012年05月19日 アイホール

うへぇ~。
個人的な事情ですが、この日はLINX'S、オパンポン創造社とはしごした上での観劇。
短編が重なり、もう頭がキャパオーバーになってしまいました。
総合的な感想は、簡単で気楽に観れるようなものではなく、想像、想像と頭を奮い立たせないといけないものでした。
戯曲をしっかり学んだ方々の総決算だけあって、その内容は難しいけどどこか演劇的な面白味を感じさせる作品に仕上がっています。

8作品。
テーマは「つづく」であり、各作品、2話ずつあります。
各作品の第1話をまず上演して、それから第2話を上演するという今までにないスタイル。
全作品とも1話では終わらない物語。そして、2話でもまだつづきを感じさせるような設定になっています。

分かりにくくて頭パニックになるのではと思いましたが、意外にこのスタイルは面白い。
時間にして7~8分ぐらいでしょうか。1話で、テレビのように「つづく」テロップが出るようなシーンでばっさり切られて、一巡して2話を待ちます。
8作品もありますから、感想は多彩です。
ばっちり決まってるなあと思うものもあれば、2話見てもまだ話が把握できないもの、つづくというか、途中で終わってるだけじゃないのかなとクエスチョンマークが浮かぶものなどなど。

この「つづく」は観る側にとっても大事なことで、私は作品を観終えた後に、登場人物を自分の頭の中で動かしたいです。スピンオフ作品とかが好きなのはそういうところにあると思います。
ただ、それが出来る作品は意外に少ないです。
しっかり終わってしまえばなかなか難しいし、あとはお客様がご自由にみたいな感じにされても幅が広すぎてどうとでも想像できるような感じでは面白味が無い。
程よい幅を持たせた終わり方だと、自分のその時のバイオリズムに応じてよりハッピーな方向へと話を想像してニコニコしたり、悪意的に考えてほくそえんだり、切ないキャラを救済したり、悪いキャラを更生させたりと、色々と楽しめるのです。
これは演劇だけでなく、本などでも同じ。
記憶に残る作品と言うのは、きっと内容を覚えているのではなく、その後、自分でまた噛み砕き直すことができた作品のような気がします。

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2012年5月20日 (日)

オパンポン★ナイト セレクション【オパンポン創造社】120519

2012年05月19日 インディペンデントシアター1st

主宰の野村侑志さんは、かなり拝見している。この日も、午前中にLINX'Sであの有名な姿を拝んできたばかり。
でも、劇団としては初めて。
これまでの姿から、まあ荒々しいバカっぷりを押し出した作品なのだろうと思っていたが、全然違う。
普段の荒々しさを照れ隠しするかのように、淡い雰囲気で進む温かい気持ちになる短編が揃った公演だった。
当日チラシに書かれたテーマである「今(自分)からの脱却」をそのまま感じさせる。
一言で言うと、この劇団は素敵である。

(以下、ネタバレ注意。公演終了の日曜日まで白字にします)

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LINX'S 04 B team【LINX'S】120519

2012年05月19日 インディペンデントシアター2nd

昨日に引き続き、B teamを観劇。
(A teamの感想:http://ksaisei.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/linxs-04a-eamli.html

(ネタバレするので、公演終了まで白字にします。月曜日まで。)

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2012年5月19日 (土)

LINX'S 04 A team【LINX'S】120518

2012年05月18日 インディペンデントシアター2nd

これまでの勢いを引き継ぎながら、お祭り感覚も残した上での立派な演劇イベントとして確立したなあといった印象かな。
観劇初めての人、始めたばかりの人、過渡期を迎え始めている人、観劇道ン年のベテランさんから、創り手、客側とみんなが楽しめる時間を生み出す公演になっているのではないだろうか。
主宰の石田1967さんが、この目で確かめて選んだ劇団。
どこかしらに魅力はあるに決まっており、それをしっかりと味あわせてもらった。

とりあえず、初日観てどう?と聞かれたら、私は梅棒、マジ、ヤバイと答えると思う。

(以下、ネタバレ注意。大したことは書いていませんが、始まったばかりなので公演終了まで白字にしておきます。読まなくていいから、とりあえず、観に行けばいいと思いますよ。演劇らしい作品をじっくり味わうもよし、迫力あるダンスを楽しむもよし、かっこいい男性を間近で観てキャーキャー言うのもよし、可愛らしい女性に見惚れるもよし、何でもいいからこの素敵な時間を楽しんで来てください)

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